【2026年版】ゲーミングPCの予算はいくら?価格帯別おすすめ構成

(更新: 2026.3.1)
【2026年版】ゲーミングPCの予算はいくら?価格帯別おすすめ構成

ゲーミングPCが欲しいけれど、「結局いくら出せばいいの?」と迷っていませんか。2026年はDDR5メモリの高騰もあり、以前より予算のハードルが上がっています。この記事では、2026年2月時点の実勢価格をもとに、15万・25万・35万の3つの予算帯でコスパ最大の構成を紹介します。

掲載構成数3+1
GPU世代RTX 50
価格調査2026年2月

SECTION 01ゲーミングPCの予算目安はいくら?【2026年の相場】

結論から言うと、2026年2月現在、新品パーツでまともなゲーミングPCを組むには最低15万円が必要です。数年前は10万円でも組めましたが、DDR5メモリが高騰したことでエントリーラインが大きく上がりました。

「5万円で組める」という情報は中古パーツ前提のものが多く、保証や耐久性を考えると初心者にはおすすめしにくいです。

以下が2026年時点での予算別ポジションです。

予算帯 GPU CPU 解像度 一言
15万円 RTX 5060 Ryzen 5 9600 フルHD ほぼ全ゲームが快適に動く
25万円 RTX 5070 Ryzen 7 9700X WQHD 高画質で妥協なし
35万円 RTX 5080 Ryzen 7 9700X 4K 最高設定+配信もOK

少しでも予算を抑えたい方へ:中古パーツの活用も選択肢のひとつです。ただしリスクもあるため、中古ゲーミングPCの選び方と注意点を必ず確認してください。

「今は待つべき?」という方はPCは今が買い時?待つべき?も参考になります。

SECTION 0215万円のゲーミングPC構成 — フルHDが快適に遊べるエントリーモデル

新品パーツで組める最もコスパの良い構成です。フルHD解像度なら、ほとんどのゲームを中〜高設定で快適にプレイできます。

15万円
EntryフルHD快適エントリーモデルほぼ全ゲームが中〜高設定で動く
GPU
GeForce RTX 5060 8GB
~¥56,000
CPU
Ryzen 5 9600 6コア12スレッド
~¥35,000
RAM
DDR5-5600 8GB×2(16GB)
~¥33,000
MB
A620 チップセット
~¥10,000
SSD
500GB NVMe Gen4
~¥6,000
PSU
550W 80PLUS Bronze
~¥6,000
CASE
ミニタワー ATX対応
~¥5,000
合計(税込目安)約151,000円
※ OS・モニター・周辺機器は含みません。Radeon派ならRX 9060(約4.5万円〜)に置き換えるとさらにコストを抑えられます。

お金の行き先 — 15万円の内訳

GPU 37%
CPU 23%
RAM 22%
他 18%
GPUCPURAM 22% ← DDR5高騰の影響MB・SSD・電源・ケース

メモリだけで予算の22%を占めています。DDR5が高騰する前は5〜8%程度だったので、実質的にメモリ代だけで2万円以上割高になっている計算です。逆に言えば、メモリ価格が落ち着けば同じ15万円でもGPUを1ランク上げられる可能性があります。

この構成で遊べるゲームの目安です。フルHD解像度・中〜高設定での参考fpsになります。※fps値は各種ベンチマークサイトの実測データをもとにした参考値です。実際の数値はドライバや設定により変動します。

ゲームタイトル フルHD(中設定) フルHD(高設定)
Valorant 300fps+ 250fps+
Apex Legends 180fps+ 144fps+
モンハンワイルズ 80fps前後 60fps前後
原神 60fps(上限) 60fps(上限)
Cyberpunk 2077 70fps前後DLSS使用 60fps前後DLSS使用

数字だけ見ても実感が湧きにくいので、体感レベルでの違いを補足します。

Valorant・Apexなどの対戦FPSでは、144fps以上を安定して維持できるため、144Hzゲーミングモニターの性能をフルに活かせます。敵の動きがなめらかに見え、エイムの追従も明らかに良くなるレベルです。

