「ゲーミングPCが欲しいけど、何から調べればいいかわからない…」
そんな方のために、この記事ではゲーミングPC購入前に知っておくべき基本知識を10個にまとめて紹介します。
初心者でも安心して選べるように、スペック・価格・注意点を網羅的に解説します。
① GPU(グラフィックボード)が性能の要
ゲーミングPCの性能を決定づけるのはGPUです。
- 軽いゲームなら「RTX 3050 / 4060」
- 高フレーム・高画質を狙うなら「RTX 4060 Ti~4080以上」
- 2025年最新モデルなら「RTX 5060」も選択肢に
▶ 迷ったら「RTX 4060」を基準に比較しましょう。
② CPUとGPUのバランスも重要
CPUが弱いと、GPUの性能を活かせません。
用途 | おすすめCPU |
---|---|
一般的なゲーム | Core i5 / Ryzen 5 |
配信・動画編集もする | Core i7 / Ryzen 7以上 |
▶ GPUと同じく、用途に合ったランクのCPUを選ぶことがポイントです。
③ メモリは最低でも16GB以上が推奨
2025年のゲーミング環境では16GBがスタンダードです。
複数のアプリを開いたり、配信するなら32GB以上あると快適。
▶ 増設も可能なので、予算に余裕があれば最初から32GBに。
④ ストレージはSSDが必須
今やHDDだけでは読み込みが遅く、ゲームに支障が出ます。
- 起動・ゲーム用 → SSD(NVMe推奨)500GB~
- 保存用 → HDD 1TB~(大容量が必要な場合)
▶ SSD搭載が基本。できれば1TBあると安心です。
⑤ ノートPCとデスクトップは目的で選ぶ
タイプ | 特徴 |
---|---|
ノートPC | 持ち運び◎/省スペース/性能はやや控えめ |
デスクトップPC | 拡張性◎/高性能/静音性・冷却性に優れる |
▶ 予算や使う場所に合わせて選びましょう。コスパならデスクトップに軍配。
⑥ ケースの見た目より中身(エアフロー・冷却)が重要
- 見た目がカッコよくても熱がこもるケースはNG
- 吸気・排気のファン数や配置が大切
▶ カスタマイズできるBTOメーカーなら冷却強化も選択肢。
⑦ 電源ユニット(PSU)も性能に影響
意外と見落としがちですが、電源が弱いと安定動作しません。
- 最低でも定格650W以上
- RTX 4070以上のGPUなら750~1000W推奨
- 安物やノーブランドは避ける
▶ 長期使用するなら80PLUS認証付きの高品質な電源を選びましょう。
⑧ 価格だけで判断しないこと
安すぎるゲーミングPCには、性能・拡張性・サポートに難ありなことも。
- ケースが小さすぎる
- GPUが旧世代(GTX 1050など)
- メーカー保証が短い or 無い
▶ 最低限のスペック・信頼できるショップで買うのが安心です。
⑨ 将来の拡張性も考慮しよう
デスクトップならあとから以下のような拡張が可能
- メモリ追加
- ストレージ増設
- GPUの入れ替え
▶ スロット数や電源容量に余裕がある構成を選んでおくと安心です。
⑩ BTOショップの違いを比較する
BTO(Build To Order)はパーツを選んで注文できる便利な仕組みです。
ショップ | 特徴 |
---|---|
ドスパラ | 即納モデルが多い/初心者にもやさしい構成 |
フロンティア | セール時の価格が激安/限定モデルが豊富 |
パソコン工房 | サポート充実/地方でも入手しやすい |
マウスコンピューター | ビジネス向けやノートも強い/静音モデルあり |
▶ セール・納期・サポートのバランスを見て選びましょう。
まとめ
ゲーミングPCはスペックの数字だけで選ぶとあとから後悔するケースも多いです。
この記事で紹介した10項目をチェックすれば、初心者でも失敗せずに最適な1台が選べます。