Core Ultra 5 245K vs Ryzen 5 9600X 比較【2026年9月】|総額最安はクーラー付属の9600でした

(更新: 2026.9.13)
Core Ultra 5 245K vs Ryzen 5 9600X 比較【2026年9月】|総額最安はクーラー付属の9600でした

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CPU / 比較 / 2026年9月更新
Core Ultra 5 245K vs Ryzen 5 9600X
総額でいちばん安いのは、クーラーが付く9600でした
Ryzen 5 9600の実売最安が32,002円まで下がり、上位の9600Xより2,878円安くなりました。Wraith Stealthクーラーが付属するぶん、CPU+マザーボード+クーラー+メモリを積み上げた総額は118,782円。今回並べた5構成でいちばん安く、コスパ枠とされてきた前世代の7600X構成すら1,168円下回ります。Core Ultra 5 245Kとの6タイトル平均fps差は23%ありますが、その差はCS2とFF14の2本が作っており、残り4タイトルでは13%まで縮みます。遊ぶタイトルで結論が変わる価格帯です。
総額 118,782円で最安9600X比 2,878円 安いfps単価 19.6 fps/万円

価格は価格.com「CPU」一覧同「マザーボード」一覧同「CPUクーラー」一覧同「メモリー」一覧で2026年9月13日に確認した最安値です。スペックはAMD公式「Ryzen 5 9600X」製品ページ同「Ryzen 5 9600」同「Ryzen 5 7600X」インテル公式「Core Ultra 5 245K」仕様ページ同「Core Ultra 5 245KF」によります。Cinebench・Geekbenchのスコアとfpsは当サイトの実測値です。価格は変動するため、購入前にリンク先で確認してください。

1
総額の最安118,782円Ryzen 5 9600 構成
2
9600 の実売32,002円9600Xより2,878円安い
3
fps単価19.6 fps総額1万円あたり・5構成で最高
4
245Kとのfps差23%2タイトルを除くと13%
目次

価格下位の9600が9600Xより2,878円安くなりました

この価格帯でいちばん先に押さえるべきなのは、Ryzen 5 9600が上位の9600Xより安く、しかもCPUクーラーが付いてくるという点です。2026年9月13日時点の実売最安を並べます。

CPU実売最安付属クーラー9600Xとの差位置づけ
Ryzen 5 7600X
Zen 4・6C / 12T
27,980円なし6,900円 安い前世代の最安AM5
Core Ultra 5 245KF
14C / 14T・内蔵GPUなし
28,060円なし6,820円 安いIntel側の実質的な本命
Ryzen 5 9600
Zen 5・6C / 12T
32,002円Wraith Stealth2,878円 安い総額では最安になる
Ryzen 5 9600X
Zen 5・6C / 12T
34,880円なし基準ゲーム性能の最上位
Core Ultra 5 245K
14C / 14T・内蔵GPUあり
34,980円なし100円 高いマルチ性能の最上位
9600はクーラー代がまるごと浮きます

この5機種のうち、CPUクーラーが箱に入っているのは9600だけです。ほかの4機種は別途5,000円前後の空冷を用意することになるため、9600と9600Xの実質的な差は2,878円ではなく8,068円に開きます。9600はクロックが5.4GHzから5.2GHzへ下がるだけの下位版で、コア数もL3キャッシュも9600Xと同じです。詳細はRyzen 5 9600 レビューにまとめています。

i
Intel側は245Kではなく245KFが実質の本命です

245KFは245Kから内蔵GPUを省いただけの型番で、コア構成もクロックもキャッシュも完全に同じです。それでいて6,920円安い28,060円で買えます。グラフィックボードを載せる前提のゲーミングPCなら内蔵GPUは使わないので、Intelを選ぶなら245KFを基準に考えるほうが現実的です。内蔵GPUに意味があるのは、グラフィックボードが故障したときの切り分けや、映像出力なしで単独起動したい場合に限られます。

スペック6コア+大型L3と、14コア+小型L3の対決です

同じ3万円前後でも、AMDとIntelでは設計の方向がまったく違います。AMDは6コアに32MBのL3キャッシュと高クロックを与え、Intelは24MBのL3のまま14コアを詰め込みました。この差がそのままゲームとマルチスレッドの得意不得意に出ます。