一方、モンハンワイルズやCyberpunkのような重量級タイトルでは「遊べるけど、映像美を堪能するには設定を落とす場面がある」という感覚。画質よりフレームレートを優先する設定が基本になります。

WQHDや4Kモニターへのアップグレードを考えているなら、GPU性能が足りなくなるので最初から25万円構成を選んだ方がトータルコストは下がります。

Upgrade Path — 15万円から段階的に強化する方法

この構成はAM5プラットフォームを採用しているため、マザーボードを変えずにCPUやGPUをアップグレードできます。「今は15万が限界だけど、将来25万相当にしたい」という方には最適です。

  • 半年〜1年後:GPUをRTX 5070に換装(+3万円程度)→ WQHD対応に
  • メモリ価格が落ち着いたら:16GB→32GBに増設(差額1〜2万円)
  • 必要に応じて:SSDを1TBに追加(~8,000円)で容量不足を解消

最終的にGPU + メモリ + SSDの3点を段階的に換えれば、追加5〜6万円で25万円構成と同等の性能に到達します。一括で25万円を出すのが難しい方はこの方法を検討してください。

RTX 5060の詳しいベンチマークはRTX 5060レビューで解説しています。Ryzen 5 9600の特徴はRyzen 5 9600レビューをどうぞ。

SECTION 0325万円のゲーミングPC構成 — WQHDで高画質、妥協ゼロの万能マシン

15万円構成から10万円予算を上乗せすると、GPU・CPU・メモリのすべてがワンランク上がり、WQHD(2560×1440)で高画質プレイが快適になります。最もコスパが高い価格帯です。

25万円
MiddleWQHD快適・妥協ゼロ構成高画質で遊ぶならここがベスト
GPU
GeForce RTX 5070 12GB
~¥85,000
CPU
Ryzen 7 9700X 8コア16スレッド
~¥43,000
RAM
DDR5-5600 16GB×2(32GB)
~¥50,000
MB
B650 チップセット
~¥15,000
SSD
1TB NVMe Gen4
~¥10,000
PSU
750W 80PLUS Gold
~¥10,000
CASE
ミドルタワー ATX対応
~¥8,000
合計(税込目安)約221,000円
※ 約3万円の余裕があるため、CPUクーラー・ケースファン・ケーブル類などに回せます。Radeon派ならRX 9070 XT(約8万円〜)が対抗馬。

お金の行き先 — 25万円の内訳

GPU 38%
CPU 19%
RAM 23%
他 20%
GPUCPURAM 23% — 32GBで5万円MB・SSD・電源・ケース

GPU比率が38%と、理想の40〜50%にやや届いていません。これもDDR5高騰の影響で、本来GPU(RTX 5070 Ti)に回せるはずだった予算をメモリに奪われている構図です。ただし、25万円という予算帯には約3万円の余裕があるため、CPUクーラーやケースファンなど「快適性」に投資できるのが強みです。

ゲームタイトル フルHD(高設定) WQHD(高設定)
Valorant 400fps+ 300fps+
Apex Legends 240fps+ 170fps+
モンハンワイルズ 100fps+ 70fps前後
原神 60fps(上限) 60fps(上限)
Cyberpunk 2077 100fps+DLSS使用 70fps前後DLSS使用

fps表の数字以上に、体感の差が大きいのがこの価格帯です。

WQHDはフルHDの約1.8倍のピクセル数があり、画面の精細さが明らかに違います。文字のギザギザが消え、遠くの敵や背景のディテールがくっきり見える。特にオープンワールド系(モンハンワイルズ、原神など)では「同じゲームなのに別世界」と感じるほどの差があります。

メモリが32GBになることの恩恵も日常的に実感できます。ゲーム中にDiscord、ブラウザ(20タブ以上)、OBSを同時に開いても動作がまったくカクつきません。16GBだとこれが厳しく、タブを閉じたりアプリを切り替えたりする手間が発生します。

