BTOゲーミングPCの賢い注文方法|カスタマイズで失敗しないポイントと2026年の注意点
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カスタマイズ完全ガイド 2026
BTOゲーミングPCを標準構成のまま注文して、あとから後悔する人は少なくありません。電源容量が足りなかったり、メモリ16GBで最新ゲームがカクついたり。カスタマイズ画面は選択肢が多く、初めてだとどこにお金をかけるべきか判断がつかないのが普通です。
2026年はDDR5メモリが前年比4倍超まで高騰し、RTX 50シリーズの電源要件も跳ね上がっています。「何をカスタマイズすべきか」の正解が昨年とは変わっているため、最新の価格感覚を持っておくことが重要です。
この記事では、BTO注文時のカスタマイズ項目を「必須 / コスパ良好 / 不要」の3段階で整理しました。BTO追加料金と自分で買った場合の価格差も示しているので、どこにお金を使うべきかが一目で分かります。
目次
必ずカスタマイズすべき3項目
この3つは標準構成のまま注文すると高確率で後悔します。購入時にカスタマイズしておけば、後から自分で交換する手間もリスクも避けられます。
電源ユニット — 750W以上・80 PLUS GOLD推奨
BTOの標準構成は650Wのケースが多いですが、RTX 5070以上なら750W、RTX 5070 Tiなら850Wが最低ラインです。電源不足は突然の再起動やブルースクリーンの原因になります。
80 PLUS GOLDへの変更は+3,000〜7,000円程度。電源はPCの心臓部であり、ここをケチると全パーツを巻き込む故障リスクがあります。
RTX 5070以上を選ぶなら、ATX 3.0 / 3.1対応電源がおすすめです。12V-2×6コネクタが最初から付属しているため、変換アダプタを使う必要がありません。
メモリ 32GB — 2026年は32GBが必須ライン
DDR5メモリは前年比4倍超に高騰していますが、16GBでは最新ゲームで確実に不足します。モンハンワイルズはゲーム単体で12GB以上消費し、DiscordとブラウザをBGMで開いていると16GBではカクつきが発生します。
BTO購入時に32GBで注文するのが最もスムーズです。自分で増設すると保証が効かなくなるメーカーもあるため、初心者は購入時のカスタマイズが安全です。
CPUクーラー — Core i7 / Ryzen 7以上は社外品に変更
CPUに付属するリテールクーラーは最低限の冷却力しかありません。高負荷時にサーマルスロットリングが発生し、本来の性能が出ないことがあります。
- 空冷サイドフロー: +3,000〜5,000円 — Core i5 / Ryzen 5なら十分
- 240mm簡易水冷: +5,000〜10,000円 — Core i7 / Ryzen 7以上に推奨
Ryzen 7 9800X3D + RTX 5070 Ti以上の構成なら、240mm簡易水冷を強くおすすめします。高負荷時の安定性が段違いです。
コスパ良好なカスタマイズ
「やらなくても致命的ではないが、やると満足度が上がる」項目です。予算に余裕があれば追加してください。
SSD 1TB以上
500GBは絶対に足りません。Windows + ドライバで約80GB、ゲーム1本あたり50〜150GB。ゲーム3〜4本で満杯です。
BTO追加料金は500GB → 1TBで+5,000〜7,000円程度。まずは1TBを最低ラインとして確保してください。
2TBがベストですが、2台目SSDは自分で追加する方が安いです。M.2スロットの空きがあるかだけ確認しておきましょう。
CPUグリス
+1,000〜2,000円で標準グリスから高品質グリスに変更できます。安価なのに長期的なCPU温度が2〜5℃下がることもある、コスパの良いカスタマイズです。
自分で塗り替えるのはCPUクーラーの脱着が必要なので、購入時に済ませるのがスマートです。
カスタマイズ不要な項目
BTOの注文画面には、お金をかけても効果が薄い選択肢がたくさん並んでいます。以下はスルーして問題ありません。
| 項目 | 理由 |
|---|---|
| Windows 11 Pro | ゲーム性能に差はありません。Homeで十分です。+5,000〜7,000円の節約になります。 |
| Wi-Fi内蔵 | 後付けUSBアダプタが1,000〜3,000円で済みます。そもそもオンラインゲームは有線LANが推奨です。 |
| セキュリティソフト | Windows Defenderで十分な防御力があります。追加のセキュリティソフトはPCの動作を重くすることも。 |
| 光学ドライブ | ゲームはほぼ全てダウンロード購入の時代です。必要なときだけ外付けUSBドライブを使えばOK。 |
| 周辺機器セット | マウス・キーボード・モニターのBTO同時購入は割高です。Amazonで別途購入する方が安く、選択肢も広がります。 |
| CPU / GPU変更 | BTO上で変更すると割高になるケースがほとんど。希望のCPU / GPUが標準構成の別モデルを選ぶ方が合理的です。 |
自分でやった方が安いカスタマイズ
ある程度PCに慣れている人なら、以下は自分で対応した方がコストを抑えられます。
SSD追加(2台目)
M.2スロットの空きがあれば、ネジ1本で5分もかからず装着できます。Amazonで購入すればBTOの追加料金より3〜5割安いことがほとんどです。
