RTX 4060から乗り換えるならどのGPU?予算別おすすめと実質コスト【2026年版】
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どのGPUが正解か
RTX 4060は1080p・中〜高設定ならまだ戦えるGPUですが、2025年後半からVRAM 8GBが足を引っ張るタイトルが増えています。モンスターハンター ワイルズではテクスチャがぼやけ、サイバーパンク 2077のパストレーシングは実質不可。1440pに移行しようとすると、VRAM不足でフレームレートが激しく落ち込みます。
「そろそろ買い替えたい」と思ったとき、候補が多すぎて迷うのが現状です。RTX 5060、RTX 5060 Ti、RX 9070、RX 9070 XT、RTX 5070——どれもRTX 4060より速いのは間違いありませんが、価格も性能差もバラバラです。
この記事では、RTX 4060を売却した差額=「実質コスト」を基準にして、5つの候補GPUを横並びで比較します。すでに「RTX 4060が現役かどうか」は別記事で判定しているので、ここでは「乗り換える前提で、何を買えばいいか」だけに集中します。
目次
RTX 4060の売却相場
乗り換えコストを正確に計算するには、まず手持ちのRTX 4060がいくらで売れるかを把握しておく必要があります。2026年4月時点の相場は以下の通りです。
| 売却先 | 相場 | 手取り目安 |
|---|---|---|
| メルカリ | 39,800〜44,000円 | 約33,000〜37,000円 |
| ヤフオク | 28,000〜35,000円 | 約25,000〜31,000円 |
| じゃんぱら / ソフマップ | 買取 約30,000〜35,000円 | そのまま現金化 |
この記事では手取り約30,000円を基準にして「実質コスト」を計算しています。メルカリで高く売れれば実質コストはさらに下がりますし、買取店に持ち込む場合はやや上がります。
候補GPU 5つの実質コスト比較
RTX 4060からの乗り換え候補を一覧で比較します。価格は2026年4月時点の最安モデル(税込)です。
| GPU | VRAM | 実売価格 | 実質コスト | 性能向上 | 評価 |
|---|---|---|---|---|---|
| RTX 5060 | 8GB | 約56,000円 | 約26,000円 | +15〜20% | 非推奨 |
| RTX 5060 Ti 16GB | 16GB | 約90,000円 | 約60,000円 | +35〜45% | 本命 |
| RX 9070 | 16GB | 約86,000円 | 約56,000円 | +50〜65% | コスパ最強 |
| RX 9070 XT | 16GB | 約94,000円 | 約64,000円 | +60〜75% | 高コスパ |
| RTX 5070 | 12GB | 約100,000円 | 約70,000円 | +80〜100% | 最高性能 |
性能向上率は複数のレビューサイトのゲームベンチマーク平均値です。タイトルや解像度によって上下します。個別の比較データは各レビュー記事を参照してください。
候補GPUの詳細評価
RTX 5060 — 乗り換える意味が薄い
実質コストは最も安いですが、VRAM 8GBが据え置きのため乗り換える根本的な理由が解消されません。RTX 4060でVRAM不足を感じているなら、RTX 5060に替えても同じ問題が続きます。性能向上も15〜20%と控えめで、「体感できる差」としてはギリギリのラインです。
DLSS 4.5のマルチフレーム生成(MFG)には対応していますが、MFGはフレームを補間する技術であってVRAM不足を解消するものではありません。VRAMが足りなければMFGを有効にしても根本的なスタッタリングは改善しません。
RTX 5060 Ti 16GB — DLSS重視の本命
VRAM 16GBでRTX 4060の根本的な弱点を完全に解消できます。1440p高設定でも安定した動作が期待でき、DLSS 4.5のMFGを使えばフレームレートをさらに底上げできます。RTX 4060比で+35〜45%の性能向上は、1080pから1440pへの移行にも十分な伸びです。
注意点は2つ。まず8GB版を掴まないこと。RTX 5060 Tiには8GBと16GBが存在し、1440pで最大18%の性能差があります。購入前にVRAM容量の確認は必須です。もう1つは品薄。GDDR7の供給不足で16GB版は入手しづらい時期があります。在庫を見つけたら早めに判断してください。
