Space Marine 2 PC版おすすめ設定ガイド【2026年版】GPU設定を下げても伸びない理由・フレーム生成の真価・4Kテクスチャパックの罠まで完全解説
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Space Marine 2のPC版設定で一番大事なことは「GPU設定を下げてもfpsが伸びない場合がある」という事実を理解することです。1080p Ultra設定で計測するとGPU稼働率はわずか53%——残り47%はCPUが処理しています。つまりGPU設定を全部Lowにしても、CPUがボトルネックになってfpsが頭打ちになります。
Swarm Engineが数百〜数千体の敵AIを同時処理するためCPU負荷が極めて高く、特にco-opの大群戦でこの傾向が顕著です。この構造を逆手に取ると、フレーム生成がCPUバウンドゲームでこそ最も効くことがわかります。CPU側のワークロードを増やさずに追加フレームを合成できるため、他のタイトルよりフレーム生成の恩恵が大きいのです。
このガイドでは全設定項目の推奨値、CPU負荷を下げるべき設定の見分け方、4KテクスチャパックのVRAM 21GB問題、知覚差ゼロでCPU負荷を5%削減できる隠れた設定まで、2026年現在の最新情報で徹底解説します。
基本情報:Warhammer 40,000: Space Marine 2(2024年9月9日発売)。エンジン: Swarm Engine(Saber Interactive独自)。DX12専用。DLSS 4 / FSR 3.0 / フレーム生成対応。XeSS非対応。RTAO(実験的、AMD GPU非対応)。Steam評価: 非常に好評(86%肯定、14.7万件)。累計700万本。
目次
グラフィック設定 一覧と推奨値
下表の「負荷先」はその設定がCPU・GPU・VRAMのどこに負荷をかけるかを示します。CPUバウンドを理解した上でCPU負荷設定を優先的に下げるのがこのゲームの最適化の鍵です。
| 設定名 | 推奨値 | 負荷先 | FPS影響 |
|---|---|---|---|
| 最重要設定(GPU負荷) | |||
| Shadows(影品質) | Medium | GPU | HIGH +15〜20% |
| Screen Space Reflections(SSR) | Default | GPU | MID(Offとの差は1%) |
| Ambient Occlusion(SSAO) | Default | GPU | LOW |
| Details(メッシュ品質) | Medium | GPU/CPU | LOW |
| 最重要設定(CPU負荷 — このゲーム特有) | |||
| Volumetrics(霧・ゴッドレイ) | Low | CPU | CPU −5% |
| Effects(エフェクト) | Medium | CPU | CPU(大群戦で急増) |
| Cloth Simulation(布シミュ) | Low | CPU | CPU −5%(知覚差ゼロ) |
| VRAM依存設定 | |||
| Texture Resolution(テクスチャ) | VRAM依存 | VRAM | LOW(上限内なら影響なし) |
| Texture Filtering(AF) | Ultra | GPU | なし(2〜3%以下) |
| 視認性・その他 | |||
| Post Processing(ポストプロセス) | Medium | GPU | LOW |
| Motion Blur(モーションブラー) | Off | GPU | なし |
| RTAO(実験的RT AO) | Off | GPU | −15% + VRAM +500MB |
特に重要な3つのポイント
Space Marine 2の最大の特徴は1080p Ultra設定でGPU稼働率がわずか53%という極端なCPU依存構造です。Swarm Engineが数百体の敵AIを同時に処理するため、GPU設定をLowに下げてもCPUが追いつかなければfpsは頭打ちになります。
このため一般的な「全部Lowにすればfpsが上がる」というアプローチは本作では通用しません。CPU負荷の設定(Volumetrics・Effects・Cloth Simulation)を優先的に下げることが本作特有の最適化ポイントです。GPU負荷の設定はShadow Quality以外は下げてもフレームレート改善が限定的です。
1080pでfpsが伸び悩む場合、むしろ解像度を1440pに上げてGPU負荷を増やし、CPU待ち時間を減らすことでバランスが取れるケースもあります。
CPU 6コア以下: Volumetrics Low・Effects Medium・Cloth Low を必ず設定。8コア以上でもco-op大群戦ではCPU制限が出る
フレーム生成(DLSS 3 FG / FSR 3 FG)はGPU側で中間フレームを合成する技術で、CPU側のワークロードを増やさずにフレームレートを引き上げられます。これはまさにCPUバウンドのSpace Marine 2にとって理想的な解決策です。
実測では1440p環境でフレーム生成を有効にすると55〜60fpsが90〜100fpsに向上するケースが報告されています。RTX 4090でもネイティブ4K Ultraで64fpsだったものが、DLSS 3 + DLAAで100fps超になります。
RTX 40系以上のユーザーはDLSS 3 FG、全GPUユーザーはFSR 3 FGが使用可能です(Patch 5.0以降)。RTX 50系はDLSS 4マルチフレーム生成に対応しています。フレーム生成特有の入力遅延増加がありますが、本作はPvE中心のco-opアクションなので許容範囲です。
