007 First Light PC版 推奨スペック|スペック誤発表騒動の経緯とGTX 1660〜RTX 3060 Ti要件を解説

007 First Light PC版 推奨スペック|スペック誤発表騒動の経緯とGTX 1660〜RTX 3060 Ti要件を解説
2026年5月27日 発売
007 First Light PC版
推奨スペックと注目の騒動を解説

IO Interactiveが5月27日に発売するスパイアクションRPG。GTX 1660〜RTX 3060 Tiの要件で「意外と軽め」と好評ですが、スペック誤発表→修正という騒動も。DLSS 4.5とフルパストレーシング対応の詳細もまとめます

3行でわかるポイント
  • 確定スペック:最低 GTX 1660 / 推奨 RTX 3060 Ti(1080p/60fps)。当初「推奨RAM 32GB・VRAM 12GB」と誤発表されたが、IO Interactiveが社内連絡ミスと謝罪し、16GB・8GBへ修正。旧世代GPUも幅広く対応する設計
  • 新設計エンジン「Glacier Next」採用で前作Hitmanより推奨GPUが大幅に上がったが、DLSS 4.5との組み合わせで下の世代でも快適に動作する余地がある
  • フルパストレーシング対応・DLSS 4.5対応(MFG含む)。1440p・4Kのターゲットスペックは発売前に追加発表予定。現時点ではRTX 4070前後が目安
目次

007 First Lightとはどんなゲームか

「007 First Light」は「Hitman」シリーズで知られるIO Interactiveが開発・パブリッシュするスパイアクションRPGです。ジェームズ・ボンドが”ライセンス・トゥ・キル”を手にするまでの原点を描くオリジン作品で、26歳の若きボンドが復活したダブルオー・プログラムへ引き込まれ、複数の勢力が絡む陰謀に巻き込まれていきます。

開発・発売
IO Interactive(Hitmanシリーズ開発元)
ジャンル
スパイアクションRPG(ステルス&戦闘の選択型)
ゲームエンジン
Glacier Next(Glacier Engineを完全再設計)
発売日・価格
2026年5月27日 / $69.99(Steam)
プラットフォーム
PC / PS5 / Xbox Series X|S / Nintendo Switch 2
グラフィック技術
DLSS 4.5フルパストレーシング
NVIDIAとの関係
NVIDIA公式パートナータイトル。GDC 2026でDLSS 4.5・フルパストレース対応を発表。GeForce NOWでのクラウドストリーミング対応も確認済み

ゲームプレイは「アクション一辺倒」ではなく、ステルスで通過するか真正面から制圧するかをプレイヤーが選べる構成です。Hitmanシリーズで培ったサンドボックス設計の思想を活かしつつ、ボンドという固有キャラクターの物語を組み合わせたタイトルです。

公式推奨スペック(確定版)

IO Interactiveが公式に発表した確定スペックは以下のとおりです。後述する誤発表騒動を経て修正された、現時点での正式なスペックです。1440p・4Kのターゲットスペックは発売前に別途追加発表される予定です。

最低動作推奨(1080p / 60fps)
目標設定1080p / 30fpsLow設定1080p / 60fpsHigh設定
OSWindows 10 / 11 64-bit
CPU(Intel)Core i5-9500KCore i5-13500
CPU(AMD)Ryzen 5 3500Ryzen 5 7600
GPU(NVIDIA)GTX 1660RTX 3060 Ti
GPU(AMD)RX 5700RX 6700 XT
VRAM6GB以上8GB以上
RAM16GB
ストレージ80GB SSD
DirectXDirectX 12

スペック誤発表騒動——何があったのか

このスペック確定に至るまでには、ゲーミングコミュニティで一時大きな話題となった誤発表騒動がありました。

2026年1月初旬:誤発表→修正の経緯
当初の誤発表スペック
  • RAM:推奨 32GB(最低16GB)
  • VRAM:最低 8GB、推奨 12GB
  • → RTX 3060 Ti(8GB)を「推奨GPU」に挙げながら「推奨VRAM 12GB」という矛盾
  • → GameSpot・Engadget 等が一斉に問題を報道
修正後の正式スペック
  • RAM:最低・推奨ともに 16GBに統一
  • VRAM:最低 6GB、推奨 8GB
  • IO Interactive が「社内連絡ミス(internal miscommunication)で旧ドラフト版を誤公開した」と公式謝罪
  • 修正後のスペックはコミュニティから「良心的」と好評