M.2スロットの空き数は製品スペックページで確認できます。最低でも2スロットあるモデルを選びましょう。
ケースファン追加
ケースファンの取り付けは、ネジ4本とケーブル1本だけの簡単作業です。1個1,000〜2,000円で購入でき、エアフロー改善に直結します。
BTOで追加すると1個あたり2,000〜4,000円かかることも。吸気と排気のバランスを考えて追加してください。
メモリ増設(16GB → 32GB)
作業自体はスロットに差し込むだけで簡単です。ただし、メーカーによっては自分で増設すると保証対象外になることがあります。
ドスパラ・パソコン工房は増設OK(元に戻せば保証対象)。マウスコンピューターは要確認です。初心者はBTO購入時にカスタマイズする方が安全でしょう。
主要4社のカスタマイズ比較
ドスパラ・マウスコンピューター・フロンティア・パソコン工房の4社で、カスタマイズの自由度やセール頻度が異なります。自分の優先項目に合ったメーカーを選んでください。
| 項目 | ドスパラ | マウス | フロンティア | パソコン工房 |
|---|---|---|---|---|
| カスタマイズ自由度 | 中 | 低 | 低〜中 | 中〜高 |
| メモリ変更 | 可 | 可 | 可 | 可 |
| 電源変更 | 可 | 可 | 可 | 可 |
| CPUクーラー変更 | 可 | 可 | 一部可 | 可 |
| ケース変更 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 |
| 納期 | 最短即日 | 1〜2週間 | 1〜2週間 | 3〜7日 |
| セール | 常時 | 月1〜2回 | 毎週金曜 | 月1〜2回 |
急ぎならドスパラの即日出荷が強みです。カスタマイズの細かさではパソコン工房が頭一つ抜けています。
コスパ重視ならフロンティアの週替わりセールをチェックしてください。毎週金曜に更新され、同スペックで他社より1〜2万円安いモデルが頻繁に出ます。台数限定のため売り切れも早いですが、タイミングが合えばかなりお得です。
FRONTIERダイレクトの公式サイトでセール情報を確認できます。
RTX 50シリーズ 電源容量の早見表
RTX 50シリーズはモデルによって消費電力が大きく異なります。BTOの電源カスタマイズ時に、この表を参考にしてください。
| GPU | TDP | 推奨電源 | コネクタ |
|---|---|---|---|
| RTX 5060 | 150W | 550〜650W | PCIe 8pin |
| RTX 5060 Ti | 180W | 650W | PCIe 8pin |
| RTX 5070 | 250W | 750W | 12V-2×6 |
| RTX 5070 Ti | 300W | 850W | 12V-2×6 |
| RTX 5080 | 360W | 850W | 12V-2×6 |
| RTX 5090 | 575W | 1000W+ | 12V-2×6 |
RTX 5070以上は12V-2×6コネクタが必要です。旧型電源の8pin → 12V-2×6変換アダプタは発熱リスクがあるため非推奨。ATX 3.0 / 3.1対応電源を選んでください。
BTOの電源カスタマイズで「ATX 3.0対応」「12V-2×6ネイティブ対応」と書かれていれば安心です。表記がない場合はメーカーに問い合わせるか、自分で型番を調べましょう。
よくある失敗パターン
BTO注文で後悔する人のパターンは決まっています。同じ失敗をしないよう、事前にチェックしてください。
RTX 5080にCore i5やRyzen 5を合わせると、GPU性能の30〜40%が無駄になることがあります。GPUのグレードに合ったCPUが搭載されているか、購入前に確認しましょう。
GPUの瞬間的な電力スパイクは定格TDPの1.5〜2倍に達します。TDPギリギリの電源を選ぶと、ゲーム中に突然PCが落ちる症状が出ます。推奨ワット数に余裕を持たせてください。
2026年の重量級タイトルは12〜16GBのメモリを要求します。ゲーム単体では動いても、Discordやブラウザを同時に開くとメモリ不足に陥ります。32GBが安全ラインです。
OS + ドライバで約80GB。ゲーム1本50〜150GB。500GBでは3本目のインストールで空き容量の警告が出ます。1TB以上を選んでください。
BTOパソコンの標準保証は1年が多いです。GPUやマザーボードは2〜3年目に故障しやすく、修理費は数万円。3年延長保証は入っておくのが無難です。
FAQ
Conclusion
電源・メモリ・CPUクーラーの3点は購入時に決める
BTOゲーミングPCのカスタマイズで最も重要なのは、電源・メモリ・CPUクーラーの3項目です。この3つは後からの交換が手間とリスクを伴うため、注文時に適切なスペックを選んでおくのがベストです。
逆に、Windows Pro・Wi-Fi・セキュリティソフト・周辺機器セットはBTOで追加する必要がありません。浮いた予算を電源やメモリに回す方が、トータルの満足度は確実に上がります。
コスパを最大化するなら、FRONTIERダイレクトの週替わりセールも活用してみてください。台数限定ですが、同スペックで他社より1〜2万円安く購入できることがあります。



