RTX 5060 Ti vs RX 9060 XT どっちがおすすめ?徹底比較!ベンチマークで判明した性能差とコスパ

RTX 5060 Ti vs RX 9060 XT どっちがおすすめ?徹底比較!ベンチマークで判明した性能差とコスパ
2026年2月 最新検証済
NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti 約9.5万円
7 : 5 12ゲーム勝敗
AMD Radeon RX 9060 XT 約7万円

ラスタライズ性能はわずか2%差の互角。
勝負を分けるのは「2.5万円の価格差」と「DLSS 4.5」です。

RTX 5060 TiとRX 9060 XTはどちらも2026年のミドルクラスGPUの本命ですが、価格差は約2.5万円。12タイトルのベンチマークを実施し、両者の性能差・コスパ・消費電力を徹底比較しました。

≈ 2% ラスタライズ性能差 12ゲーム平均・ほぼ互角
2.5万円 価格差 RX 9060 XTが大幅に安い
MFG DLSS 4.5 独占機能 RTX 5060 Ti限定の切り札
目次

検証環境

ゲーミング最強CPU「Ryzen 7 9800X3D」で純粋なGPU性能を比較しています。

CPUAMD Ryzen 7 9800X3D(8C/16T, 3D V-Cache)
マザーボードX870E ゲーミングマザーボード
メモリDDR5-6000 32GB(16GB×2)
ストレージPCIe 4.0 NVMe SSD 2TB
電源850W 80PLUS Gold(ATX 3.0)
ドライバーGeForce 572.xx / Adrenalin 26.x.x
OSWindows 11 Pro 24H2(Game Mode ON)

室温25℃、オープンフレーム検証台にて測定。各タイトル3回計測の平均値。

12タイトル FPSスコア詳細(1080p Ultra)

DLSS / FSRはすべてOFF。ネイティブ解像度での純粋な描画性能を比較しています。

12ゲーム平均
RTX 5060 Ti
136.6 fps
RX 9060 XT
134.1 fps
差 約2%
Cyberpunk 2077 1080p / Ultra / RT Off RTX +14%
RTX 5060 Ti
112 fps
RX 9060 XT
98 fps
モンスターハンターワイルズ 1080p / High RTX +7%
RTX 5060 Ti
58 fps
RX 9060 XT
54 fps
Ghost of Tsushima 1080p / Ultra RX +35%
RTX 5060 Ti
57 fps
RX 9060 XT
77 fps
Marvel’s Spider-Man 2 1080p / Ultra RTX +10%
RTX 5060 Ti
78 fps
RX 9060 XT
71 fps
Forza Horizon 5 1080p / Extreme RX +21%
RTX 5060 Ti
131 fps
RX 9060 XT
158 fps
ホグワーツ・レガシー 1080p / Ultra / RT Off RTX +9%
RTX 5060 Ti
81 fps
RX 9060 XT
74 fps
前半6タイトルはRTX 4勝・RX 2勝。重量級AAAタイトルではRTXが安定してリードする一方、オープンワールド系ではRXが逆転しています。
FF14: 黄金のレガシー 1080p / 最高品質 RTX +24%
RTX 5060 Ti
162 fps
RX 9060 XT
131 fps
Black Myth: Wukong 1080p / High RTX +20%
RTX 5060 Ti
73 fps
RX 9060 XT
61 fps
Apex Legends 1080p / 最高設定 RX +4%
RTX 5060 Ti
210 fps
RX 9060 XT
218 fps
Red Dead Redemption 2 1080p / Ultra / Vulkan RX +6%
RTX 5060 Ti
96 fps
RX 9060 XT
102 fps
バイオハザード RE:4 1080p / Max / RT Off RX +7%
RTX 5060 Ti
156 fps
RX 9060 XT
167 fps
VALORANT 1080p / 最高設定 RTX +7%
RTX 5060 Ti
425 fps
RX 9060 XT
398 fps

主要スペック比較表

VRAM容量は同じ16GBですが、メモリの種類が異なる点に注目です。

比較項目RTX 5060 TiRX 9060 XT
アーキテクチャBlackwell(GB206)RDNA 4(Navi 44)
VRAM容量16GB GDDR716GB GDDR6
メモリバス幅128-bit128-bit
メモリ帯域幅448 GB/s322 GB/s(+32MB Cache)
ラスタライズ性能基準(100%)約98%(2%差)
レイトレ性能約120%(20%優位)基準(100%)
TDP180W150W(省電力)
アップスケーリングDLSS 4.5 / MFG対応FSR 4
2026年2月 実売価格約9.5万円〜約7万円〜

1万円あたりのフレームレート比

RTX 5060 Ti
75 pts
RX 9060 XT
100 pts

※12ゲーム平均ラスタライズ性能と実売価格から算出。「安くて速い」ではAMDが大幅に有利。

WQHDでの実力 & DLSS 4.5 / FSR 4の効果

1080pではほぼ互角の両者ですが、WQHDに解像度を上げるとメモリ帯域幅の差が効いてきます。

WQHDネイティブ性能(5タイトル抜粋)

タイトルRTX 5060 TiRX 9060 XT差分
Cyberpunk 207770 fps64 fpsRTX +9%
Black Myth: Wukong57 fps49 fpsRTX +16%
FF14: 黄金のレガシー104 fps85 fpsRTX +22%
MH ワイルズ38 fps35 fpsRTX +9%
Ghost of Tsushima52 fps60 fpsRX +15%

WQHDではGDDR7の高帯域(448 GB/s)を持つRTX 5060 Tiが明確に優位です。5タイトル平均で約10%のリードに広がりました。

DLSS 4.5 / FSR 4 Quality適用時(WQHD)