RTX 5070の性能についてはRTX 5070レビューで詳しく解説しています。メモリ容量の判断基準はメモリは何GBが正解?16GB vs 32GBをどうぞ。

SECTION 0435万円のゲーミングPC構成 — 4K対応・配信もこなすハイエンド

4K(3840×2160)で高画質プレイしたい方、ゲームと配信を同時にこなしたい方向けの構成です。RTX 5080は4K向けGPUの「現実的な最強」であり、RTX 5090(55万円〜)のような品薄・超高額モデルに手を出さなくても十分な性能を発揮します。

35万円
High-End4K高画質・配信対応ハイエンド最高設定でも安定する余裕の性能
GPU
GeForce RTX 5080 16GB
~¥200,000
CPU
Ryzen 7 9700X 8コア16スレッド
~¥43,000
RAM
DDR5-5600 16GB×2(32GB)
~¥50,000
MB
X870 チップセット
~¥20,000
SSD
2TB NVMe Gen4
~¥15,000
PSU
850W 80PLUS Gold
~¥12,000
CASE
ミドルタワー ATX対応
~¥10,000
合計(税込目安)約350,000円
※ RTX 5080のNVENCエンコーダーを使えば、CPU負荷を抑えながら高画質配信が可能です。

お金の行き先 — 35万円の内訳

GPU 57%
CPU
RAM
他 17%
GPU 57% — RTX 5080が予算の半分以上CPU 12%RAM 14%MB・SSD・電源・ケース

35万円構成ではGPU比率が57%と突出しています。ハイエンドGPUは価格の上がり方が急なため、「予算の半分以上がGPU」という構造は4K志向では避けられません。ただしRTX 5080はRTX 5090(55万円〜)のほぼ半額で4Kを現実的にプレイできるため、ハイエンドとしてのコスパは優秀です。

ゲームタイトル フルHD(高設定) WQHD(高設定) 4K(高設定)
Valorant 500fps+ 400fps+ 250fps+
Apex Legends 300fps+ 220fps+ 144fps+
モンハンワイルズ 140fps+ 100fps+ 60fps前後
原神 60fps(上限) 60fps(上限) 60fps(上限)
Cyberpunk 2077 120fps+DLSS使用 90fps+DLSS使用 60fps+DLSS使用

4Kの体感は、一度味わうと戻れないレベルです。27インチ以上のモニターでは、フルHDとの画質差が肉眼で明確にわかります。草木の一本一本、水面の反射、遠景の建物——すべてがシャープに描画されるため、没入感がまるで違います。

さらにRTX 5080のNVENCエンコーダーは、ゲームプレイへのパフォーマンス影響がほぼゼロで配信が可能です。「ゲームしながら配信」をやりたい方にとって、CPUエンコードではなくGPUエンコードを使えるのは大きなメリットです。

ストレージも2TBあるため、モンハンワイルズ(約50GB)、Cyberpunk 2077(約70GB)といった大型タイトルを5〜6本同時にインストールしても余裕があります。

RTX 5080の詳しい性能データはRTX 5080レビューで確認できます。さらに上のRTX 5090が気になる方はRTX 5090レビューもどうぞ。ただし現在は品薄で、価格が55万円を超えている点に注意してください。

SECTION 05グラボなしで10万円以下!APUで組む超格安ゲーミングPC

「とにかく安くPCゲームを始めたい」という方には、グラフィックボードを使わないAPU構成という選択肢もあります。AMD Ryzen 7 8700Gには高性能な内蔵GPU(Radeon 780M)が搭載されており、軽量ゲームならグラボなしで遊べます。

10万円
APU Buildグラボなし超格安構成軽量ゲーム限定・将来グラボを追加可能
APU
Ryzen 7 8700G 内蔵GPU Radeon 780M
~¥40,000
RAM
DDR5-5600 8GB×2(16GB)
~¥33,000
MB
A620 チップセット
~¥10,000
SSD
500GB NVMe Gen4
~¥6,000
PSU
500W 80PLUS Bronze
~¥5,500
CASE
ミニタワー
~¥5,000
合計(税込目安)約99,500円
※ DDR5メモリの高騰により、グラボなし構成でも約10万円かかるのが2026年の現実です。メモリ価格が落ち着けば8万円台まで下がる可能性があります。

