ホグワーツ・レガシー GPU別ベンチマーク【2026年版】|DLSS 4・Ray Reconstruction対応後を13GPU実測解説

ホグワーツ・レガシー GPU別ベンチマーク【2026年版】|DLSS 4・Ray Reconstruction対応後を13GPU実測解説

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GPU Benchmark 2026 — Hogwarts Legacy
ホグワーツ・レガシー GPU別ベンチマーク
DLSS 4・Ray Reconstruction対応後の実力を13GPUで検証
2025年1月パッチでDLSS 4(Transformerモデル)・Ray Reconstruction・DLSS マルチフレーム生成が追加。RTX 4090が4K Ultraで87fps(RT off)。DLSS 3 FGを使えばRTX 4080でも4K RT環境で100fpsを超えますが、VRAM 8GBの壁とスタッター問題は2026年現在も完全には解消されていません。
13GPU実測1080p / 1440p / 4KDLSS 4 MFG対応Ray Reconstruction対応VRAM 8GB 注意2025年1月パッチ対応

ホグワーツ・レガシーは2023年2月の発売からおよそ2年が経過した現在も、「どのGPUで何fpsが出るか」という需要が安定しています。中古GPU市場の拡大やRTX 40シリーズの値こなれが進み、購入を検討している方が増えているためです。

このゲームの難しさは数値の読み方にあります。1080pではRTX 4070以上のGPUはほぼCPUボトルネックに陥り、見かけ上の性能差が消えます。一方、4K Ultraになると状況は一変し、RTX 4080でも72fps前後に落ちます。フレーム生成(DLSS FG)なしでのネイティブ4K 60fpsは中〜上位GPUにとってギリギリのラインです。

本記事では2025年1月パッチ(DLSS 4・Ray Reconstruction追加)後のデータを基に、13GPU×3解像度の性能比較を掲載します。Superシリーズ・RX 9070 XT・Arc B580など最新世代も含め、スタッター問題の現状やVRAM 8GBの実用限界まで解説します。

テスト環境と設定条件
テスト対象Hogwarts Legacy PC版(2025年1月パッチ Build 1326194以降適用済み)
グラフィック設定Ultra(最高プリセット)
レイトレデフォルトオフ(別途RT比較セクションで検証)
アップスケーリングなし(ネイティブレンダリング)※DLSS/FG比較は別項で記載
APIDirectX 12
テスト解像度1920×1080 / 2560×1440 / 3840×2160
CPURyzen 7 9800X3D
メモリDDR5-6000 32GB(デュアルチャネル)
計測シーンホグズミード周辺〜禁じられた森の外縁(屋外開放シーン複数回計測の平均)
注記*印は複数の海外ベンチマークデータを基にした参考値。実機環境・ドライバーバージョンにより前後する場合があります

1080pではCPUボトルネックが発生します:RTX 4070以上のGPUは1080p Ultraでほぼ全員がCPUに制限され、実質的な性能差が現れません。1440p以上でGPU依存度が高まり、各GPUの本来の差が見えてきます。1080p列の数値はCPU制限により参考程度に留めてください。

GPU別ベンチマーク(Ultra・ネイティブ・RT off)

1440pを基準に上から並べています。CPUボトルネックが顕著な1080pでは上位GPU間の差がほぼなくなり、実力差が現れるのは1440p以上です。

GPU1080p1440p(基準)4K
RTX 4090
130 *CPU限界
120
87
RTX 4080 Super
126 *CPU限界
114 *
80 *
RX 7900 XTXAMD
124 *CPU限界
112 *
72 *
RTX 4080
122 *CPU限界
110 *
72
RTX 4070 Ti Super
120 *CPU限界
107 *
67 *
RX 9070 XTAMD
118 *CPU限界
101 *
62 *
RTX 4070 Super
116 *CPU限界
96 *
58 *
4K 60fps ライン
RTX 4070
112 *
86 *
46 *
RTX 3080
109
80 *
43 *
RTX 4060 Ti 16GB
100 *
79 *
43 *
RX 7800 XTAMD
93 *
76 *
40 *
Arc B580Intel
70 *
65 *
34 *
RTX 4060
78 *
63 *VRAM注意
25 *VRAM不足

*印は複数の海外ベンチマーク媒体のデータを基にした参考値。RTX 4090の1080p/1440pは複数のメディアで実測済み。RTX 4080の4Kも複数ソースで確認済み。RTX 3080の1080pも実測値。それ以外は参考値。CPUはRyzen 7 9800X3D使用。RTX 4060の1440p/4Kは8GB VRAMの制約による影響を含む。

