Okinos Air Cross Whiteは買い?10月17日発売、標準ファン5基・GPU400mm対応を確認
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標準ファン5基、GPU400mm・電源170mm・空冷180mmの条件で選ぶ
白いケースを選ぶと、外観は決まっても、ファンが足りない、グラフィックスカードが入らない、電源が干渉するといった確認事項が残ります。Air Cross Whiteは、本物のウォルナット材をフロント下部に使った白いATX対応ミドルタワーで、電源をフロント側に置く珍しい構造をとっています。
発売日は2026年10月17日、価格はオープンです。PWMファンは5基付属しますが、出荷時に取り付けられているのは4基で、リアの140mmファンはアクセサリーボックスに同梱されます。グラフィックスカードは400mm、空冷CPUクーラーは高さ180mm、電源は奥行き170mm(ケーブル除く)が上限です。
この上限に収まり、背面コネクタ対応の裏配線マザーボードを使うか、底面からGPUへ風を当てる構造が欲しい構成なら候補になります。一方、前面と底面にラジエーターは載りません。
目次
発売情報Air Cross Whiteは2026年10月17日に発売

Air Crossは2025年10月に国内で発売されたケースで、今回のWhiteは同じ設計の新色です。リンクスインターナショナルの発表では、全国の家電量販店、PCパーツ専門店、各種EC販売店で2026年10月17日から販売されます。推奨価格はオープン価格で、発表時点では税込の希望小売価格が示されていません。
| 項目 | Air Cross White |
|---|---|
| 型番 | OKICC-AIRCROSS-ATXW(JAN 4897121941567) |
| 発売日 | 2026年10月17日 |
| 価格 | オープン価格 |
| 対応マザーボード | ATX・Micro-ATX・ITX |
| 本体サイズ | 奥行き468×幅238×高さ462mm、約8.17kg |
| 素材 | スチール、強化ガラス(4mm)、ウォルナット材 |
| フロント端子 | USB 3.0×2、USB Type-C 10Gbps×1、ヘッドホン/マイク端子 |
| ドライブベイ | 3.5インチ×1、2.5インチ×2 |
| 保証 | 1年(リンクスインターナショナル) |
ファン構成標準ファンは5基、リアは自分で取り付ける
付属するのは、フロントの140mm PWMファン2基、電源シュラウド部の120mmリバースファン2基、リアの140mmファン1基です。リバースファンは底面から吸気してGPUへ風を当てる位置にあり、フロントのファンはCPU周りへ向かう水平方向の流れを受け持ちます。ファンはデイジーチェーンでつながり、付属の3分岐PWMケーブルで配線をまとめられます。
| 位置 | 標準ファン | 搭載できるファン |
|---|---|---|
| フロント | 140mm PWM×2 | 140mm×2 |
| 電源シュラウド | 120mmリバース×2 | 120mm×2 |
| リア | 140mm PWM×1(別梱包) | 120mm×1または140mm×1 |
| トップ | なし | 120mm×3または140mm×2 |
※標準ファンの回転数は500〜1,350rpm(±150rpm)。公称風量は140mm(フロント)が77.61CFM、140mm(リア)が74.08CFM、120mmリバースが58.4CFMです。ファンはARGB非搭載で、単体販売はありません。
メーカーは、トップに360mmラジエーターを取り付ける場合、先にラジエーターを固定してからリアの140mmファンを付けるよう案内しています。順番を逆にすると、リアファンが作業の邪魔になります。ラジエーターはトップに120mmから360mm(全長402mmまで)、リアに120mmが対応で、フロントと底面は非対応です。
ファンの数や公称風量は、ケース全体の冷却性能を示す数字ではありません。通気口の形、フィルター、搭載するCPUやGPUの発熱で温度は変わります。Air Cross Whiteの温度と騒音を、ほかのケースと同じ条件で比べた測定は確認できていないため、現時点で「どちらが冷える」とは言えません。
適合サイズGPUは400mm、空冷は180mm、電源は170mmまで
メーカーの仕様では、グラフィックスカードは400mm、空冷CPUクーラーは高さ180mm、電源ユニットは奥行き170mm(ケーブルを含まない)までが上限です。電源をフロント側に90度横向きで置くため、一般的なケースより電源の奥行きに余裕がありません。