RTX 3060 Tiを推奨としながらVRAM 12GB要求するという明らかな矛盾は、コミュニティが即座に指摘しました。IO Interactiveは速やかに修正と謝罪を行い、確定スペックは「推奨GPU 8GBのVRAMで足りる」設計に落ち着きました。

解像度別のGPU目安

1440p・4Kのターゲットスペックは未発表ですが、Glacier Nextエンジンの特性と同エンジンの旧世代(Glacier)との比較から推定します。DLSS 4.5を前提とした目安です。

1080p / 30fps
公式最低動作
GTX 1660 / RX 5700VRAM 6GB〜
Low設定。旧世代GPUでも動く良心的な下限
1080p / 60fps
公式推奨ライン
RTX 3060 Ti / RX 6700 XTVRAM 8GB〜
High設定。DLSS SR Qualityで下の世代でも対応可能
1440p / 60fps
推奨・目安(参考値)
RTX 4070 / RX 7800 XT前後※公式スペック未発表
DLSS/FSR QualityをベースにHigh設定で安定する見込み
4K / 60fps+
パストレース・参考値
RTX 4080 Super以上
(DLSS前提)
フルパストレース有効時はRTX 50系でDLSS 4.5 MFGとの組み合わせが現実的

Hitman: World of AssassinationではGTX 1070が推奨だったのに対し、007 First LightはRTX 3060 Tiへと要件が3世代分引き上げられています。Glacier Nextは完全に再設計されたエンジンで、パストレースをネイティブに組み込んでいるためです。ただし、最低スペックのGTX 1660対応を維持している点は評価できます。

DLSS 4.5とフルパストレーシングの詳細

GDC 2026でNVIDIAが公式発表した内容によると、007 First LightはDLSS 4.5の主要機能をすべて統合します。

機能対応対象GPU概要
Super Resolution対応RTX 20系以降AIアップスケーリング。非ネイティブ解像度でフレームレートを確保
Multi Frame Generation対応RTX 40 / 50系1ネイティブフレームからAIが複数フレームを生成。4xMFGまで
Dynamic MFG / 6x MFGRTX 50系専用RTX 50系倍率を2〜6xで自動調整。3月31日より提供開始
Ray Reconstruction対応RTX 20系以降レイトレーシング品質をAIで向上
フルパストレーシング対応RTX 30系以降推奨GDC 2026で発表。Glacier Nextでネイティブ統合

フルパストレーシングはGDC 2026でControl Resonant・Tides of Annihilationとともに発表されました。Glacier Nextエンジンはパストレースをゲームプレイと分離せずコア機能として統合しており、RTX 50系でDLSS 4.5 Dynamic MFGを組み合わせた場合の映像体験がNVIDIAの主要なデモとして使われています。RTX 40系以前でもパストレースは有効化できますが、RTX 4080以上でなければフレームレートが実用水準に届かないケースが多くなる見込みです。

2026年同時期タイトルとのスペック比較

2026年前半の重量級タイトルと推奨スペックを並べると、007 First Lightの位置づけが見えてきます。

タイトル発売日最低GPU推奨GPU(1080p/60fps)推奨RAM
007 First Light5月27日GTX 1660RTX 3060 Ti
/ RX 6700 XT
16GB
バイオハザード レクイエム発売中GTX 1660(6GB)RTX 2060 Super(8GB)16GB
デス・ストランディング 23月19日GTX 1660RTX 3070(1440p/60fps)16GB

3タイトルとも最低ラインはGTX 1660で横並びです。007 First Lightの推奨GPUはRTX 3060 Tiで、バイオハザード レクイエム(RTX 2060 Super)より1段上、デス・ストランディング2(1440p基準でRTX 3070)とほぼ同水準です。2026年前半の新作としては「重すぎず、かつ最新技術も使える」中間的な位置づけです。

1440p・4Kスペックは未発表:IO Interactiveは1440p・4K向けターゲットスペックを「発売前に追加発表する」としており、現時点では公式数値がありません。本記事の1440p・4K目安はGlacier Nextの特性と同時期タイトルを参考にした参考値です。公式スペックが発表され次第、本記事を更新します。
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