項目Ryzen 5 9600XRyzen 5 9600Core Ultra 5 245KCore Ultra 5 245KF
アーキテクチャZen 5 / 4nmZen 5 / 4nmArrow Lake / 3nmArrow Lake / 3nm
コア / スレッド6C / 12T6C / 12T14C / 14T
6P+8E・HTなし
14C / 14T
6P+8E・HTなし
L3キャッシュ32MB32MB24MB24MB
最大ブースト5.4 GHz5.2 GHz5.2 GHz5.2 GHz
TDP / 最大電力65W / 88W65W / 88W125W / 159W125W / 159W
内蔵GPURadeon 2CURadeon 2CUIntel Graphics 4コアなし
付属クーラーなしWraith Stealthなしなし
ソケットAM5AM5LGA1851LGA1851
実売最安
2026年9月13日
34,880円32,002円34,980円28,060円
L3キャッシュが32MB対24MBで33%違いますゲームエンジンはマップデータやAIの状態を短い周期で読み書きするため、L3に収まりきるかどうかがそのままfpsに出ます。この8MBの差が、あとで見るCS2やFF14での大きな開きを作っています
245Kの14コアは6P+8Eの混成です高性能なPコアが6基、電力効率重視のEコアが8基という構成で、Eコアはゲームのメインスレッドを受け持ちません。コア数は倍以上でもゲームでは6コア相当として働くため、数字ほどの差は出ません
TDPは65Wと125Wで倍近い開きがあります9600X / 9600は付属クーラーや3,000円台の空冷でも運用できる一方、245K / 245KFは5,000円台のサイドフロー型が現実的な下限です。この差がそのまま総額に乗ってきます
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検証環境

マザーボードはASRock B650M Pro RS(AMD)とGIGABYTE B860 DS3H(Intel)、メモリはDDR5-6000 32GB(16GB×2・EXPO / XMP有効)、グラフィックボードはRTX 4090、CPUクーラーはSCYTHE MUGEN6 BLACK EDITION、OSはWindows 11 24H2です。Arrow Lake側は最新のマイクロコードと200S Boostプロファイルを適用済み。ゲームのfpsは1080p・最高設定で60秒以上の安定区間の平均、CinebenchとGeekbenchは30分連続負荷後の安定スコアを採用しています。

ゲーム差は13%にも35%にもなります。遊ぶタイトル次第です

まず6タイトルの平均から見ます。RTX 4090+1080p最高設定という、CPUの差がいちばん大きく出る条件での測定です。

6タイトル平均fps
1080p最高設定・RTX 4090
平均fps
Ryzen 5 9600X
基準
239
Ryzen 5 9600
−2.5%
233
Ryzen 5 7600X
前世代 / −6%
225
Core Ultra 5 245K
245KFも同値・−18%
195
Ryzen 5 勢Core Ultra 5 勢横軸は最大300fps

平均では9600Xが245Kを23%上回ります。ただしこの数字をそのまま受け取ると判断を誤ります。内訳を見ると、差はごく一部のタイトルに集中しているためです。

タイトル別に見ると、差は2本のゲームに偏っています

タイトル9600X245K差が出る理由
FF14 黄金のレガシー
MMO
298 fps220 fps+35%混雑シーンで参照データがL3に収まらなくなる
CS2
競技系FPS
402 fps300 fps+34%高fps帯ではキャッシュ待ちが毎フレーム効く
フォートナイト
FPS
330 fps282 fps+17%240Hz帯では効くが144Hzでは両方が上限
ホグワーツ・レガシー
アクション
115 fps100 fps+15%街中の描画オブジェクトが増える場面で開く
サイバーパンク2077
FPS
195 fps172 fps+13%GPU寄りの負荷配分でCPU差が薄まる
黒神話:悟空
RPG
95 fps97 fps−2%マルチスレッド寄りで245Kがわずかに勝つ
CS2とFF14を外すと、差は13%まで縮みます

平均23%という数字は、CS2(+34%)とFF14(+35%)の2本が押し上げたものです。この2本だけの平均は9600Xが350fps、245Kが260fpsで35%差。残る4タイトルの平均は9600Xが184fps、245Kが163fpsで13%差にとどまります。CS2やFF14を毎日遊ぶならAMDを選ぶ意味は大きく、そうでないなら価格差のほうが効いてきます。判断の分かれ目は「自分がどのゲームに時間を使っているか」です。

解像度を上げると、この差はさらに縮みます。WQHD(1440p)ではグラフィックボード側が先に上限に達するため差はおよそ半分、4Kではほぼ横並びになります。FHDで144Hz以上を狙う人ほどCPU選びが結果に直結し、4Kで60fps前後を目指すなら245KFでも困りません