NVIDIA RTX 40系: DLSS Quality + DLSS FG。RTX 30系以下・AMD: FSR Quality + FSR 3 FG。いずれもNVIDIA Reflex有効化推奨
Space Marine 2には無料DLCの「4Kテクスチャパック」(容量約90GB)があり、テクスチャの解像度が大幅に向上します。しかしこのパックを使うと4K解像度でVRAM消費が約21GBに達し、16GBのGPU(RTX 4080等)でもVRAM使用率が99%に達してスタッタリングが発生します。
1440p環境でも12GB GPUで使用率90%に達するため、4Kテクスチャパックの実用ラインは1440p + VRAM 16GB以上、4Kなら24GB(RTX 4090 / RX 7900 XTXの24GBモデル)です。パック未使用の標準テクスチャでもUltraは十分な品質があり、4K環境でもVRAM 10GB程度で収まります。
VRAM 8GB: 標準テクスチャUltra(1080p/1440p)。VRAM 12GB: 標準テクスチャUltra(4K可)。4Kパック: 1440p + 16GB / 4K + 24GB
CPUボトルネックの正体と対策
- 大群シーンでfpsが急落する原因
Operations(PvEキャンペーン)の大群戦では50体以上の敵が同時出現し、Swarm EngineのAI処理がCPU 3〜4スレッドに集中します。SMT / Hyper-Threadingが無効だとこの場面で重度のスタッタリングが発生するため、必ず有効にしてください。推奨CPUは6コア12スレッド以上です。 - Cloth Simulation: 知覚差ゼロでCPU -5%
布のシミュレーション品質を下げても戦闘中に違いはまず気づきません。CPU負荷を約5%削減できる「隠れた最適化設定」です。Low固定を推奨します。 - Volumetrics: CPU負荷という意外な正体
多くのゲームではGPU負荷であるVolumetric Fog/Lightingが、本作ではCPU負荷として動作します。Low設定でCPUフレームタイムを約5%改善できます。霧やゴッドレイの品質差は戦闘中にほぼわかりません。 - PvE vs PvP: 負荷特性が異なる
Eternal War(PvP)モードでは大群のNPCが存在しないため、CPUボトルネックはPvEより軽減されます。PvEで使っていた軽量設定をPvPでは少し上げても安定する場合があります。
GPU別 動作目安
以下はHigh設定・ネイティブ解像度・フレーム生成なしでの目安です。1080pでは多くのGPUがCPUボトルネックに当たりfpsが圧縮されます。
RTX 4060 TiのVRAM 8GBは1080p/1440pで標準テクスチャUltraが使えます。RX 7600 XTはVRAM 16GBの強みがあるものの、XeSS非対応のためアップスケーリングはFSR 2のみ。FSR 3 FGを有効にすることで実質90fps以上が狙えます。
RX 7800 XTとRTX 4070は1440pでほぼ同等のfpsを出します。AMDとNVIDIAの差は本作では小さい。DLSS FG / FSR 3 FGを使えば1440p 120fps超も視野に入ります。このクラスから4K(DLSS Quality + FG)が実用圏。
RTX 4080 + DLSS 3 FGで4K Ultra 100fps超が現実的に。RX 7900 XTXは24GB VRAMで4KテクスチャパックにもVRAM的に対応できる希少なGPUです。ただしRTAOはAMD GPU非対応のため、RTAOを試したい場合はNVIDIAが必要です。
DLSS 4のマルチフレーム生成(RTX 50系専用)で4K最大設定150fps超も可能です。CPUバウンドが依然ボトルネックになるため、RTX 50系でもRyzen 7 9800X3D / Core Ultra 7 265K以上のCPUを推奨します。GPU性能だけでは解決しないことに注意。
まとめ — 設定変更の優先順位
Space Marine 2は「CPUから最適化する」ゲーム
1. まずCPU負荷設定を下げる Volumetrics → Low、Cloth Simulation → Low、Effects → Medium。この3つで合計10%以上のCPUフレームタイム改善が見込めます。GPU設定を先に下げても効果が薄いのがこのゲームの特徴です。
2. フレーム生成を必ず有効化 CPUバウンドゲームでフレーム生成が最も効くタイトルの一つです。RTX 40系以上はDLSS FG、それ以外はFSR 3 FGを使うことで55→90fpsクラスの改善が得られます。
3. GPU設定はShadow Qualityだけ重点調整 ShadowをMediumにするだけで+15〜20%。SSRはDefaultとOffで1%しか変わらないためDefaultでOK。他のGPU設定は費用対効果が低いです。
4. 4Kテクスチャパックは24GB GPUのみ4K使用可 16GB GPUでは4Kで99%到達してスタッタリングが出ます。標準テクスチャUltraでも十分な品質があるため、VRAMに余裕がない場合は使わないことを推奨します。
5. RTAOは実験的機能、AMD非対応 Update 8.0で追加されたRTAOは−15%のfpsコストに対して視覚的なメリットが限定的です。ハイエンドNVIDIA GPU以外はOffで問題ありません。