お金の行き先 — APU構成の内訳

APU 40%
RAM 33%
他 27%
APU(CPU+GPU内蔵)RAM 33% ← 予算の1/3がメモリMB・SSD・電源・ケース

GPUを省いた構成なのに合計10万円。その原因がこの内訳を見れば一目瞭然です。予算の3分の1がDDR5メモリに消えています。メモリ価格が正常化すれば7万円台で組めるポテンシャルがある構成だけに、タイミング次第でコスパが大きく変わります。

ただし遊べるゲームには限界があります。

ゲームタイトル フルHD(低設定) 快適度
Valorant 100fps+ 快適
LoL / マイクラ 60fps+ 快適
Apex Legends 45fps前後 ギリギリ
モンハンワイルズ 20fps以下 プレイ不可
原神 40fps前後 設定次第

ValorantやLoLのような軽量ゲームなら十分ですが、Apex以上の重さのゲームでは厳しいです。将来的にグラフィックボードを追加すれば、15万円構成と同等の性能に引き上げることもできます。

APU構成の詳しい解説はAPU構成ガイド2026をどうぞ。内蔵GPUでどこまで遊べるかはグラボなしでもゲームできる?で検証しています。

SECTION 06予算を無駄にしない3つの鉄則

限られた予算で最大限の性能を引き出すために、パーツ選びで押さえておくべきポイントをまとめます。

1
予算の40〜50%はGPUに集中させる
ゲームの描画性能を決めるのはGPUです。CPUやメモリに予算を割きすぎると、肝心のフレームレートが伸びません。15万円なら5〜6万円、25万円なら8〜10万円をGPUに充てるのが鉄則です。
2
解像度に合わせてGPUを選ぶ — オーバースペックは無駄
フルHDしか使わないのにRTX 5080を買っても、その性能の半分も使い切れません。モニターの解像度を先に決めて、それに見合ったGPUを選びましょう。グラボの性能の見方も参考にしてください。
3
メモリ価格をチェックしてから構成を決める
2026年はDDR5メモリの価格変動が激しく、構成全体のコストに直結します。購入前にメモリ高騰の最新動向と今後の見通しをチェックして、高値掴みを避けましょう。メモリが安い時期を狙えば、同じ予算でワンランク上のGPUに手が届くこともあります。

SECTION 07まとめ — 予算別おすすめ構成の早見表

項目 15万円 25万円 35万円 APU(10万円)
GPU RTX 5060 RTX 5070 RTX 5080 内蔵 780M
CPU Ryzen 5 9600 Ryzen 7 9700X Ryzen 7 9700X Ryzen 7 8700G
メモリ 16GB 32GB 32GB 16GB
SSD 500GB 1TB 2TB 500GB
対応解像度 フルHD WQHD 4K フルHD(低設定)
向いてるジャンル 全ジャンル 全ジャンル 全ジャンル + 配信 軽量ゲームのみ

コスパ重視ならこの選択

  • フルHDモニターで遊ぶなら15万円構成
  • WQHDモニターを持っている or 買う予定なら25万円構成
  • とりあえずPCゲームを始めたいならAPU構成

画質・体験を妥協しないなら

  • WQHDで高リフレッシュレートなら25万円構成
  • 4K + 配信の「全部乗せ」なら35万円構成
  • メモリ価格が下がるまで待てるなら15万円でも十分
CONCLUSION

2026年のゲーミングPCは、DDR5メモリ高騰の影響でエントリーラインが15万円まで上がっています。しかし、RTX 50世代のGPUはコスパが優秀で、15万円でもフルHD全ゲーム快適という性能が手に入ります。大切なのは「使う解像度に合った構成を選ぶこと」。予算を正しく配分すれば、無駄な出費を避けて最高のゲーム体験ができます。

Writer
管理人アバター

ゲーミングスタイル管理人

自作PC愛好家・ゲーム歴15年超

ゲーミングPC歴は15年以上。毎年パーツを更新しながら最新トレンドを追いかけています。初心者にもわかりやすく、上級者も満足できる情報発信を心がけています。