| パーツ | 上限 |
|---|---|
| グラフィックスカード | 長さ400mm |
| 空冷CPUクーラー | 高さ180mm |
| 電源ユニット | 奥行き170mm(ケーブル除く) |
| トップラジエーター | 360mm(全長402mm) |
| 配線スペース | フロント側37mm、リア側33mm |
メーカーは400mmを「50シリーズGPUに適合」とも案内しています。ただし、カードの厚みや補助電源コネクタの位置、ケーブルの曲げ余裕は製品ごとに違います。購入前に、使うカードの長さと厚みを公式仕様で照らしてください。メーカーは「double-layer PCIe mechanical design」には非対応という警告も出しています。
付属の延長ケーブルは13A(1,300W)対応で、消費電力が1,300Wを超えるシステムでは使えません。GPUのたわみを抑えるサポートブラケットが付属し、位置は上下左右に調整できます。サイズの考え方をもっと広く確認したい場合は、ゲーミングPCケースの選び方で、GPUクリアランスごとのケースを整理しています。
比較LANCOOL 207と比べると何が違うか
前置き電源と底面ファンの組み合わせは、Air Crossだけの設計ではありません。Lian LiのLANCOOL 207にも同じ考え方の構成があります。公式仕様で比べられる項目は次のとおりです。
| 項目 | Air Cross White | LANCOOL 207 |
|---|---|---|
| 標準ファン | 5基(出荷時4基) | 4基 |
| 対応GPU長 | 400mm | 375mm |
| 電源の長さ | 170mm | 160mm未満 |
| 本体サイズ | 468×238×462mm | 455.6×219×456mm |
| 外観 | ウォルナット材のフロント | メッシュ前面 |
※本体サイズは奥行×幅×高さ。LANCOOL 207の仕様はLian Li公式の製品ページによる。ファン数や数値の差から、冷却性能の優劣は判断できません。国内の実売価格は、Air Cross Whiteの発売前のため比べられません。
数字だけで見ると、Air Cross Whiteは長いGPUと長めの電源に余裕があり、LANCOOL 207は幅と奥行きが少し小さく収まります。どちらも冷却の実測は別に確認が必要なので、設置スペースと外観の好みも含めて決めてください。
判断基準Air Cross Whiteが向く人、向かない人
- 白いケースで、フロントに木材の質感を入れたい人
- 400mm級の長いグラフィックスカードを使う予定の人
- 背面コネクタ対応のマザーボードで、配線を裏に集めたい人
- 追加ファンなしで、フロントと底面から吸気する構成を組みたい人
- 前面や底面にラジエーターを載せたい人
- 奥行き170mmを超える電源を使う人
- ファンのARGB発光を重視する人
- 温度や静音性を、同条件の実測を見てから決めたい人
背面コネクタ対応のマザーボードは、メーカーが動作確認の型番を挙げており、ASUS、MSI、COLORFULの一部モデルが対象です。使う予定のボードが一覧にあるかも確認してください。冷却を重く見るなら、PCケースのエアフロー設計で、吸気と排気のバランスの考え方を押さえておくと選びやすくなります。
おすすめ比較候補のATXケース
Air Cross Whiteは発売前で、購入先を示せる販売ページがまだありません。同シリーズでAmazonに販売ページがあるブラックと、同じ価格帯で検討できるATXケースとして、前置き電源の構成を持つLANCOOL 207、ホワイトのエアフロー重視ケースを挙げます。


※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
まとめまとめ|上限サイズに収まる構成なら候補、冷却の優劣は実測待ち
Air Cross Whiteは、GPU400mm、電源170mm、空冷180mmの条件に収まり、白い外観と底面からのGPU吸気を取り入れたい構成に向くケースです。リアファンは別梱包で、トップに360mmラジエーターを載せる場合は取り付け順に注意が要ります。価格が決まっていないため、割安かどうかは実売が出てから判断することになります。
10月17日発売、価格はオープン。標準ファン5基(出荷時4基)、GPU400mm・電源170mm・空冷180mmまで。冷却性能の優劣は同条件の実測が出てから確認する。
出典:リンクスインターナショナル 発売のお知らせ、同 Okinos Air Cross 製品情報、Okinos Air Cross White 公式ページ、Lian Li LANCOOL 207 公式ページ




