「このゲーム、うちのPCで動くかな?」
「ゲーミングPCを買いたいけど、どこまでのスペックが必要かわからない…」
そんな悩みを抱える方のために、この記事ではPCゲームのジャンルごとに必要なスペックの目安を解説します。
無駄なく、自分のスタイルに合ったゲーミングPCを選びたい方は必見です!
ゲーミングPCにおける主な構成要素
まず、ゲームにおいて重要となるパーツは以下の4つです。
パーツ | 役割 |
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GPU(グラフィックボード) | ゲーム映像の描画を担当。最も重要なパーツ |
CPU | ゲームの計算処理や物理演算、AI挙動などに関与 |
メモリ(RAM) | ゲームのデータを一時的に保持。マルチタスクでも重要 |
ストレージ | ゲームデータの読み込みスピードに影響(SSDが推奨) |
ゲームジャンル別|必要なスペックの目安
軽量ゲーム(2Dゲーム/インディーゲーム/LoL・VALORANT等)
【代表タイトル】マインクラフト(Java)、Hollow Knight、LoL、VALORANT
パーツ | 推奨スペック |
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GPU | GTX 1650 / RTX 3050 |
CPU | Core i3 / Ryzen 3 |
メモリ | 8~16GB |
ストレージ | SSD 256GB以上 |
✅ 古めのPCやノートでもOK。軽量・低消費電力でコスパ抜群。
FPS・バトロワ系ゲーム(APEX・PUBG・Fortnite・CoDなど)
【特徴】滑らかな動きと反応速度が勝敗に直結
パーツ | 推奨スペック |
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GPU | RTX 4060 / RTX 4070 |
CPU | Core i5 / Ryzen 5(高フレーム狙いならi7以上) |
メモリ | 16GB以上 |
ストレージ | SSD 500GB以上 |
✅ 144fps以上を出すにはGPU性能とCPUバランスが重要!
RPG/アクション/オープンワールド(FF, エルデンリング, スカイリム等)
【特徴】高画質・高解像度でのプレイに重点
パーツ | 推奨スペック |
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GPU | RTX 4070 Ti / RTX 4080以上 |
CPU | Core i7 / Ryzen 7以上 |
メモリ | 16~32GB |
ストレージ | SSD 1TB推奨(DL版は容量が大きい) |
✅ 4Kやレイトレーシングも使うならRTX 4080以上が安定。
シミュレーション/ストラテジー(Cities: Skylines II, Civilization VIなど)
【特徴】大量のユニットや演算がCPU負荷に影響
パーツ | 推奨スペック |
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GPU | RTX 4060以上 |
CPU | Core i7 / Ryzen 7(マルチスレッド重視) |
メモリ | 32GB以上推奨 |
ストレージ | SSD 500GB~ |
✅ 見た目以上に重いジャンル。CPU性能・メモリが鍵。
配信・実況も同時に行う場合
【特徴】ゲームとOBSなど複数アプリを同時に動かす
パーツ | 推奨スペック |
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GPU | RTX 4060 Ti / RTX 5060以上 |
CPU | Core i7 / Ryzen 7以上 |
メモリ | 32GB以上 |
ストレージ | SSD 1TB以上(録画保存用) |
✅ NVIDIAのNVENC搭載GPUなら配信もスムーズ。
まとめ スペックは「やりたいゲーム」と「解像度」で決める
解像度 | 最低スペック | 快適スペック |
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フルHD(1920×1080) | GTX 1650 / 3050 | RTX 4060 / 5060 |
WQHD(2560×1440) | RTX 4060 Ti | RTX 4070 / 4070 Ti |
4K(3840×2160) | RTX 4080以上 | RTX 4090 / 5090(推奨) |
最後に ムダな投資を避けるために
- 「なんとなく高性能」を選ぶより、自分の遊ぶゲームジャンルを明確にすることが大事
- スペックを盛る=価格も上がるので、必要最低限+αの構成が最適
- 長期的な運用や配信を考えるなら、上位スペック投資も十分に価値あり