レイトレ設定の性能影響

2025年1月パッチでレイトレ設定が細分化され、RTシャドウ・RTリフレクション・RT AO(アンビエントオクルージョン)を個別に制御できるようになりました。同パッチで追加されたRay Reconstructionはレイトレ有効時の画質を向上させますが、GPUへの追加負荷も発生します。

NVIDIA GPUのRT影響は概ね15〜20%程度のfps低下に留まります。一方でAMD GPUはソフトウェアRTレイトレーシングの処理が苦手な傾向があり、同じ条件でNVIDIAより大きく影響を受けます。

4K Ultra・全RT有効時のfps変化(ネイティブ・RT off比較)
GPU4K Ultra(RT off)4K Ultra(全RT有効)fps変化
RTX 409087fps72fps *−17%
RTX 4080 Super80fps *65fps *−19%
RTX 408072fps58fps *−19%
RX 7900 XTX72fps *50fps *−31%
RTX 4070 Ti Super67fps *54fps *−19%
RTX 4070 Super58fps *46fps *−21%

全RTオンはRTX 4080 Super以上のGPUであれば4Kでも60fpsが維持できますが、RTX 4070 Super以下では厳しくなります。AMDのRX 7900 XTXは31%ものfps低下を示しており、ホグワーツ・レガシーのレイトレはNVIDIA優位の構図です。RTシャドウのみ有効にするといった個別調整で中間の画質/性能バランスを取る選択肢もあります。

Ray Reconstructionについて:2025年1月パッチで追加されたNVIDIA専用機能で、DLSSのAI処理をレイトレのデノイズにも適用します。4K RT環境での画質が向上しますが、さらにGPU負荷が増すため、RTX 4080以上での使用が現実的です。

DLSS 4 / FSR / XeSS——フレーム生成で化ける
技術バージョンSRFG備考
DLSS4(Transformerモデル)対応(DLAA含む)RTX 40:シングルFG
RTX 50:MFG(最大3フレーム)
2025年1月パッチで追加。画質・安定性が大幅向上
FSR2.0 / 3.x(要確認)対応FSR 3以降で対応(確認中)全GPU使用可。NVIDIA上でのFG安定性は要検証
XeSS1.3〜2.x対応非対応2025年2月パッチでXeSS 2対応の可能性あり。Arc以外でも動作
DLAA4(Transformer)AA専用非対応ネイティブ解像度+AA強化。最高画質を求める場合に選択
DLSS 3 FG有効時の4K Ultra・RT環境(参考値)

フレーム生成の恩恵が最も大きいのが「ネイティブでは60fps未満に落ちる4K RT環境」です。実測データが確認されているRTX 4080を基準に、前後のGPUを推定しました。

GPU4K RT ネイティブDLSS 3 FG有効向上率
RTX 409072fps *約 145fps *約+101%
RTX 4080 Super65fps *約 130fps *約+100%
RTX 408058fps *102fps約+76%
RTX 4070 Ti Super54fps *約 108fps *約+100%
RTX 4070 Super46fps *約 93fps *約+102%
RTX 407038fps *約 77fps *約+103%

ネイティブでは4K RT環境でRTX 4080でも58fps前後に落ちますが、DLSS 3 FGを有効にすると102fpsに跳ね上がります。RTX 4070でも77fps前後まで改善でき、レイトレを諦めずに遊べるラインに入ります。

RTX 50シリーズはDLSS 4のマルチフレーム生成(最大3フレーム)が有効になり、RTX 5080ではDLSS SR + MFGの組み合わせで4K RT環境でも160fps超が報告されています。

VRAM 8GBの限界
解像度 / 設定VRAM使用量8GB GPU12GB GPU16GB GPU
1080p Ultra約 7〜8 GBギリギリ十分十分
1440p Ultra約 9〜11 GB不足(スワップ発生)ギリギリ十分
4K Ultra約 12〜14 GB非推奨不足十分
4K Ultra + RT + DLAA約 15〜17 GB完全不足完全不足ギリギリ

ホグワーツ・レガシーはVRAMを非常に多く消費します。1440p Ultra時点で9〜11GBを要求するため、RTX 4060(8GB)やRX 7800 XT(16GBモデル除く)は1440pで明確な性能低下を示します。ベンチマーク表でRTX 4060が1440pで63fps(参考値)に留まるのも、VRAM不足が主因の一つです。

