プラグマタ(PRAGMATA)PC版 推奨スペックと動作検証|GTX 1660最低・RTX 3060でレイトレ対応・Windows 11専用の注意点まで解説
PC版 推奨スペック完全ガイド
- 最低スペックはGTX 1660 6GB(1080p/45fps目安)。ただしWindows 11専用のため、Win10ユーザーは注意が必要です。
- レイトレーシング有効にはRTX 3060 12GB / RX 6700 XT 12GB以上が必要。「RTX 3060」でも6GBモデルでは非対応ラインです。
- デモ「Sketchbook」実測ではRTX 5060 Ti(1080p平均73fps)〜RTX 5090(173fps)を確認。DLSS 4 / FSR 3.1のアップスケーリング+フレーム生成も対応しており、ミドルレンジでも快適プレイが狙えます。
目次
PRAGMATA(プラグマタ)とはどんなゲームか
PRАGMATAは、バイオハザードシリーズで知られるカプコンが2020年に発表した完全新規IP。6年越しの発売となりましたが、その間Famitsu読者投票で2026年最も期待される新作1位(最大673票)を獲得し続け、デモ「Sketchbook」は配信開始から1ヶ月で200万ダウンロード・Steamウィッシュリスト200万件を達成するほどの期待作です。
舞台は月面研究施設。月から発見した「ルナムオア」という鉱石から開発された万能素材をめぐる研究中、施設が突如壊滅状態に。隊員「ヒュー・ウィリアムズ」と幼い少女型アンドロイド「ディアナ」の2人が地球への帰還を目指します。
ゲームプレイの核心は「シューティング+ハッキングの同時進行」。ヒューが銃で敵を押さえ込む間、ディアナが敵システムをハッキングして弱点を露出させる——この2システムを同時にこなす設計が開発を難航させた要因でもありましたが、デモ版を遊んだプレビュアーからは「カプコンにしか作れない独創的なアクション」と高評価を得ています。
2020年のPS5発表イベントで初公開後、2022年→2023年→無期限と2度延期。ディアナのハッキングとヒューのシューティングという「2システムの並立」が工数増大の主因だったとプロデューサーが明かしています。その後2025年6月に復活発表、当初2026年4月24日予定が4月17日に前倒しで確定しました。
公式PC推奨スペック——Windows 11専用に注意
公式の動作環境にWindows 10の記載はなく、Windows 11 64-bit必須とされています。同じREエンジン採用の前作「ドラゴンズドグマ2」や「バイオハザード RE4」はWindows 10に対応していたため、これは大きな変更点です。Win10環境のままプレイする場合はアップグレードが必要です。
| 項目 | 最低スペック 1080p / 45fps目安 | 推奨スペック 1080p / 60fps目安 | レイトレーシング有効 RT On 最低ライン |
|---|---|---|---|
| OS | Windows 11 64-bit(必須) | ||
| CPU | Intel Core i5-8500 AMD Ryzen 5 3500 | Intel Core i7-8700 AMD Ryzen 5 5500 | 推奨ティアのCPU以上 |
| メモリ | 16 GB | 16 GB | 16 GB |
| GPU | NVIDIA GTX 1660 6GB AMD RX 5500 XT 8GB※RX 5500 XTは8GB版のみ。4GBは非対応 | NVIDIA RTX 2060 Super 8GB AMD RX 6600 8GB | RTX 3060 12GB RX 6700 XT 12GB※RTX 3060の6GBモデルは非対応 |
| API | DirectX 12(必須) | ||
| ストレージ | 40 GB以上(SSD推奨) | ||
「RTX 3060 12GB」指定の意味——6GBモデルとの混同に注意
レイトレーシング有効時の最低ラインとして指定された「RTX 3060」は、12GBのVRAMを搭載する通常版のみです。市場には同名で8GBや6GBのモデルも存在しますが(ノート版・後期OEM版など)、それらは対象外。レイトレ目的での購入時は必ず12GBモデルを確認してください。
