重いPCゲームの推奨スペック早見表|GPU別fpsで快適ラインが分かる【2026年版】
GPU別fpsで快適ラインが分かる
「モンハンワイルズが重すぎてカクつく」「FF7リバースの推奨スペック高すぎ」——2026年の重量級タイトルは、公式の推奨スペック通りのGPUでは快適に遊べないことも珍しくありません。本記事では6本の重量級タイトルを対象に、GPU別の実測fpsデータから”本当に必要なGPU”を明らかにします。
「GPUを買い替えたのに最新ゲームが重い」——その原因の多くは、タイトルごとの負荷とGPU性能のミスマッチにあります。公式の推奨スペックはあてにならないことも多く、実際にどのGPUなら快適に遊べるのかはfpsデータを見るのが一番確実です。
この記事では、2026年現在とくに重いとされる6本のPCゲームについて、GPU別の実測fpsをまとめました。自分のGPUで快適に遊べるかどうか、データで確認してみてください。
目次
2026年 重量級タイトルの重さランキング
まずは6タイトルの「重さ」を比較します。RTX 5070でWQHD・最高画質・ネイティブ描画した場合のfps目安を基準にしました。数値が低いほど重いタイトルです。
※ RTX 5070 / WQHD / 最高画質 / レイトレーシングOFF / ネイティブ描画基準。パストレーシングON時はCP2077・バイオとも大幅に重くなります。
FF16とモンハンワイルズが突出して重いことが分かります。RTX 5070でもWQHD最高画質で60fps維持が難しいレベルです。一方、サイバーパンク2077はレイトレーシングOFFなら意外と軽く、パストレーシングをONにした瞬間に最重量級へ変貌します。
【早見表】ゲーム × 解像度 推奨GPUガイド
各タイトルで60fpsを安定して出すために必要なGPUの目安です。画質は高〜最高(ゲームごとにテーブル内に記載)、ネイティブ描画・レイトレOFF条件。
| ゲーム | FHD 60fps |
FHD 144fps |
WQHD 60fps |
WQHD 144fps |
4K 60fps |
|---|---|---|---|---|---|
| サイバーパンク2077ウルトラ / RT OFF | RTX 5050 | RTX 5070 | RTX 5060 | RTX 5080 | RTX 5070 Ti |
| モンハンワイルズ最高画質 | RTX 5070 | RTX 5080 | RTX 5070 | DLSS必須 | RTX 5080 |
| FF7リバース高画質 | RTX 5050 | RTX 5070 Ti | RTX 5060 Ti | DLSS必須 | RTX 5070 Ti |
| バイオハザード レクイエム最高画質 / RT OFF | RTX 5050 | RTX 5070 | RTX 5060 | RTX 5070 Ti | RTX 5070 |
| 黒神話:悟空High / RT OFF | RTX 5060 | RTX 5070 Ti | RTX 5070 | DLSS必須 | RTX 5080 |
| FF16最高画質 | RTX 5060 | RTX 5080 | RTX 5080 | 困難 | RTX 5090 |
※ 太字は推奨最低GPU。同等の性能を持つAMD GPU(RX 9060 XT ≒ RTX 5060級、RX 9070 ≒ RTX 5070弱、RX 9070 XT ≒ RTX 5070 Ti級)でも同様の目安になります。ただしレイトレーシング性能はNVIDIA有利です。
※ 「DLSS必須」「困難」はネイティブ描画では現行最上位GPUでも144fps / 60fps到達が難しいことを意味します。DLSS 4.5やFSRの活用が前提です。
FF16はWQHD 60fpsにRTX 5080が必要という衝撃的な結果です。最適化不足が指摘されているタイトルだけに、ドライバやパッチによる改善に期待したいところ。一方、バイオハザード レクイエムはREエンジンの最適化が優秀で、レイトレOFFならRTX 5060でWQHD 60fpsをクリアできます。
【詳細】ゲーム別スペックガイド
各タイトルの特徴・重さの原因・DLSS/FSR対応状況・おすすめGPUを解説します。
レイトレーシングOFFの「ウルトラ」設定なら2026年のミドルクラスGPUで十分快適に遊べます。ただしパストレーシング(RT Overdrive)をONにした瞬間、要求スペックが跳ね上がるのがこのゲームの特徴です。パストレーシングONのネイティブ描画では、RTX 5060 TiでもFHD 35fps程度まで落ち込みます。
パストレーシングを楽しみたいなら、DLSS 4.5のマルチフレーム生成が事実上の必須機能です。RTX 5060 TiでもDLSS Quality + MFG適用でFHD 142fpsまで引き上げられます。
