【2026年版】Core i5-14400F は今でも買い?性能・価格・ゲーム用途を徹底検証

2026.2.24
【2026年版】Core i5-14400F は今でも買い?性能・価格・ゲーム用途を徹底検証

発売から2年以上が経過した今も、Core i5-14400FはCPU販売ランキングの上位に居続けています。Core Ultraシリーズが登場した後もなお、多くのゲーマーや自作PCユーザーがこのCPUを選んでいます。「型落ちなのになぜ売れ続けるのか」「2026年のいま組んでも後悔しないのか」——スペック・ゲーム性能・価格の3軸で徹底的に検証します。

01 Core i5-14400F 基本スペックまとめ

Spec Sheet

Core i5-14400F

アーキテクチャ Raptor Lake Intel 7(10nm)
コア / スレッド 14C / 20T Pコア6 + Eコア8
ベースクロック 2.5 GHz Pコア定格
ブーストクロック 4.7 GHz Pコア最大
L3キャッシュ 20 MB Intel Smart Cache
TDP 65 W MTP 154W
ソケット LGA1700 DDR4 / DDR5対応
内蔵GPU なし ※グラボ必須(要注意)
オーバークロック 非対応 無印Kなし
実勢価格 約2.5万円〜 2026年2月時点

02 型落ちなのに売れ続ける理由

Core i5-14400Fは2023年発売のRaptor Lake世代。最新のCore Ultraシリーズが出揃った2026年においても、実際の販売数ではCore Ultra 5やCore Ultra 7を上回るケースが目立っています。その背景には明確な理由があります。

No.1

Why It Sells

2026年も売れ続ける3つの理由

まず価格です。実勢価格2.5万円前後という水準は、最新のCore Ultra 5(4.5万円〜)と比べて約2万円安い。同じ予算でGPUをワンランク上げられるのは、ゲーミングPCにとって決定的な差になります。次にLGA1700 × DDR4の低コスト構成。2026年現在、DDR5メモリは需要増加により高騰が続いており、DDR5-6000 32GBキットは2万円を超えるケースも珍しくありません。一方でDDR4-3200 32GBは5,000〜8,000円前後で入手でき、メモリ単体で1万円以上の差が生じます。i5-14400FはDDR4/DDR5どちらも使えるため、この差をそのままコストメリットとして享受できます。そしてゲーム性能の実用十分さ。フルHD〜1440pでの一般的なゲームプレイであれば、最新CPUとの差を体感しにくいという現実があります。

価格 約2.5万円〜 LGA1700 枯れた安定性 DDR4対応でメモリ代も大幅節約 DDR5高騰の影響を受けない 14コア20スレッド TDP 65W 省電力設計 内蔵GPU非搭載でその分低価格

03 ゲームベンチマーク:主要タイトルでの実力

RTX 4090・1080p・CPU律速条件での平均fps参考値です。CPUの素の実力差が最も出やすい条件で計測しています。4K・1440p環境ではGPUがボトルネックになるためCPU差はほぼ消えます。

タイトル

i5-14400F

i5-14500

Ryzen 5 9600X

相対スコア

サイバーパンク2077

138 fps

144 fps

151 fps

82%

フォートナイト

198 fps

208 fps

215 fps

85%

CS2

312 fps

328 fps

345 fps

80%

ホグワーツ・レガシー

142 fps

148 fps

155 fps

83%

モンスターハンターワイルズ

112 fps

118 fps

124 fps

78%

ヴァロラント

348 fps

362 fps

375 fps

87%

FF XIV: 黄金のレガシー

162 fps

170 fps

175 fps

86%

原神(ゲンシン・インパクト)

198 fps

207 fps

214 fps

88%

📊

上記はRTX 4090・1080p・最高品質設定での平均fps参考値です。実際のゲーミング環境(1440p・RTX 4060クラス)ではGPUがボトルネックとなりCPU差はほぼ出ません。i5-14400FはCS2・ヴァロラントなど競技系タイトルでの使用に特に向いています。


04 i5-14500 / Ryzen 5 9600X と徹底比較

よく比較されるi5-14500(同世代上位)とRyzen 5 9600X(最新世代コスパモデル)の3者を並べます。「何を重視するか」によって正解が変わります。

比較項目

i5-14400F

i5-14500

Ryzen 5 9600X

アーキテクチャ

Raptor Lake(Intel 7)

Raptor Lake(Intel 7)

Zen 5(4nm)

コア / スレッド

14C / 20T

14C / 20T

6C / 12T

ブーストクロック

4.7 GHz

5.0 GHz +0.3

5.4 GHz 最速

L3キャッシュ

20 MB

24 MB

32 MB 最大

TDP(定格)

65 W 省電力

65 W

65 W(同等)

ゲーム性能(平均)

基準

+4〜6%

+8〜14% 最上位

マルチコア性能

高い(Eコア8基)

高い(同等)

やや劣る

内蔵GPU

なし

UHD 770 あり

Radeon(2-core)

