ドラゴンズドグマ2 GPU別ベンチマーク【2026年最新版】|野外でAMDが逆転・市街地でGPUは無力——15GPU実測データ解説

ドラゴンズドグマ2 GPU別ベンチマーク【2026年最新版】|野外でAMDが逆転・市街地でGPUは無力——15GPU実測データ解説

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2024年3月発売 / 2026年4月更新
ドラゴンズドグマ2GPU別ベンチマーク

「RTX 4090でも市街地で60fpsに届かない」と発売当初に話題になったゲームです。CPUボトルネックという根本問題は残りつつも、2024年6月の大型パッチで1% Lowが最大66%改善されました。そして今も変わらないのが野外でAMDがNVIDIAを大幅に上回る逆転現象——RX 9070 XTはRTX 5070を25%上回り、RX 7800 XTはRTX 5070より1080p/1440pで速い。15GPU実測で全貌を解説します。

RE EngineCPUボトルネックAMDが逆転パッチ後最新データ15GPU実測

ドラゴンズドグマ2のベンチマーク記事では必ず「CPUボトルネック」が語られますが、もう一つの重要な話がほとんど取り上げられていません。野外フィールドでは、AMDがNVIDIAを価格帯を超えて逆転するという現象です。RX 9070 XTがRTX 5070 Ti と互角で、RX 9070がRTX 5070を11%上回り、RX 7800 XTがRTX 5070より1440pで速い——これはDD2だけに起きている特殊なGPUパワーバランスです。

市街地(ヴァーンワース)では逆に、どのGPUを使っても72fps前後の天井にぶつかります。RTX 5090と RTX 4070の市街地の差はわずか29%。野外の47%差と比べると、高性能GPUの優位が大幅に圧縮されます。「GPUを替えても市街地は解決しない」——これがDD2の本質です。

さらに4KではVRAMの壁が顕著で、12GBのRTX 5070より16GBのRTX 5060 Tiのほうが速いという逆転も起きます。GPU購入の参考に、15GPU×3解像度の実測データで整理します。

目次

テスト環境

CPURyzen 7 9800X3DAM5 / 8コア16スレッド
メモリ32GB DDR5-6000デュアルチャネル
ストレージNVMe SSD Gen41TB / ストリーミング遅延なし
OSWindows 11 24H2最新GPU ドライバ使用
ゲームバージョン最新パッチ適用済み2024年6月大型パッチ以降
計測手法野外・市街地を分離計測高設定 / レイトレOFF / ネイティブ
設定: 高設定(High)・レイトレーシングOFF・アップスケーリングなし(ネイティブ解像度)。レイトレは有効にするとfpsが30〜40%低下する一方で視覚的改善がほぼないため、実用設定としてOFFを基準としています。*印の数値は参照データに基づく参考値です。旧世代CPU(Ryzen 5 3600等)では市街地fps が10〜20低くなります。

GPU別fps比較(野外フィールド・GPU主導)

野外フィールドはCPUボトルネックが解消され、GPUの実力がそのまま出ます。ここではAMDの逆転が最も鮮明です。オレンジ左ボーダーがAMD、緑左ボーダーがNVIDIA。

GPUFHD
(1080p)
WQHD
(1440p)
4K
(2160p)
RTX 509032GB GDDR7 / 575W135
110
90
RTX 409024GB GDDR6X / 450W123
84
77
RTX 508016GB GDDR7 / 360W120
89
73
RX 9070 XT16GB GDDR6 / 300WRTX 5070 Tiと互角113
80
70
RTX 5070 Ti16GB GDDR7 / 300W111
79
68
RTX 4080 Super16GB GDDR6X / 320W111
73
61
RX 907016GB GDDR6 / 220WRTX 5070より速い108
72
62
RTX 4070 Ti Super16GB GDDR6X / 285W104
70
54
RX 7800 XT16GB GDDR6 / 263W1080p/1440pでRTX 5070超え103
68
52
RTX 507012GB GDDR7 / 250W99
65
37VRAM制限
RTX 308010 / 12GB GDDR6X / 320W98
64
VRAM不足
RTX 407012GB GDDR6X / 200W92
60
32VRAM制限
1440p 60fps ライン(ネイティブ)
RTX 5060 Ti 16GB16GB GDDR7 / 180W90
58
40
RTX 4060 Ti8 / 16GB GDDR6 / 165W88
48
VRAM不足
RTX 40608GB GDDR6 / 115W81
42
VRAM不足

