デス・ストランディング2 PC版の推奨スペック|必要GPU・アップスケーラー5種対応・ウルトラワイドまで全解説
小島秀夫監督の最新作『デス・ストランディング2 オン・ザ・ビーチ』のPC版が2026年3月19日に発売されます。移植を手がけるのは、Marvel’s Spider-ManやHorizon Zero Dawnのリマスター版で高い評価を得たNixxes Software。PC版ではDLSS 4.5・FSR 4・XeSS 2に加え、Guerrilla Games独自のアップスケーラー「Pico」にも対応し、計5種類のアップスケーリング技術が使えます。フレームレート上限の解除やウルトラワイド対応など、PC版ならではの要素も充実しています。本記事では、公式が提示する4段階の推奨スペックをベースに、快適にプレイするために必要なGPUと環境をまとめました。
目次
公式推奨スペック — 4段階の要件を読み解く
デス・ストランディング2のPC版は、公式が4段階の動作環境(Low / Medium / High / Very High)を公開しています。加えてSteam DeckやROG Allyなどのハンドヘルド向けに「Portable」プリセットも用意されています。
DEATH STRANDING 2 — PC REQUIREMENTS
解像度別 推奨GPU早見表
| 項目 | Low(最低) | Medium | High(推奨) | Very High |
|---|---|---|---|---|
| 想定環境 | 1080p / 30fps | 1080p / 60fps | 1440p / 60fps | 4K / 60fps |
| GPU(NVIDIA) | GTX 1660 | RTX 3060 12GB | RTX 3070 | RTX 4080 |
| GPU(AMD) | RX 5500 XT 8GB | RX 6600 | RX 6800 | RX 9070 XT |
| CPU(Intel) | Core i3-10100 | Core i5-11400 | Core i7-11700 | Core i7-11700 |
| CPU(AMD) | Ryzen 3 3100 | Ryzen 5 5600 | Ryzen 7 5700X | Ryzen 7 5700X |
| メモリ | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB |
| ストレージ | SSD 150GB | SSD 150GB | SSD 150GB | SSD 150GB |
全プリセットでメモリ16GB・SSD 150GBが必須です。HDDは非対応で、メモリ8GBでは動作しません。特にストレージは150GBとかなり大きいため、空き容量の確認をお忘れなく。
2026年のGPUに置き換えると?
上記のスペック表は前世代のGPU名で書かれていますが、2026年春時点で新品購入するなら以下が目安になります。
公式スペックはアップスケーリングなしの数値と考えられます。DLSS 4.5やFSR 4を有効にすれば、上記より1〜2ランク下のGPUでも快適に動作する可能性があります。発売後のベンチマーク結果次第で、本記事も更新予定です。
前作デスストからどれだけ要求が上がったか
前作『デス・ストランディング』PC版(2020年)と比較すると、Decima Engineの進化に伴い要求スペックは明確に引き上げられています。
| 項目 | デスストランディング(2020) | デスストランディング2(2026) |
|---|---|---|
| 最低GPU | GTX 1050 | GTX 1660 ↑ 約2倍 |
| 1080p/60fps GPU | GTX 1060 / RX 580 | RTX 3060 / RX 6600 ↑ 約2倍 |
| メモリ | 8GB | 16GB 2倍 |
| ストレージ | HDD 80GB | SSD 150GB SSD必須 |
| アップスケーリング | DLSS 2.0(後日追加) | DLSS 4 / FSR 4 / XeSS 2 / Pico 5種 |
| フレーム生成 | なし | DLSS / FSR / XeSS 全対応 対応 |
| レイトレーシング | なし | なし |
| 移植担当 | Kojima Productions | Nixxes Software 実績豊富 |
GPU要求はおよそ2倍、メモリも倍増していますが、Decima Engineの世代交代を考えれば妥当な範囲です。特に注目すべきは移植をNixxes Softwareが担当している点。NixxesはMarvel’s Spider-ManやHorizon Zero DawnのPC版で安定した移植品質を証明しており、最適化面での安心感があります。
5種のアップスケーラー — PC版だけの贅沢な選択肢
デス・ストランディング2のPC版は、アップスケーリング技術の対応が異例の充実ぶりです。NVIDIA・AMD・Intelの3社に加え、Guerrilla Games独自の「Pico」にも対応。PC版では計5種類のアップスケーラーが選べます。
| 技術 | アップスケーリング | フレーム生成 |
|---|---|---|
| DLSS 4(NVIDIA) | Super Resolution | MFG(RTX 50)/ FG(RTX 40) |
| DLSS 4.5 SR | NVIDIA Appオーバーライドで適用可 | — |
| FSR 4(AMD) | 対応 | 対応 |
| XeSS 2(Intel) | 対応 | 対応 |
| Pico(Guerrilla) | 対応(GPU非依存) | 他社FGと併用可 |
Pico — Guerrilla Games独自のアップスケーラーがPC初登場
「Pico(Progressive Image Compositor)」は、Decima Engineに組み込まれたGuerrilla Games独自のアップスケーリング技術です。PS5版でも使われていたものがPC版に初めて移植されました。
PS5 Pro版ではソニーのPSSRではなくPicoが採用されており、Guerrilla自身がPicoの画質に高い自信を持っていることがうかがえます。DLSS 4.5やFSR 4と比較して実際にどちらが優れるかは、発売後のベンチマーク比較を待ちたいところです。
PC版ならではの機能 — ウルトラワイド・オーディオ・DualSense
デス・ストランディング2のPC版は、スペック以外にもPC環境を活かした独自機能が充実しています。
レイトレーシング非対応 — その理由と実際の画質
2026年の大型タイトルとしては珍しく、デス・ストランディング2はレイトレーシングに対応していません。これはPC版だけでなくPS5版も同様で、Decima Engineの設計思想によるものです。
RT非対応と聞くと画質が劣ると思うかもしれませんが、前作のPC版も同じくRT非対応ながら「2020年で最も美しいPC版の1つ」と評価されました。Decima Engine独自のライティングは、RTなしでも説得力のある映像を作り出します。むしろRTがない分、ミドルクラスGPUでも高設定を維持しやすいという実用上のメリットがあります。
Conclusion 2026
デス・ストランディング2
PC版まとめ
デス・ストランディング2のPC版は、Nixxes Softwareの移植・5種のアップスケーラー対応・ウルトラワイド対応と、PC版としての完成度が非常に高い構成です。レイトレーシングに対応していない分、要求スペックは比較的穏やかで、RTX 3060 / RX 6600クラスでも1080p/60fpsが狙えます。GPU選びに迷ったら「1440p/60fpsを狙うならRTX 5060 Ti以上、4K/60fpsならRTX 5070 Ti以上」がざっくりとした目安です。3月19日の発売後、実際のベンチマーク結果に基づいて本記事も更新していきます。