7年前のCoD:Modern Warfareが$6でSteam同接6万人——現行のBO7+Warzoneを全部超えた
本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場等)のリンクが含まれています。
Steam春セールで90%オフになったModern Warfare(2019)が同接61,667人を記録。同時期のBlack Ops 7とWarzoneの合計を上回りました
- CoD:MW(2019)がSteam春セールで90%オフの$5.99に。同接61,667人のAll-Time Peak
- 同時期のBO7 + Warzone合計を上回る。セール前比で約80〜120倍のプレイヤーが殺到
- 背景にはBO7のMetacriticユーザースコア1.7(シリーズ最低)、Steamレビュー「Mostly Negative」という現行作の不振
目次
何が起きたのか
2026年3月19日から始まったSteam春セールで、Call of Duty: Modern Warfare(2019)が初の90%オフ——$59.99から$5.99に値下げされました。
結果は劇的でした。セール前の月間ピークが1,470人だったこのゲームに、週末だけで6万人以上が押し寄せました。
Infinity Wardもこの盛り上がりに反応し、急遽Double XPイベントを週末に開催。公式は「MW2019 players pulling up heavy」とツイートしています。
現行作より多い——CoDシリーズのSteam同接比較
最も衝撃的だったのは、7年前の$6ゲームが現行タイトルの合計を上回ったことです。
| タイトル | Steam同接ピーク | 備考 |
|---|---|---|
| Warzone 2.0(統合アプリ) | 491,670人 | 2022年11月(歴代最高) |
| Black Ops 6 | 306,000人超 | 2024年10月 |
| MW II(2022) | 263,000人 | 2022年10月 |
| MW III(2023) | 190,273人 | 2023年11月 |
| Black Ops 7 | 89,595人 | 2025年11月(大幅減) |
| MW(2019) | 61,667人 | 2026年3月(春セール) |
BO6の30万人からBO7の9万人への急落だけでも深刻ですが、その9万人すら維持できず、同時期にはBO7 + Warzone合計で約2.5〜5万人にまで減少していました。7年前のMWがその上に立ったのです。
なぜ7年前のゲームが「勝った」のか
答えは2つあります。MW(2019)が今でも良いゲームであることと、BO7が悪すぎることです。
- Steamレビュー: Very Positive(81%肯定)
- IWエンジン刷新による当時革新的なグラフィック・サウンド
- Shoot House、Hackney Yard等の名マップ
- Ground War(32v32)、クロスプレイ初導入
- Warzone(初代)の母体として巨大コミュニティを形成
- Steamレビュー: Mostly Negative(約35〜42%肯定)
- Metacriticユーザースコア: 1.7(シリーズ最低)
- キャンペーンが酷評(「most disappointing CoD」)
- 生成AIによるゲーム内アセット使用に批判
- 常時オンライン必須、ソロプレイヤーにペナルティ
$70のフルプライスタイトルがSteamで「Mostly Negative」、$6の7年前のゲームが「Very Positive」。この対比がすべてを物語っています。
CoDのSteam復帰と長い迷走
CoDシリーズは2018年のBlack Ops 4以降、SteamからBattle.net独占に移行していました。Microsoft自身がこれを後に「resounding failure(完全な失敗)」と認定しています。
2022年のMW II(2022)でSteamに復帰し、初日263,000人を記録。その後BO6で306,000人と好調でしたが、BO7で89,595人に急落。同一サブシリーズ(Black Ops)の連続リリースがプレイヤーの疲弊を招いたと分析されており、Activisionは今後「同じサブシリーズの連続リリースを廃止する」方針を表明しました。
MW4(2026年秋?)への布石
MW(2019)の90%オフとDouble XPイベントは、単なるセール施策ではない可能性があります。
2026年秋にはInfinity Ward開発のModern Warfare 4が発売予定(未公式)と報じられており、MW(2019)の盛り上がりはそのマーケティングの前哨戦と見る向きが大勢です。Xbox Summer Showcase(6月頃)での正式発表が予想されています。
MW(2019)に6万人が戻ったという事実は、「CoDのプレイヤーがいなくなったわけではない。面白いCoDを求めている」というメッセージでもあります。MW4がその期待に応えられるかどうかが、CoDフランチャイズの次の分岐点になるでしょう。
まとめ——$6が$70に勝った日
7年前のゲームがSteam同接で現行作を超える。普通なら起きない現象です。しかし、MW(2019)の品質とBO7の不振が重なれば、起きます。
PCゲーマーにとっての教訓があるとすれば、「高い新作が必ずしも良いわけではない」ということ。そしてSteamセールの力は、7年の時間すら超えるということです。
MW(2019)のセールは3月26日で終了しましたが、このゲームが今でも$20以下で面白いFPSであることに変わりはありません。