| GPU | FHD | WQHD | 4K |
|---|---|---|---|
| RTX 5060 | 90 | 60 | 34 |
| RTX 5070 | 155 | 100 | 58 |
| RTX 5070 Ti | 187 | 125 | 72 |
| RTX 5080 | 220 | 150 | 90 |
| RTX 5090 | 280 | 190 | 115 |
※ ウルトラ設定 / レイトレーシングOFF / ネイティブ描画。RTX 5070 Ti FHD・WQHD・4Kは実測値(当サイト比較記事)基準、他は性能比による推定値。
2025年に発売されたタイトルの中で圧倒的に重い一本です。REエンジンベースながら、広大なフィールドの環境描写やモンスターのディテールが異常に高く、RTX 5070 TiでもWQHD最高画質で82fps止まり。公式の推奨スペック(RTX 4060)はフレーム生成の使用が前提で、ネイティブ描画では到底60fpsに届きません。
快適にプレイするなら、画質を「高」に1段下げるか、DLSS/FSRの活用が現実的です。
| GPU | FHD | WQHD | 4K |
|---|---|---|---|
| RTX 5060 | 43 | 43 | 23 |
| RTX 5070 | 68 | 67 | 38 |
| RTX 5070 Ti | 82 | 82 | 52 |
| RTX 5080 | 105 | 100 | 65 |
| RTX 5090 | 135 | 128 | 85 |
※ 最高画質 / ネイティブ描画。RTX 5070 Ti WQHD(82fps)・4K(52fps)は当サイト記事の実測値。FHD(82fps)は比較記事の1080p Ultra実測値。他は性能比による推定値。
PS5からの移植タイトルで、VRAM消費が非常に大きいのが特徴です。4K最高設定ではVRAM 12GB以上を要求し、8GBのGPUでは明らかにパフォーマンスが低下します。フレームレート上限が120fpsに設定されている点も注意が必要です(INI編集でアンロック可能)。
DLSS 4.5に対応していますが、FSRには非対応。AMD GPUユーザーにはやや不利な最適化です。画質は「高」プリセットでも十分美麗なので、「最高」にこだわらなければ要求スペックは大きく下がります。
| GPU | FHD | WQHD | 4K |
|---|---|---|---|
| RTX 5060 | 75 | 48 | 28 |
| RTX 5070 | 110 | 78 | 46 |
| RTX 5070 Ti | 120 | 100 | 63 |
| RTX 5080 | 120 | 120 | 85 |
| RTX 5090 | 120 | 120 | 110 |
※ 高画質プリセット / ネイティブ描画 / 120fps上限。RTX 40系実測値(thehikaku.net)を基に世代間性能比(+15〜22%)で推定。
REエンジンの最適化が光る一本です。通常のラスタライズ描画(レイトレOFF)ではRTX 5060でもWQHD 60fps超えと、重量級タイトルの中では比較的軽い部類。ただし本作の売りであるパストレーシングをONにすると負荷が一変し、サイバーパンク2077のパストレーシングに匹敵する重さになります。
パストレーシングの映像美は圧倒的なので、楽しむならRTX 5070 Ti + DLSS 4.5の組み合わせが現実的なラインです。
| GPU | FHD | WQHD | 4K |
|---|---|---|---|
| RTX 5060 | 105 | 72 | 42 |
| RTX 5070 | 150 | 108 | 62 |
| RTX 5070 Ti | 170 | 125 | 72 |
| RTX 5080 | 210 | 145 | 85 |
| RTX 5090 | 250 | 185 | 128 |
※ 最高画質 / レイトレーシングOFF / ネイティブ描画。RTX 5090 4K(128fps)は当サイト記事の実測値、他は性能比による推定値。
Unreal Engine 5のNanite・Lumenをフル活用した、Steam同時接続数歴代1位(241万人)を記録したタイトルです。High設定でもかなりの負荷で、レイトレーシングONにすると更に重くなります。特にAMD GPUはレイトレーシング性能でNVIDIAに大きく劣るため、RT ONではRX 9070 XTでもRTX 5060 Ti以下のfpsになるケースがあります。
DLSS 4.5のマルチフレーム生成に対応しており、RTX 50シリーズなら4Kフルレイトレでも100fps超えが可能です。
| GPU | FHD | WQHD | 4K |
|---|---|---|---|
| RTX 5060 | 66 | 46 | 25 |