RX 9070 — コスパで選ぶならこれ
RTX 5060 Ti 16GBより安い価格で、性能は上。実質コスト約56,000円に対して+50〜65%の性能向上が得られるため、「1円あたりの性能向上」で見ると最も効率が良い選択肢です。16GB GDDR6のVRAMも十分で、1440p高設定でも余裕があります。
RDNA 4アーキテクチャの電力効率も優秀で、RTX 4060からの換装でも電源ユニットの交換が不要なケースが多いです。ドライバ更新による性能改善も継続的に行われており、発売時点から最大27%の向上が報告されているタイトルもあります。
デメリットはDLSSが使えないこと。FSR 4には対応していますが、対応タイトル数・画質ともにDLSS 4.5の方が一歩先を行っています。レイトレーシング性能もNVIDIAに劣るため、RT重視ならRTX 5060 Ti 16GBの方が向いています。
RX 9070 XT — 性能とコスパの両立
RX 9070の上位モデルで、約8,000円の追加で10〜15%の性能向上が得られます。RTX 4060比では+60〜75%と大きな性能差があり、1440p高設定で安定して高フレームレートを出せます。ドライバの成熟で一部タイトルではRTX 5070 Tiに迫るケースもあります。
RX 9070との差額が小さいので、予算に余裕があるならXTを選ぶのが効率的です。ただしRX 9070と共通のデメリット(DLSS非対応・RT性能)もそのまま引き継ぎます。
RTX 5070 — 1ランク上の世界
RTX 4060比で性能が約2倍になります。1440p最高設定はもちろん、DLSS 4.5のMFGを併用すれば4K環境にも手が届きます。クラスが2段階上がるため、体感差は非常に大きいです。
DLSS 4.5への完全対応はNVIDIA GPUの強みで、対応タイトルでは圧倒的なフレームレート向上が得られます。レイトレーシング性能も高いため、RT ONで遊びたいタイトルが多い人には最適です。
唯一の懸念はVRAMが12GBであること。16GBのRX 9070系と比べると少なく見えますが、GDDR7の広帯域によりVRAM不足のスタッタリングは起きにくい設計です。ただし将来的なタイトルでは16GBが標準になる可能性もあるため、長期運用を重視するなら気にかけておく必要があります。
予算別おすすめ
RTX 4060を約30,000円で売却する前提で、追加予算(実質コスト)別のおすすめを整理しました。
最も多くの人におすすめできる価格帯です。RX 9070はコスパ最強、RTX 5060 Ti 16GBはDLSS 4.5を活かしたい人向け。どちらも16GB VRAMでRTX 4060の弱点を完全に解消できます。
RX 9070から+8,000円でさらに10〜15%の性能アップ。差額が小さいので余裕があるならXTを選ぶのが効率的です。1440p高設定を安定させたい人に。
性能2倍の別世界。4K視野・RT ON常用・DLSS 4.5 MFGをフル活用したいなら、この価格差を払う価値はあります。長期間使い倒す前提なら最もコスパが良くなる可能性も。
安さだけなら魅力的ですが、VRAM 8GBのままでは乗り換えの意味が薄いです。「もう少し予算を足して16GB VRAMのGPUにする」のが正解です。
RTX 4060を高く売るコツ
新GPUを買う前にRTX 4060を売却しておくと、資金効率が上がります。数千円の差が出るポイントを押さえておきましょう。
RTX 4060からの乗り換えで最も重要なのは、「VRAM 8GBからの脱出」です。性能向上だけを見るとRTX 5060でも+15〜20%のアップですが、VRAMが8GBのままではRTX 4060と同じ問題を引きずります。せっかく乗り換えるなら、16GB VRAMのGPUを選んで根本原因を解消するのが合理的です。
コスパ重視ならRX 9070(実質約56,000円で+50〜65%の性能向上)、DLSS 4.5とレイトレを重視するならRTX 5060 Ti 16GB(実質約60,000円で+35〜45%)。予算にさらに余裕があるなら、性能が2倍になるRTX 5070も検討する価値があります。
まずはRTX 4060の売却価格をメルカリや買取サイトで確認し、差額でどのGPUに手が届くかを計算してみてください。VRAM 8GBの限界は今後ますます厳しくなる一方なので、乗り換えるなら早い方が売却額も高くなります。
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