マルチ245Kの優位は、測るベンチで23%から52%まで振れます

ゲームで負けた245Kも、全コアを使い切る作業では立場が逆転します。ただし「何倍速い」の答えはベンチマークによって大きく変わるため、自分の用途に近いものを見る必要があります。

ベンチマークCore Ultra 5 245KRyzen 5 9600X
Cinebench 2024 Multi
純粋なレンダリング
1,484 pts978 pts245K +52%
Cinebench R23 Multi
旧版レンダリング
25,188 pts17,689 pts245K +42%
Geekbench 6 Multi
混在ワークロード
17,76614,418245K +23%
Cinebench 2024 Single
単コア
134 pts133 ptsほぼ同等
Geekbench 6 Single
単コア
3,0483,2919600X +8%
!
「245Kは1.5倍速い」が当てはまる作業は限られます

52%差が出るのはCinebenchのように全コアを100%使い切り続ける処理です。3DCGのレンダリングや長尺動画の書き出しはこれに当たります。一方、ブラウザ・圧縮・画像処理・ビルドなどが混ざるGeekbench 6では差は23%まで縮みます。単コア性能は9600Xのほうが8%速いため、ふだんの操作感では245Kが速いと感じる場面はほとんどありません。Ryzen 5 9600はCinebench 2024 Multiで955ptsと9600Xの2%落ちにとどまります。

配信については、エンコード方式で結論が変わります。NVENC(グラフィックボード側でのエンコード)ならCPU負荷はほぼ発生しないので9600 / 9600Xで十分です。x264(CPU側でのエンコード)で配信するなら14コアの245K / 245KFが有利になります。判断の目安は「配信中のCPU使用率が常時50%を超えるかどうか」で、超えないなら245Kを選ぶ理由にはなりません。8コアが要るならRyzen 7 9700X 性能レビューも選択肢です。

電力年間の電気代差は453円で、判断材料にはなりません

TDPは125Wと65Wで倍近い開きがありますが、ゲーム中の実消費はカタログ値ほど離れていません。Arrow Lakeは前世代のRaptor Lakeから電力効率を大きく改善しています。

項目Core Ultra 5 245K / 245KFRyzen 5 9600X / 9600
ゲーム中のCPU消費電力約70〜80W約55〜70W
全コア負荷時約150W
159W MTP
約88W
88W PPT
ゲーム中のCPU温度
空冷・室温25℃
約60〜68℃約50〜60℃
現実的なクーラー5,000円台のサイドフロー型付属品または3,000円台
年間の電気代
1日4時間・31円/kWh
3,395円2,942円
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電気代で構成価格の差を埋めるには16年かかります

1日4時間・31円/kWhで計算すると、年間の電気代は245Kが3,395円、9600Xが2,942円で差は453円。5年使っても2,265円です。このあと見るとおり245KF構成は9600X構成より7,400円安いので、電気代の差だけでその初期差額に追いつくには16年かかる計算になります。Intelを避ける理由として電気代を挙げるのは、この世代では成り立ちません。判断材料になるのはクーラー代のほうです。

総額同じ条件で積み上げると、9600構成が最安になります

CPU単体の価格だけでは結論が出ません。マザーボードとCPUクーラーとメモリまで同じ条件で積み上げると、順位が入れ替わります。マザーボードは各プラットフォームの最安クラス、クーラーはSCYTHE MUGEN6 BLACK EDITION、メモリはDDR5-6000の32GB(16GB×2)で全構成そろえました。

構成CPUマザーボードクーラー総額fps単価
Ryzen 5 9600
平均233 fps
32,002円15,980円
B650M
0円
付属
118,782円19.6
Core Ultra 5 245KF
平均195 fps
28,060円15,400円
B860M
5,190円119,450円
+668円
16.3
Ryzen 5 7600X
平均225 fps
27,980円15,980円
B650M
5,190円119,950円
+1,168円
18.8
Core Ultra 5 245K
平均195 fps
34,980円15,400円
B860M
5,190円126,370円
+7,588円
15.4
Ryzen 5 9600X
平均239 fps
34,880円15,980円
B650M
5,190円126,850円
+8,068円
18.8

メモリはDDR5-6000 32GB(16GB×2)70,800円を全構成に共通で加算。fps単価は6タイトル平均fpsを総額1万円で割った値です。

コスパ枠は前世代の7600Xから9600へ移りました

クーラー代が乗らないぶん、9600構成の118,782円が5構成で最安です。前世代の7600X構成より1,168円安く、それでいて平均fpsは233対225で9600のほうが上「安く組むなら前世代のZen 4」という2025年の定石は、この価格帯では成り立たなくなりました。fps単価でも9600の19.6が最高で、9600Xと7600Xの18.8、245KFの16.3、245Kの15.4が続きます。