なお「パストレーシング(Path Tracing)」はNVIDIAとの協業機能で、DLSS 4 Multi Frame Generationと組み合わせた最上位品質の設定です。実用的なフレームレートを出すにはRTX 5070以上のハイエンドGPUが必要です。
デモ「Sketchbook」実測ベンチマーク
以下は、日本のPCゲーマー向けベンチマークサイト「ニッチなPCゲーマーの環境構築Z」によるデモ版(PRAGMATA Sketchbook)の実測データです。CPU:Ryzen 7 9800X3D、最高画質設定、アップスケーリングなし(FXAA+TAA)の条件で計測されています。
※ デモ「PRAGMATA Sketchbook」での計測値(出典:ニッチなPCゲーマーの環境構築Z)。CPU:Ryzen 7 9800X3D、最高画質・アップスケーリングなし。製品版では値が変動する場合があります。RTX 40/30系・AMD GPUの実測は現時点で未公開のため、公式スペック表と合わせて参考にしてください。
目標FPS・解像度別おすすめGPU
60fps+
60fps+
60fps+
45〜60fps
REエンジン採用——低スタッタリングの信頼性
PRАGMATAはバイオハザードシリーズやドラゴンズドグマ2と同じ「REエンジン」を採用しています。REエンジンはPC版の最適化に定評があり、デモ「Sketchbook」でのスタッタリング率は3.68%と報告されています。これは業界平均の8〜10%の半分以下で、カプコンタイトルらしい安定した動作品質が期待できます。
PC最適化の高い評価
ただし設定で対処可能
Win11専用・PT対応
ただし同じREエンジンでも「ドラゴンズドグマ2」はオープンワールドの特性上CPU負荷が高く、CPU依存の問題が報告されていました。PRАGMATAは月面施設という閉鎖空間が舞台のため、DDRより負荷が抑えられる可能性があります。製品版での検証は発売後に追記予定です。
DLSS 4・FSR 3.1——アップスケーリングの使い方
- 超解像(SR):RTX 20系以上で使用可。最新プリセットKへのアップグレードはNVIDIAアプリ経由
- フレーム生成(2x):RTX 40/50系対応。遅延が少なく競技系でも使いやすい
- DLAA:ネイティブ解像度のまま時間的アンチエイリアスを強化
- パストレーシング:NVIDIAとの協業機能。MFGと組み合わせた最上位品質
- 超解像:AMD・NVIDIA・Intel問わず全GPU対応。RDNAシリーズは特に最適化
- FSR 1:より軽量なアップスケーリング。低スペック時の選択肢
- フレーム生成:FSR 3.1ベースのFG。RTX GPU以外でもフレーム補間が使える
- GTX 1660などの旧世代GPU唯一のアップスケーリング選択肢
RTX 5060 Tiで1440p最高画質の素の数値は平均56fpsとやや不足しますが、DLSS 4のクオリティ設定(2160p→1440pへのアップスケール)を使えば視覚的な劣化をほぼ抑えながら大幅なFPS向上が期待できます。さらにフレーム生成(2x)を追加すると表示フレームレートは倍近くに跳ね上がり、1440p高設定での快適プレイが現実的になります。
まとめ——PRАGMATAのPC版で注意すべき3点
① Windows 11必須を確認する。同じカプコン・REエンジン系タイトルでもWin10対応していた前作と異なります。プレイするPCのOSバージョンを事前にチェックしましょう。
② レイトレを使いたいなら「RTX 3060 12GB」が必要ライン。6GB版のRTX 3060やノート版との混同に注意。VRAMの多い12GBモデルが必要です。GTX 1660クラスではレイトレは使えません。
③ ベンチマークはデモ版データが基準。現時点ではRTX 50シリーズの実測値のみ公開されており、RTX 40/30シリーズ・AMD GPUの詳細は製品版発売後(4月17日以降)に明らかになります。デモ「Sketchbook」は無料配信中のため、事前に自分の環境で動作確認しておくことを強くおすすめします。
日本で最も期待された2026年新作が、6年越しにいよいよ到着します。REエンジンの実績から最適化の品質は信頼できる水準です。デモでの低スタッタリング率3.68%は製品版への期待を高める結果といえるでしょう。