RTX 5080 vs RTX 5070 Ti 比較!性能差14%に対しコスパの差は?今選ぶべき最適解を解説
2026.2.23
2026年2月 最新検証
2026年、ハイエンドGPU市場のメインストリームは「Blackwell」へと完全に移行しました。中でも今、多くのゲーマーを悩ませているのが「RTX 5080とRTX 5070 Ti、結局どっちを買うべきか?」という問題です。
スペック表では似通った両モデルですが、詳細なベンチマークの結果、性能差はわずか14%に留まることが判明しました。一方で、価格にはそれ以上の大きな開きがあります。
平均性能差(実測値)
5080が +14% 高速
VRAM容量
両者共に 16GB(共通)
コストパフォーマンス
5070 Ti が圧倒的優位
1. RTX 5080 vs RTX 5070 Ti スペック比較表
まずは基本スペックの違いを確認しましょう。ここで注目すべきは、上位モデルの5080にしてもVRAM容量が増えないという点です。
| 項目 | RTX 5080 | RTX 5070 Ti |
|---|---|---|
| アーキテクチャ | Blackwell (GB203) | Blackwell (GB203) |
| VRAM容量 | 16GB GDDR7 | 16GB GDDR7 |
| 消費電力 (TGP) | 約400W | 約300W |
| 2026年 市場価格 | 約210,000円〜 | 約150,000円〜 |
2. 最新ゲーム実測ベンチマーク:性能差は「14%」
『Cyberpunk 2077』や『Silent Hill 2』など、2026年の重量級タイトルでの平均フレームレートを比較した結果がこちらです。
4K解像度 平均パフォーマンス比較
※複数のAAAタイトルでの中央値を算出
分析ポイント:
検証の結果、RTX 5080はRTX 5070 Tiに対して平均14%の性能向上に留まりました。タイトルによっては4%〜21%と幅がありますが、全体的な体験として「5080なら遊べるが、5070 Tiではカクつく」といった劇的な境界線は存在しません。
むしろ、同じ16GBのVRAMを搭載しているため、将来的な寿命(高解像度テクスチャへの耐性)においては、両モデルに差がないことが最大の懸念点です。
3. 性能差14%に対し、価格差は「最大33%」の衝撃
グラフィックボードの価値を決めるのは単純なフレームレートだけではありません。支払った金額に対してどれだけの見返りがあるか、すなわち「1フレームあたりのコスト」が重要です。
RTX 5080とRTX 5070 Tiの価格と性能の比率を並べると、驚くべき事実が浮かび上がります。
RTX 5070 Tiからの +14% 平均性能アップ
5070 Tiと比較した +24〜33% 圧倒的なコスト増
数字で見る「5080が割高」と言える理由
- 実売価格の乖離:5070 Tiが約15万円に対し、5080は約21万円。約6万円(40%近く)の追加投資が必要ですが、得られる性能はわずか1.14倍です。
- VRAMに差がない:通常、80番台へのアップグレードはVRAM容量の増加が大きなメリットになりますが、今回は両者ともに16GB。将来のVRAM不足に対する耐性は変わりません。
- 体験の限界:4K環境でDLSSを併用した場合、5070 Tiでも140fps、5080で160fpsといった数値になります。この20fpsの差に数万円を投じる価値があるかどうかが分かれ目です。
結論として、2026年現在の市場においてRTX 5080は「最もコストパフォーマンスが悪いハイエンドモデル」となってしまっています。逆にRTX 5070 Tiは、16GBの高速GDDR7メモリを搭載しつつ、上位モデルに迫る実効性能を持っているため、非常に賢い選択肢と言えます。
結論:あなたはどちらを買うべきか?
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- 予算15万円前後で最高のコスパを求める
- 4K環境でDLSSを使い、快適に遊びたい
- 5080との「14%の差」に6万円は払えない
- VRAM 16GBあれば十分だと確信している
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