!
それでも245KFを選ぶ理由は、総額ではなくマルチ性能です

245KF構成は119,450円で9600構成との差はわずか668円ですが、ゲームでは平均195fpsと9600の233fpsに16%届きません。同じ金額でゲーム性能を買うなら9600です。245KFに意味があるのは、Cinebenchで52%の差が出るレンダリングや長尺の動画書き出しを日常的に回す場合に限られます。両方を高い水準で求めるなら、この価格帯ではなく上位のCore Ultra 7 vs Ryzen 7の帯まで上げるのが現実的です。

寿命マザーボードを使い回す前提ならAM5が読みやすい

3〜5年使うつもりなら、同じマザーボードで次のCPUに載せ替えられるかも判断材料になります。ここは現時点で公表されている情報の量に差があります。

項目AM5(AMD)LGA1851(Intel)
登場2022年・Zen 4世代2024年・Arrow Lake世代
対応世代Zen 4・Zen 5・Zen 6Arrow Lake・Arrow Lake Refresh
公表済みのサポート2027年以降まで継続
AMDが表明済み
後継の公表なし
Refreshが最後の対応世代
載せ替えの現実性BIOS更新でZen 6へ同世代内での上位移行のみ
いま載せ替えるなら9700X・9800X3Dへ換装可265K・270K Plusへ換装可

AMDはAM5について2027年以降までの継続サポートを表明しています。LGA1851は2024年のArrow Lakeで登場し、2026年3月のArrow Lake Refresh(250K Plusなど)が現時点で最後の対応世代です。後継ソケットについてインテルは正式なロードマップを出していないため、「マザーボードを残してCPUだけ替える」計画を立てるなら、いま確定している情報が多いのはAM5のほうになります。両ソケットの互換性はLGA1851とAM5、どっちが正解?で詳しく比べています。

結論遊ぶタイトルと、レンダリングをするかで決まります

2026年9月13日時点の価格関係をふまえた判断基準です。

Ryzen 5 9600 が正解の人
  • とにかく総額を抑えたい(118,782円で5構成中の最安)
  • CS2・FF14・フォートナイトを遊ぶ(245Kに17〜35%差をつける)
  • クーラー選びで悩みたくない(Wraith Stealthが付属する)
  • 初めて自作する(箱を開けてすぐ組める)
  • 3〜5年後にCPUだけ載せ替えたい(AM5で9800X3Dまで届く)
!
別のCPUを選ぶべき人
  • レンダリングや長尺の動画書き出しが日課なら245KF(Cinebenchで52%差)
  • 240Hzで最後の数fpsまで詰めたいなら9600X(平均で2.5%上)
  • x264で配信する(14コアの245K / 245KFが有利)
  • すでにLGA1851のマザーボードを持っている(245KFで据え置き)
  • ゲームで上をねらうなら9800X3D(この帯を超える投資になる)

「Intelか AMDか」ではなく、「CS2やFF14に時間を使うか」「全コアを使い切る作業を日常的に回すか」の2問で決まります。どちらもノーなら、差は13%まで縮むので総額の安い構成を選ぶのが合理的です。9600Xの詳細はRyzen 5 9600X 徹底解説、上の価格帯はゲーミングCPU おすすめランキングで俯瞰できます。

製品4機種と、組み合わせるパーツ

CPUの4択と、AM5で組む場合に必要なパーツを分けて挙げます。

CPUを決める|総額とマルチ性能で割れる4択

AMD Ryzen 5 9600X(クーラー別売)
ゲーム性能の最上位|240Hz狙いAMD Ryzen 5 9600X(クーラー別売)5.4GHzまで回る上位版で、6タイトル平均239fpsは今回の最高値です。9600との差は2.5%なので、240Hzのモニターで最後の数fpsまで詰めたい場合に意味が出ます。L3キャッシュ32MBが効くCS2では402fps、FF14では298fpsと、245Kに34〜35%の差をつけますAmazonで価格を見る
Intel Core Ultra 5 245KF BOX(内蔵GPUなし)
Intel側の本命|マルチ重視ならこちらIntel Core Ultra 5 245KF BOX(内蔵GPUなし)245Kから内蔵GPUだけを省いた型番で、性能は完全に同一です。グラフィックボードを載せる前提なら内蔵GPUは使わないので、6,920円安いこちらが合理的。Cinebench 2024 Multiで9600Xに52%差をつける14コアが、レンダリングや動画書き出しで効きますAmazonで価格を見る
Intel Core Ultra 5 245K BOX
内蔵GPUが要るなら|単独起動できるIntel Core Ultra 5 245K BOX245KFに内蔵GPUを足した構成で、コアもクロックもキャッシュも同じです。差額の6,920円で買えるのはグラフィックボードなしでも映像を出せること。故障時の切り分けや、あとからグラフィックボードを買い足す前提で先にCPUとマザーだけ組む場合には意味がありますAmazonで価格を見る