| RTX 5070 | 98 | 72 | 40 |
| RTX 5070 Ti | 115 | 87 | 57 |
| RTX 5080 | 150 | 97 | 58 |
| RTX 5090 | 160 | 130 | 86 |
※ High設定 / RT OFF / ネイティブ描画。GamersNexus実測値を基に整理。4Kでは5080と5070 Tiがほぼ同等(57-58fps)なのはメモリ帯域のボトルネックと推測されます。
2026年現在、最も重いPCゲームの一つです。「最適化不足」と各所で指摘されており、RTX 5090ですら4K最高画質で61fpsとギリギリ。WQHD 60fpsにRTX 5080が必要というのは他のどのタイトルと比べても突出しています。
PS5版は元々30fps前提の設計で、シーンごとにGPU負荷が大きく変動するのも厄介です。「中」画質でも見た目の差は小さいので、画質を1〜2段下げるのが現実的な対策です。
| GPU | FHD | WQHD | 4K |
|---|---|---|---|
| RTX 5060 | 52 | 35 | 18 |
| RTX 5070 | 80 | 48 | 28 |
| RTX 5070 Ti | 90 | 58 | 35 |
| RTX 5080 | 110 | 66 | 48 |
| RTX 5090 | 140 | 92 | 61 |
※ 最高画質 / ネイティブ描画。RTX 5090 WQHD・4KはKitGuru実測値、RTX 5070 Ti・5080はKitGuruレビューの相対性能から推定、他は性能比推算。
【逆引き】あなたのGPUで快適に遊べるタイトル
「自分のGPUでどのゲームが快適に遊べるか」を一覧にしました。WQHD・最高画質・ネイティブ描画を基準に、◎○△×で評価しています。
| GPU | CP2077RT OFF | MHW | FF7R | バイオRT OFF | 悟空RT OFF | FF16 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| RTX 5060RX 9060 XT | ○60fps | △43fps | △48fps | ○72fps | △46fps | ×35fps |
| RTX 5060 Ti | ○70fps | △52fps | ○60fps | ○87fps | △57fps | △42fps |
| RTX 5070RX 9070 | ◎100fps | ○67fps | ○78fps | ◎108fps | ○72fps | △48fps |
| RTX 5070 TiRX 9070 XT | ◎125fps | ○82fps | ◎100fps | ◎125fps | ○87fps | △58fps |
| RTX 5080 | ◎150fps | ◎100fps | ◎120fps | ◎145fps | ◎97fps | ○66fps |
| RTX 5090 | ◎190fps | ◎128fps | ◎120fps | ◎185fps | ◎130fps | ◎92fps |
◎ = 100fps以上(余裕) / ○ = 60〜99fps(快適) / △ = 30〜59fps(プレイ可能・設定調整推奨) / × = 30fps未満(厳しい)
※ WQHD / 最高画質 / ネイティブ描画 / レイトレーシングOFF基準。DLSS・FSR使用で1〜2段階改善が見込めます。
※ RX 9060 XT ≒ RTX 5060級、RX 9070 ≒ RTX 5070弱、RX 9070 XT ≒ RTX 5070 Ti級として併記。ただしレイトレーシングON時はNVIDIA有利。
RTX 5070がバランス型の境界線です。6タイトル中5本でWQHD 60fps以上を達成でき、2026年のスタンダードGPUとして十分な性能を持っています。FF16だけは例外で、WQHD 60fpsにRTX 5080が必要です。一方、RTX 5060でもCP2077・バイオの2タイトルはWQHD 60fps以上で遊べるため、タイトルを選べばコスパ良好です。
まとめ — 重量級タイトルに必要なGPUの目安
GPU × 重量級タイトルの最適解
パストレーシングやフルレイトレーシングを楽しむなら、どのGPUでもDLSS 4.5の活用が事実上必須です。
AMD GPU(RXシリーズ)はラスタライズ性能では同価格帯のNVIDIA GPUと互角ですが、レイトレーシング性能で差がつくため、RT重視ならNVIDIA GPUが有利です。
本記事のfpsデータは当サイトのGPU比較記事の実測値および海外レビューサイト(GamersNexus、KitGuru等)の実測値を基に、GPU間の性能比で推定した値を含みます。テスト環境やドライババージョンによって実際のfpsは前後するため、あくまで目安としてご活用ください。