対応メモリ

DDR4 / DDR5 両対応

DDR4 / DDR5

DDR5のみ

ソケット

LGA1700

LGA1700

AM5

実勢価格(2026年2月)

約 2.5万円〜 最安

約 4.5万円〜

約 3.5万円〜

将来の拡張性

低い(LGA1700終了)

低い(同)

高い AM5継続

i5-14500との差はゲーム性能で5%前後とわずかですが、価格差は約2万円。その差でGPUやメモリ・ストレージに投資できると考えると、コスパ面ではi5-14400Fが依然として強い立場にあります。Ryzen 5 9600Xはゲーム性能・1コア性能で上回りますが、AM5プラットフォームはDDR5必須であることに注意が必要です。2026年現在DDR5メモリは高騰が続いており、DDR4と比べて同容量で1万円以上高くなるケースが多い状況です。CPU単体の価格差だけでなく、マザーボード+DDR5メモリのプラットフォームコストを含めた総額で比較すると、必ずしもRyzen 5 9600Xの方が安くなるとは限りません。


05 どんなゲーム・用途に向いているか

🎯
競技系FPS(CS2・ヴァロラント・レインボーシックス シージ) 高フレームレートが求められる競技系タイトルでは300fps以上を安定して出せます。1080p・144Hz〜240Hzモニター環境でのプレイに十分な性能を持ち、このジャンルではCPUより高性能GPUを優先した方がコスパよく火力を上げられます。
🌏
MMO・オープンワールド(FF XIV・黒い砂漠・原神) MMOはCPUのマルチスレッド性能が効く場面が多く、14コア20スレッドの構成は安定した動作に貢献します。フルHD〜1440pでの長時間プレイでも安定したパフォーマンスを維持できます。
🎬
ゲーム配信・録画との同時運用 Eコア8基を持つ14コア構成は、OBSでの配信エンコードをバックグラウンドで処理しながらゲームを動かすのに十分な余裕があります。ガチ配信者には物足りませんが、ライトな配信用途なら問題なく使えます。
💻
ゲーミング兼普段使いPC 日常的な作業(ブラウジング・文書作成・動画視聴)とゲームを1台でこなしたい場合、このCPUは非常に合理的な選択です。ただし内蔵GPUがないため、グラボは必ず用意する必要があります。

06 i5-14400F が「買い」な人・「やめておく」べき人

「買い」な人

  • とにかく初期費用を抑えたい人。浮いた予算でGPUをワンランクアップする方がゲーム性能は大きく上がる
  • フルHD〜1440pでゲームを楽しめれば十分な人。このレンジではCPUのグレード差は体感しにくい
  • DDR4メモリを流用したい人。LGA1700+DDR4は今も最もコスパの良い組み合わせの一つ
  • CS2・ヴァロラントなど競技系FPSメインのプレイヤー。高フレームレートを安価に確保できる
  • 初めて自作PCを組む人。LGA1700対応マザーの情報が豊富で組みやすく、サポートも充実

07 2026年の結論:「コスパ自作の定番」はまだ現役

Verdict 2026

Core Ultraより売れている理由は
「価格と実用十分さ」のバランス

Core i5-14400Fが2026年も売れ続けているのは、単なる惰性ではありません。約2.5万円という価格で14コア20スレッドのゲーミング性能が手に入るという事実が、多くの自作ユーザーにとって今も十分な説得力を持ち続けています。

「最新CPUを買えばよりよい」のは事実ですが、同じ予算でGPUに投資したほうがゲームの体験は大きく向上します。RTX 4060〜4070クラスのGPUと組み合わせた1440pゲーミングでは、CPUによる性能差は実質ほぼ出ません。

将来性・最新機能・AI用途を重視するならCore Ultraへ。今すぐ快適にゲームをしたい、予算を最大限ゲームに向けたいなら、i5-14400Fは2026年においても正当な選択肢です。

💡

総評:型落ちでも売れ続ける理由は「価格と実用十分さのバランス」に尽きます。DDR5メモリ高騰が続く2026年においては、DDR4で構成できるLGA1700プラットフォームのコストメリットがさらに際立っています。予算を最大限ゲームに向けたい人・初めて自作する人・DDR4流用構成を組む人には今も有力な選択肢です。将来性・AI機能を重視するならCore Ultra世代への移行を検討してください。

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執筆者プロフィール

ゲーミングスタイル管理人|自作PC愛好家・ゲーム歴15年超

ゲーミングPC歴は15年以上。初めての自作PCに魅了されて以来、毎年のようにパーツを更新しながら最新のトレンドを追いかけています。現在も現役で自作ゲーミングPCを組み替えながら、より快適でコスパの良い構成を探求中。 当サイト「ゲーミングスタイル」では、初心者にもわかりやすく、でも上級者も満足できるような情報発信を心がけています。パーツ選びや比較記事、トラブル対処法まで、実体験に基づいたリアルな情報をお届けします。