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もう1つの選択肢と、AM5で組む周辺パーツ

AMD Ryzen 5 7600X(クーラー別売)
前世代の最安|CPU単体では最も安いAMD Ryzen 5 7600X(クーラー別売)Zen 4世代の6コアで、実売27,980円は今回の5機種で最安です。6タイトル平均225fpsは9600Xの94%を維持します。ただしクーラーが付かないため総額では119,950円となり、9600構成に1,168円及びません。すでにAM5のクーラーを持っている場合に効いてくる選択肢ですAmazonで価格を見る
ASRock B650M Pro RS(Micro-ATX・AM5・DDR5 EXPO対応)
マザーボード|9600・9600X・7600X共通ASRock B650M Pro RS(Micro-ATX・AM5・DDR5 EXPO対応)Micro-ATXサイズのAM5マザーボードで、小型ケースにも収まります。PCIe 4.0・M.2 Gen4×2に対応し、VRMはヒートシンク付き。EXPOでDDR5-6000をそのまま通せます。将来9700Xや9800X3Dへ載せ替えるときも、このまま使い回せるのが利点ですAmazonで価格を見る
CORSAIR VENGEANCE DDR5-6000 32GB
メモリ|EXPOで2〜4%伸びるCORSAIR VENGEANCE DDR5-6000MHz 32GB(16GB×2)EXPO/XMP対応DDR5-6000の32GB(16GB×2)キットで、EXPOとXMPの両方に対応します。EXPOを有効にするとレイテンシが詰まり、ゲームのfpsが2〜4%上振れします。32GBあれば配信や動画編集を兼ねても足ります。DDR5は高騰が続いているので、必要なタイミングで早めに押さえるほうが安全ですAmazonで価格を見る
Scythe MUGEN6 BLACK EDITION
CPUクーラー|AM5とLGA1851の両対応Scythe MUGEN6 BLACK EDITION(サイドフロー空冷・デュアルファン)サイドフロー型のデュアルファン空冷で、9600Xの65Wにも245Kの125Wにも対応します。実測ではCinebench R23の30分連続負荷でも80℃前後を維持しました。AM5とLGA1851の両方のブラケットが入っているので、どちらを選んでも使い回せますAmazonで価格を見る

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本文の価格と、カードのリンク先の価格は一致しないことがあります

本文で使っている価格は価格.comで2026年9月13日に確認した全店舗の最安値です。上のカードはAmazonの商品ページへリンクしているため、販売元によっては本文の金額より高いことがあります。とくに正規代理店保証付きの取り扱いは割高になりやすいので、購入前にリンク先で実際の販売価格を確認してください。

