リーグ・オブ・レジェンド(PC版)の必要スペックとおすすめPC【144Hz/360fps対応】|CPU依存問題と設定最適化【2026年版】

(更新: 2026.3.14)
リーグ・オブ・レジェンド(PC版)の必要スペックとおすすめPC【144Hz/360fps対応】|CPU依存問題と設定最適化【2026年版】

リーグ・オブ・レジェンド(LoL)は基本無料・世界最大級のMOBAタイトルとして、PCゲームプレイヤーなら誰もが知る存在です。2009年のリリースから15年以上が経過した現在も月間1億人以上がプレイしており、eスポーツシーンでも最大規模のコミュニティを誇ります。

LoLのスペック面で見落とされやすいのがCPU依存度の高さです。GPUよりもCPUのシングルスレッド性能が律速となるエンジン設計で、RTX 5090を積んでも古いCPUではfpsが伸びません。逆にRTX 5060 Ti程度のGPUでも、CPUが十分なら競技設定で360fps超が現実的な数値として出てきます。

この記事では公式の必要スペックの確認から、CPU別フレームレート比較・LoLがCPU律速になる理由・競技設定の最適化・おすすめBTO構成まで、2026年現在の情報を基に解説します。

目次

公式の必要スペックを確認する

Riot Gamesが公開している最低・推奨スペックを確認しておきましょう。ただし後述するように、公式推奨は非常に古い基準であるため注意が必要です。

項目最低スペック推奨スペック(公式)
GPUGeForce 6800
Radeon X1600
GeForce 8800
Radeon HD 5670
CPU2GHz デュアルコア3GHz 4コア
メモリ2GB4GB
ストレージHDD 16GB以上SSD 16GB以上
OSWindows 7 / 8 / 10
64bit
Windows 7 / 8 / 10
64bit

公式推奨スペックは2010年代初頭の基準であり、現代の競技プレイには全く対応していません。GeForce 8800(2006年製)を推奨としているため、このスペックを参考に現代のPCを選ぶのは誤りです。競技144fps帯を目指すには、Core i5-12400以上のCPUが実態に沿った目安となります。

CPU別フレームレート目安(競技設定)

以下は競技設定(画質:低〜中・影OFF・エフェクト低)での推定フレームレートです。LoLはCPU律速のため、GPUはRTX 5060 Ti固定でCPU別に比較します。

LEAGUE OF LEGENDS — RECOMMENDED SPECS

競技fps帯別 おすすめスペック早見表

144fps安定 / フルHDRyzen 5 9600X以上競技設定で375fps・144Hz余裕でカバー
240fps帯 / フルHDRyzen 5 9600X以上競技設定で375〜420fps安定
360fps帯 / フルHDRyzen 7 9700X以上420〜440fps・360Hz運用が現実的
GPURTX 5060 Ti推奨LoLはCPU律速・GPU負荷は低め
MEMORY16GB推奨8GBはバックグラウンド込みで不安定
MONITOR144Hz以上推奨360fps出るなら360Hzも選択肢

CPU別の詳細なフレームレート比較は以下のとおりです。競技設定と最高設定の差がCPUによって大きく異なる点に注目してください。

CPU(GPU: RTX 5060 Ti固定) 競技設定フルHD 最高設定フルHD 相対性能
Ryzen 9 9900X 450 fps 225 fps
100%
Ryzen 7 9800X3D 440 fps 220 fps
98%
Core i9-14900K 430 fps 215 fps
96%
Ryzen 7 9700X 420 fps 210 fps
93%
Core Ultra 7 265K 400 fps 200 fps
89%
Core i9-13900K 390 fps 195 fps
87%
Ryzen 5 9600X 375 fps 190 fps
83%
Core i7-13700K 355 fps 180 fps
79%
Ryzen 7 7800X3D 345 fps 175 fps
77%
Core i5-13600K 310 fps 160 fps
69%
Ryzen 5 7600X 295 fps 155 fps
66%
Core i5-12400 245 fps 130 fps
54%
Ryzen 5 5600 225 fps 120 fps
50%

※ 競技設定(影OFF・エフェクト低・解像度フルHD・Vsync OFF)での推定値。GPU: RTX 5060 Ti固定。環境・パッチバージョンにより変動します。最高設定はCPUに余裕があっても大幅に低下します。

LoLがCPU依存になる理由——GPUを強化しても伸びない

LoLのゲームエンジンはシングルスレッド処理が中心の設計です。GPUを強化しても期待したfps向上が得られない場合、CPUがボトルネックになっている可能性が高いです。

⚠️
シングルスレッド律速エンジン LoLのゲームエンジンはシングルスレッド処理が中心で、コア数よりもクロック速度・IPC性能が重要です。RTX 5090に換装してもCPUが古ければfpsはほぼ変わりません。マルチコアが活きる設計ではないため、12コアのRyzen 9より4コアでも高クロックなCPUのほうが有利なケースがあります。
🔵
最高設定はfpsを大幅に下げる 影・エフェクト・キャラクターモデル品質の設定を上げると、処理負荷がCPUに集中してfpsが半減することがあります。上の比較表でも競技設定と最高設定では約2倍の差があり、競技プレイでは設定を最低〜中に落とすのが常識です。見た目よりも「滑らかな操作感」を優先するのが競技向けの考え方です。
🟢
最新世代ミドルが最もコスパが高い 2024〜2025年発売のRyzen 5 9600X・Ryzen 7 9700Xは高いシングルスレッド性能をコストよく実現しており、LoLでは旧世代ハイエンド(Core i9-13900K等)と同等以上の375〜420fpsを出せます。RTX 5060 Tiと組み合わせれば、LoL専用機として十分以上の構成が16〜22万円の帯で揃います。Core Ultra 7 265K等の最新Intelも同帯に入ります。