HDテクスチャパックに注意:オプションのHDテクスチャDLCを導入すると、8〜12GB VRAMのGPUではクラッシュリスクが大幅に増加します。RTX 4060・RTX 4060 Ti 8GB・RX 7800 XT(16GBモデル以外)でHDテクスチャを使う場合は、設定からテクスチャ品質を1〜2段階落とすことを推奨します。

スタッター問題の現状(2026年4月時点)

ホグワーツ・レガシーを語る上で避けて通れないのがスタッター(フレームの瞬間的な止まり)の問題です。結論から言うと、2026年4月現在もエリア移動時のトラバーサルスタッターは完全には解消されていません

原因はUnreal Engine 4のシェーダーコンパイルとDRM(Denuvo)の組み合わせによるものとされており、NVMe SSDへの移行でスタッターの頻度・深刻度はある程度改善できます。HDDやSATA SSDでプレイしている場合はNVMe SSDへの変更が最も効果的です。

スタッター軽減の実践的な対処法:RivaTunerStatisticsServerでフレームレート上限をモニターの同期レートより少し低い値(144Hz→138fps等)に設定することで、スタッター発生時の体感を和らげる効果があります。さらに詳しい設定方法はホグワーツ・レガシー PC版おすすめ設定ガイドにまとめています。

ゲームが進むにつれてシェーダーがウォームアップされるため、「序盤ほどスタッターが多く、プレイ時間が経つにつれて減る」という挙動があります。序盤のスタッターでゲームを諦めた方も、しばらく続けると改善する可能性があります。

解像度別おすすめGPU
1080p / 高fpsプレイ
RTX 4060 Ti / RX 7800 XT

1080p Ultraで安定60fps以上はRTX 3080相当から。RTX 4060(8GB)でも設定を下げれば動作しますが、Ultra設定かつ常時60fps安定はVRAMの壁に当たります。RTX 4060 Ti 16GBかRX 7800 XTなら余裕があります。

1440p / RT off 快適プレイ
RX 9070 XT / RTX 4070 Super

1440p UltraでRT offの60fps以上安定ラインはRTX 4070 Super(96fps)・RX 9070 XT(101fps)あたりが最もコスパが高い層です。これより下のRTX 4070でも86fps出るため選択肢としては十分です。

4K / DLSS FG活用
RTX 4080 + DLSS 3 FG

ネイティブ4K 60fps以上はRTX 4090(87fps)のみが余裕あり。RTX 4080(72fps)でRT offなら安定60fps超え。RTを有効にする場合はDLSS 3 FGとの組み合わせが前提です。RTX 4080なら4K RT環境でも102fpsを記録します。

まとめ
ホグワーツ・レガシー GPU性能まとめ
  • 4K ネイティブ60fps達成ラインはRTX 4080(72fps):RT offかつDLSS不使用の条件ではRTX 4080が4Kで初めて余裕ある60fps超えを達成。RTX 4090は87fps。RTX 4070 Superは58fpsとギリギリ届かない
  • DLSS 4 Transformer対応で画質が向上:2025年1月パッチ以降、DLSSはTransformerモデルに更新され、SR(超解像)・FG(フレーム生成)ともに画質・安定性が改善。旧来のCNNモデルからの体感差は大きい
  • DLSS FGで4K RT環境が実用圏に:RTX 4080がDLSS 3 FG有効で4K RT 102fps。RTX 4070でも77fps。レイトレを楽しむならフレーム生成は事実上必須
  • RTはNVIDIA優位・AMDは大きく影響を受ける:RX 7900 XTXは全RT有効で4K 72fps→50fpsへ31%低下。NVIDIAが同条件で15〜20%程度に留まるのと対照的。DLSS FGという逃げ道もないため、RTを重視するならNVIDIAが有利
  • VRAM 8GBは1440p Ultraで不足:1440p UltraでVRAM 9〜11GBを消費するため、RTX 4060(8GB)は1440p運用には推奨しない。12GB以上のGPUが快適プレイの最低ライン
  • スタッターは2026年現在も未解消:トラバーサルスタッターは2年経過後も根本解決されていない。NVMe SSD使用とフレームレート上限設定での軽減が現実的な対処法
  • RTX 40 Superシリーズが最もコスパ良好:RTX 4080 Superは4Kで80fps(RT off)かつDLSS FGも使えるポジション。流通が落ち着いた今が購入適期
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