FAQよくある質問

9600と9600X、どちらを買うべきですか
ほとんどの人は9600で足ります。2026年9月13日時点で9600が32,002円、9600Xが34,880円で9600のほうが2,878円安く、さらにWraith Stealthクーラーが付属します。クーラー代5,190円を足すと実質8,068円の差です。性能差は6タイトル平均で2.5%、Cinebench 2024 Multiで2%しかありません。240Hzのモニターで最後の数fpsまで詰めたい場合だけ9600Xを選ぶ価値があります
245Kと245KF、どちらを買うべきですか
グラフィックボードを載せるなら245KFです。2機種の違いは内蔵GPUの有無だけで、コア構成・クロック・キャッシュ・TDPはすべて同一です。それでいて245KFは28,060円、245Kは34,980円と6,920円の差があります。ゲーミングPCでは内蔵GPUを使わないので、245Kを選ぶ意味は「グラフィックボードが故障したときに映像を出せる」「あとからグラフィックボードを買い足す」といった場面に限られます。
245Kと9600X、ゲーム目的ならどちらですか
遊ぶタイトルで変わります。6タイトル平均では9600Xが23%上ですが、その差はCS2(+34%)とFF14(+35%)の2本が作っています。この2本を除いた4タイトルでは13%差まで縮みます。CS2やFF14に時間を使うなら9600X、それ以外が中心なら総額で6,920円安い245KFを選んでも後悔は小さいでしょう。WQHD以上ではさらに差が縮み、4Kではほぼ横並びになります。
なぜCS2やFF14でこれほど差がつくのですか
L3キャッシュの容量差が直接効くためです。9600X / 9600の32MBに対し、245K / 245KFは24MBで33%少ない構成です。CS2のように高いfpsが出るタイトルでは1フレームあたりの時間が短く、キャッシュに載りきらなかったデータをメインメモリから読み直す待ち時間が毎フレーム積み上がります。FF14の混雑シーンも参照するデータ量が増えるため同じ理由で開きます。逆にGPU側の負荷が重いタイトルでは、この待ち時間が全体に埋もれて差が出にくくなります。
前世代のRyzen 5 7600Xはまだ買いですか
すでにAM5のクーラーを持っている場合に限られます。CPU単体では27,980円と最安で、6タイトル平均225fpsは9600Xの94%を維持します。ただしクーラーが付属しないため、総額では119,950円となり9600構成の118,782円を1,168円上回ります。平均fpsも233対225で9600のほうが上です。新規に一式そろえるなら、いまは9600のほうが安くて速いという関係になっています。
電気代の差は気にしなくていいですか
判断材料にはなりません。1日4時間・31円/kWhで計算すると、年間の電気代は245Kが3,395円、9600Xが2,942円で差は453円です。5年使っても2,265円にしかなりません。245KF構成は9600X構成より7,400円安いので、電気代の差で追いつくには16年かかる計算です。この世代で効いてくるのは電気代ではなく、125Wと65Wの差から生まれるCPUクーラーの必要グレードのほうです。
Arrow LakeのBIOS問題は解決しましたか
解決済みです。Arrow Lakeは発売直後にWindowsの電力管理まわりの不備でゲーム性能が10〜15%低下する問題がありましたが、2025年初頭のマイクロコード更新と、メモリ・ファブリックを最適化する200S Boostプロファイルで改善されました。ここで挙げた数値はいずれも適用後のものです。245K / 245KFを買ったらBIOSを最新版に更新してください。それでもゲームでは9600Xに届きませんが、発売直後の評価をそのまま当てはめるのは正確ではありません。
マザーボードはB650とB860のどちらが安いですか
ほぼ同額で、差は判断材料になりません。2026年9月13日時点の最安はAM5のMicro-ATXが15,980円、LGA1851のMicro-ATXが15,400円で差は580円です。Ultra 7クラスではZ890マザーや簡易水冷が必要になりIntel側の負担が増えますが、Ultra 5クラスはB860+空冷で足りるためプラットフォームの差がほぼ消えます。総額の差を作っているのはマザーボードではなく、CPU本体の価格と付属クーラーの有無です。
まとめ

Ryzen 5 9600の実売最安が32,002円まで下がり、上位の9600Xより2,878円安くなりました。Wraith Stealthクーラーが付属するため、CPU+マザーボード+クーラー+メモリを同じ条件で積み上げた総額は118,782円で今回の5構成のうち最安です。コスパ枠とされてきた前世代の7600X構成を1,168円下回り、しかも6タイトル平均fpsは233対225で上回ります。

Core Ultra 5 245Kとのゲーム性能差は6タイトル平均で23%ですが、その差はCS2とFF14の2本が作っており、残り4タイトルでは13%まで縮みます。逆にマルチスレッドでは245Kが優位で、こちらも測るベンチによってGeekbench 6の23%からCinebench 2024の52%まで振れます。どちらの数字を見るかで結論が変わる価格帯なので、平均値だけで決めないでください

判断は2問で足ります。CS2やFF14に時間を使うか。全コアを使い切る作業を日常的に回すか。前者がイエスなら9600、後者がイエスなら245KF、どちらもノーなら総額のいちばん安い9600です。年間453円の電気代差やマザーボードの580円差は、この判断に影響しません。ほかの価格帯はゲーミングCPU おすすめランキング、上位帯の同じ構図はCore Ultra 7 vs Ryzen 7で比べています。

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ゲーミングスタイル管理人

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ゲーミングPC歴は15年以上。毎年パーツを更新しながら最新トレンドを追いかけています。初心者にもわかりやすく、上級者も満足できる情報発信を心がけています。