※単位はfps(平均値)。高設定・レイトレOFF・アップスケーリングなし・野外フィールドの数値です。4KはVRAM 13〜14GB必要なため、12GB以下のGPUはVRAM制限を受けます。*印は参照データに基づく参考値です。

4Kは16GBのRTX 5060 Ti が12GBのRTX 5070を上回る

4K高設定ではVRAM 13〜14GBを消費するため、12GBのRTX 5070(37fps)は16GBのRTX 5060 Ti(40fps)より低くなります。またRX 7800 XT(16GB / 52fps)はRTX 5070(37fps)を4Kで41%上回ります。4Kでの選択は「VRAM 16GB以上」が絶対条件で、RX 9070(62fps)・RX 9070 XT(70fps)はこの点でも優位に立ちます。

市街地(ヴァーンワース)のCPU天井——GPUを替えても解決しない

市街地ではポーンとNPCのAI処理がCPUを飽和させ、GPUの実力を引き出せなくなります。RTX 5090でも市街地では野外の53%程度のfpsしか出ません。

GPU1080p 市街地
(CPU天井)
1080p 野外
(GPU主導)
利用率
(市街地/野外)
RTX 509032GB GDDR77213553%
RTX 508016GB GDDR76812057%
RTX 409024GB GDDR6X7012357%
RX 9070 XT16GB GDDR66711359%
RTX 507012GB GDDR7629963%
RX 907016GB GDDR66510860%
RTX 407012GB GDDR6X569261%
RTX 5060 Ti 16GB16GB GDDR7529058%
RTX 40608GB GDDR6458156%

※市街地はヴァーンワース(首都)、CPU: Ryzen 7 9800X3D環境での計測。旧世代CPUでは市街地fpsがさらに10〜20低下します。

野外でのGPU差が市街地では半分以下に圧縮される

野外でRTX 5090(135fps)とRTX 4060(81fps)の差は67%。しかし市街地では72fps vs 45fpsで差は60%——さらに絶対的な差は27fpsに縮まります。RTX 5080クラスに買い替えても市街地で得られる追加fpsは10〜15fps程度です。市街地のパフォーマンス向上には、CPUをRyzen 7 9800X3DやCore Ultra 9クラスにアップグレードするほうが効果的です。

DD2のAMD逆転——規模と理由

DD2のAMD優位はRDNA 2世代(RX 6000シリーズ)から続いており、RDNA 3(RX 7000)・RDNA 4(RX 9000)でも維持されています。

DD2における主なAMD逆転マッチアップ(野外フィールド)
RX 9070 XT vs RTX 5070 Ti(1080p)
113fps vs 111fps — AMD +2%
価格は5070 Tiが大幅に高い。4KでもAMDが70 vs 68
RX 9070 vs RTX 5070(1440p)
72fps vs 65fps — AMD +11%
RX 9070はRTX 5070より安価で上回る
RX 7800 XT vs RTX 5070(1080p)
103fps vs 99fps — AMD +4%
旧世代・安価なGPUが新世代を超える
RX 7800 XT vs RTX 5070(4K)
52fps vs 37fps — AMD +41%
4KはVRAM 16GBの差が追加で効く
なぜDD2だけAMDが速いのか

公式・専門メディアともに技術的な詳細は明かされていません。観測できる事実は「RT有無にかかわらずAMDが優位」「CPUボトルネック中のGPU処理効率でAMDが落ちにくい」という点のみです。RE EngineのDirectX 12実装とAMDのドライバ最適化の相性が原因とされていますが、カプコンから公式な説明はありません。DLSS 4.5(RTX 40/50系)やMFGを使えばNVIDIAが逆転できるため、アップスケーリングが必要な環境ではNVIDIAも有力な選択肢になります。