タイトルRTX + DLSS 4.5RX + FSR 4DLSS向上率FSR向上率
Cyberpunk 207788 fps82 fps+26%+28%
Black Myth: Wukong75 fps66 fps+32%+35%
MH ワイルズ53 fps50 fps+39%+43%

FSR 4のアップリフト率自体はDLSS 4.5よりやや高いですが、ネイティブ性能の差があるため、アップスケーリング後もRTX 5060 Tiがリードを維持しています。

RTX 5060 Ti限定:マルチフレーム生成(MFG)の破壊力

DLSS 4.5のマルチフレーム生成はRTX 50シリーズ専用の機能です。たとえばCyberpunk 2077のパストレーシング(1080p)は、ネイティブだと35fpsしか出ませんが、DLSS Quality + MFG 4x適用で142fpsまで跳ね上がります。ミドルクラスGPUでパストレーシングを実用レベルで楽しめるのは、現状RTX 5060 Tiだけです。

ジャンル別:得意・不得意の傾向

12タイトルのデータを分析すると、両GPUの得意分野がはっきり分かれました。

RX 9060 XT 優勢

オープンワールド・Radeon最適化タイトル

Vulkan APIやRadeon向けに最適化されたタイトルでは、RX 9060 XTが大幅にリードします。Ghost of Tsushimaでは35%、Forza Horizon 5では21%もの差がつきました。この手のゲームをメインで遊ぶなら、RX 9060 XTの方がはるかに快適です。

Ghost of Tsushima, Forza Horizon 5, Red Dead Redemption 2
RTX 5060 Ti 優勢

重量級AAA・レイトレーシング系

NVIDIAドライバの最適化が効くAAAタイトルではRTX 5060 Tiが安定して上回ります。レイトレーシングON時はさらに差が開き、DLSS 4.5のMFGで実用的なフレームレートを維持できるのも大きなアドバンテージです。

Cyberpunk 2077, Black Myth: Wukong, FF14: 黄金のレガシー
ほぼ互角

競技系FPS・eスポーツタイトル

Apex LegendsもVALORANTも、両GPUとも144fpsを余裕で超えています。数値上は数%の差がありますが、体感できるレベルではありません。ただしNVIDIA Reflexによる入力遅延の低減を重視するなら、RTX 5060 Tiにやや分があります。

Apex Legends, VALORANT

消費電力とランニングコスト

GPUの消費電力は月々の電気代に直結します。2026年の日本は電気料金が高止まり中。長い目で見ると無視できないポイントです。

ゲーム中平均消費電力(実測値)

RTX 5060 Ti 170W
RX 9060 XT 145W −25W 省電力

電気代シミュレーション(1日3時間 / 35円/kWh)

期間RTX 5060 TiRX 9060 XT差額
1ヶ月約540円約460円80円
1年間約6,500円約5,500円1,000円
3年間(買い替え周期)約19,500円約16,500円3,000円
💰
トータルコスト(TCO)で比較すると?

RX 9060 XTは本体価格が約2.5万円安い上に、消費電力も低いため、3年間のトータルコストでは約2.8万円の差に広がります。純粋にコスパだけで判断するなら、RX 9060 XTの圧勝です。

結局どっち?後悔しないGPU選び

12タイトルのベンチマーク、WQHD性能、DLSS/FSR効果、消費電力——すべてのデータから導いた結論です。

BEST TECH RTX 5060 Ti 約9.5万円〜

RTX 5060 Ti が正解の人

  • レイトレーシングONで最新AAAタイトルを遊びたい
  • DLSS 4.5のマルチフレーム生成(MFG)に魅力を感じる
  • WQHDモニターへのアップグレードを考えている
  • FF14やMH Wilds等、NVIDIA最適化タイトルがメイン
  • 将来的にAI画像生成もローカルで試してみたい
RTX 5060 Ti の詳細を見る →
VS
BEST VALUE RX 9060 XT 約7万円〜

RX 9060 XT が正解の人

  • 予算7万円台でミドルクラスの最高パフォーマンスが欲しい
  • レイトレはOFF派。とにかくフレームレート優先
  • Ghost of TsushimaやForza等のRadeon最適化タイトルが好き
  • 消費電力を抑えて電気代と発熱を最小限にしたい
  • 浮いた2.5万円をモニターやSSD等に回したい
RX 9060 XT の詳細を見る →
FINAL VERDICT

2.5万円の価格差に見合うかどうか——それがすべてです。

ラスタライズ性能が互角である以上、DLSS 4.5 MFGとレイトレーシングに2.5万円の価値を見出せるならRTX 5060 Ti。それ以外の多くのユーザーには、RX 9060 XTが「正解」です。

まとめ:ミドルクラスGPU対決は「価格」で決着

2026年のミドルクラスGPUは、正直どちらを選んでも「ハズレ」がない恵まれた世代です。12ゲーム平均でわずか2%差ということは、どちらを買ってもフルHDゲーミングの体験はほぼ同じということ。

違いが出るのは「その先」の部分です。WQHDへのステップアップ、レイトレーシングの描画品質、DLSS 4.5 MFGによるパストレーシング体験——これらに魅力を感じるなら2.5万円の上乗せは十分にペイします。一方、浮いた予算で144Hzモニターやゲーミングチェアに投資するのも賢い選択です。

RTX 5060 Ti

DLSS 4.5 MFG & レイトレの先進性
WQHDで約10%リード

RX 9060 XT

約2.5万円安い圧倒的コスパ
省電力 & 低発熱
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ゲーミングスタイル管理人

自作PC愛好家・ゲーム歴15年超

ゲーミングPC歴は15年以上。毎年パーツを更新しながら最新トレンドを追いかけています。初心者にもわかりやすく、上級者も満足できる情報発信を心がけています。