競技144fps〜360fps帯の設定最適化

ハードウェアのスペックだけでなく、ゲーム側の設定を正しく組み合わせることで最大のパフォーマンスを引き出せます。

💡
Vsync OFFとフレームキャップの設定 Vsync(垂直同期)をOFFにしてフレームキャップをモニターHz×2程度に設定することで入力遅延を最小化できます。144Hzモニターなら「キャップ: 288fps」、360Hzモニターなら「キャップ: 720fps」に設定するのが一般的です。フレームキャップなしの無制限は過負荷でフレームタイムが乱れやすいため、適切なキャップ値の設定が安定性に直結します。
⚙️
NVIDIA Reflex(低遅延モード)の活用 RTX搭載PCではNVIDIA Reflexを「有効 + ブースト」にすることで、フレームのレンダリングタイミングを最適化して入力遅延を削減できます。LoLはCPU律速の局面が多く、平均的に2〜5msの改善が期待できます。設定はゲーム内のビデオ設定から変更でき、RTX所有者は必ずONにしておくべき設定です。
🟢
影・エフェクト設定をOFF/低に 影(Shadow)とキャラクターエフェクトを最低にするだけでfpsが20〜40%改善するケースがあります。LoLではエフェクト品質がCPU負荷に直結するため、影OFF・エフェクト低・キャラクタークオリティ低の3点が最重要設定です。ビジュアルよりも「敵の動きが見やすい設定」を優先するのが競技プレイの基本です。

LoLで360fpsを目指す具体的な設定:解像度フルHD・影OFF・エフェクト低・キャラクタークオリティ低・フレームキャップ720(360Hzモニター使用時)。Ryzen 7 9700X + RTX 5060 Ti環境なら420fps前後を安定して維持できます。Ryzen 5 9600Xでも375fps前後が現実的で、360Hzモニターの恩恵を十分に受けられます。

おすすめBTO構成

LoLはGPU依存度が低いため、BTOを選ぶ際は「CPUのシングルスレッド性能」を軸に考えるのがポイントです。高性能GPUよりもCPUに投資するほうが、LoLでは直接fpsに反映されます。

🟢
144fps安定・コスパ重視(目安16〜21万円) Ryzen 5 9600X or Core i5-13600KF / RTX 5060 Ti 16GB / 16GB DDR5 / 500GB NVMe SSD。Ryzen 5 9600Xは2024年発売のAM5世代で、競技設定で375fps前後が見込めます。RTX 5060 Ti 16GBはLoLには十分すぎる性能で、144Hzモニターを余裕でカバーしつつ他タイトルでも活躍する実用構成です。
🔵
240fps帯・マルチゲーム対応(目安17〜22万円) Ryzen 5 9600X or Core Ultra 5 245K / RTX 5060 Ti 16GB / 16GB DDR5 / 1TB NVMe SSD。LoLで375fps前後に加え、RTX 5060 Ti 16GBで他タイトルでも高fps対応・DLSS 4.5にも完全対応します。240Hzモニターとセットで揃えるのに最適な構成で、2026年現在のコスパ最強帯です。
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360fps帯・高リフレッシュモニター運用(目安22〜28万円) Ryzen 7 9800X3D or Ryzen 7 9700X / RTX 5060 Ti 16GB or RTX 5070 / 32GB DDR5 / 1TB NVMe SSD。Ryzen 7 9800X3Dは3D V-Cache搭載でLoLでも440fps前後と最高クラスの性能を発揮し、360Hzモニターとの組み合わせで操作感が大幅に向上します。Warzone・OW2等の重量FPSにも余裕があり、将来的なゲーム追加にも十分対応できます。

まとめ

Conclusion 2026

LoLはGPUよりCPUが重要
最新ミドルCPUで360fps帯も現実的な選択肢に

LoLはCPU依存度が非常に高いため、GPU選びより「CPUのシングルスレッド性能」が最重要です。RTX 5060 Ti程度のGPUでも競技設定なら360fps超が現実的で、高性能GPUよりCPUに投資するのが正解です。

144fps安定にはRyzen 5 9600X以上が現行のおすすめ、240fps帯は同じく9600X〜9700X、360fps帯はRyzen 7 9700X以上が目安です。競技設定(影OFF・エフェクト低)とVsync OFFの組み合わせで最大パフォーマンスを引き出せます。

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ゲーミングスタイル管理人

自作PC愛好家・ゲーム歴15年超

ゲーミングPC歴は15年以上。毎年パーツを更新しながら最新トレンドを追いかけています。初心者にもわかりやすく、上級者も満足できる情報発信を心がけています。