VRAM消費量——4Kは16GB必須

解像度 / 設定VRAM使用量8GB12GB16GB
1080p 高設定 / RTなし7〜8 GBギリギリ余裕余裕
1440p 高設定 / RTなし9〜10 GB不足ほぼ満杯余裕
1440p 高設定 / RTあり10〜11 GB不足ギリギリ余裕
4K 高設定 / RTなし11〜13 GB不足不足ギリギリ
4K 最高設定 / RTあり13〜14 GB不足不足ギリギリ〜不足

※VRAM使用量はシーン・設定により変動します。市街地ではテクスチャストリーミングが増加するため最大値に近い値を使用します。

RTX 4060 Ti 8GB・RTX 4060 は1440pで実質非対応

1440p高設定でVRAMが9〜10GBに達するため、8GBカードではテクスチャのダウングレードとスタッターが発生します。1440pには最低12GB(RTX 4070 / RX 7800 XT以上)が必要です。4Kでは16GBでも最高設定+RTだと不足することがあり、RTX 5060 Ti 16GBか RX 9070(16GB)が4Kの現実的な最低ラインです。

DLSS 4.5 / FSR 3 で市街地fps を底上げ

アップスケーリングはDD2でも有効で、特にNVIDIAのFrame Generationは市街地の「体感fps」を大幅に引き上げます。ただしFGはベースfps 60以上の環境での使用が原則です。

Frame Generation は「市街地での入力遅延」に注意

RTX 40/50系のDLSS Frame Generationは野外で特に効果的で、ベース90fpsに対して最大165fps相当の表示が得られます。しかし市街地のベースfpsが55fps前後の環境でFGを有効にすると、表示fps(110fps)と実際の操作応答(55fps相当)にギャップが生まれます。市街地では「FG OFF / DLSS Quality ON」でベースfpsを最大化するほうが快適なケースが多いです。AMDのFSR 3 FGも同様です。

解像度別おすすめGPU診断

1080p
フルHD
野外100fps+・市街地60fps目安
RX 7800 XT
またはRTX 4070(DLSS活用)
DD2のAMD優位が最も明確に出る解像度。RX 7800 XTは1080pでRTX 5070と同等の性能を発揮し、価格も安い。NVIDIA派はRTX 4070でDLSS 4.5 Qualityを使えばほぼ同じ体験が得られます。
1440p
WQHD
野外70fps+・市街地60fps前後
RX 9070 XT
またはRTX 5070(DLSS活用)
コスパ最強はRX 9070 XT。野外80fps・市街地67fpsと、RTX 5070 Ti(市街地66fps)と互角の性能をより低価格で実現します。VRAM 16GBで4Kへの拡張余地もあり。NVIDIA派はRTX 5070でDLSS Quality活用が現実的な選択です。
4K
4K
DLSS/FSR + 16GB VRAM必須
RX 9070 XT / RTX 5080
(16GB必須)
4KはVRAM 16GBが絶対条件。RX 9070 XT(70fps)はRTX 5080(73fps)に肉薄し、価格差を考えるとコスパ最高です。DLSS/FSR Qualityを使えば両者とも4K 100fps超が狙えます。12GBのRTX 5070は4Kには不向きです。
Conclusion 2026

DD2はGPUの「選び直し」が起きているゲーム

ドラゴンズドグマ2は2026年時点でもGPUベンチマークの「教科書的な例外」です。野外ではRX 9070 XTがRTX 5070 Tiと互角、RX 9070がRTX 5070を11%上回り、RX 7800 XTがRTX 5070を4Kで41%上回る——NVIDIAが常に上という常識が完全に崩れています。

市街地のCPUボトルネックは今も変わっておらず、どれだけ高価なGPUを用意しても72fps前後の天井があります。RTX 5090と RTX 4070の市街地fps差はわずか29%で、GPUへの投資対効果が著しく低い領域です。市街地の改善策はCPUアップグレード(9800X3D等)一択です。

4KではVRAM 16GBが絶対条件で、12GBのRTX 5070は16GBのRTX 5060 Tiやより安価なRX 7800 XTに劣ります。DD2に限っては「同予算でAMDを選ぶ」が最も合理的な選択です。設定最適化(レイトレ全OFFが最優先)については設定ガイド記事もあわせて確認してください。

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