Warhammer 40,000: Space Marine 2 GPU別ベンチマーク【2026年版】|大群シーンでGPUが無力になる理由・フレーム生成の実効果・4Kテクスチャパックの実態まで解説

Warhammer 40,000: Space Marine 2 GPU別ベンチマーク【2026年版】|大群シーンでGPUが無力になる理由・フレーム生成の実効果・4Kテクスチャパックの実態まで解説

本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場等)のリンクが含まれています。

GPU Benchmark 2026 — Warhammer 40,000: Space Marine 2
Space Marine 2
GPU別ベンチマーク——大群シーンで起きること
GPUを強化しても大群シーンのfpsは改善しません。Swarm Engineは数百体の敵を同時シミュレートするためにCPUを酷使します。一方でパッチ5.0追加のフレーム生成(DLSS 3 / FSR 3)はこのCPUボトルネックを回避する唯一の手段です。4Kネイティブ性能はAMDが一時逆転します。
Steam 圧倒的に好評 97%Patch 5+ 対応1080p / 1440p / 4KDLSS 3 FG 対応(Patch 5.0)FSR 3 FG 対応(Patch 5.0)

Space Marine 2のGPUベンチマークには独特の落とし穴があります。1080p Ultraでは上位GPU(RTX 4080以上・RX 7900 XTX)がほぼ同じfpsに収束します。CPUがボトルネックになっているためです。同様に、大群シーン(数百体のTyranidが押し寄せるシーン)では、どれだけGPUを高性能にしても一定以上にはfpsが上がりません。

ただしこのCPUボトルネックには救済手段があります。パッチ5.0(2024年12月)で追加されたDLSS 3 Frame GenerationとFSR 3 Frame Generationです。これらはGPU側で補完フレームを生成するためCPU負荷を増やさず、大群シーンでも体感fpsを大幅に改善します。フレーム生成がこのゲームに特に有効な理由と、4Kテクスチャパック(85GB)の実態まで解説します。設定の詳細は設定ガイドを参照してください。

テスト環境と計測条件
テスト対象Warhammer 40,000: Space Marine 2 PC版(Patch 5.0以降適用済み)
グラフィック設定Ultraプリセット(標準テクスチャパック。4Kテクスチャパックは別項で記載)
アップスケーリングオフ(ネイティブレンダリング)※フレーム生成比較は別項で記載
APIDirectX 12
テスト解像度1920×1080 / 2560×1440 / 3840×2160
CPURyzen 7 7800X3D(1080pは特にCPUボトルネックが顕著)
メモリDDR5-6000 32GB(デュアルチャネル)
計測シーン通常戦闘シーン(標準)と大群シーン(Carnifex多数出現ウェーブ)の2種
注記*印は複数の海外ベンチマーク媒体を基にした参考値。シーン・ドライバー・パッチにより前後します

1080pはCPUボトルネックに注意:RTX 4080以上・RX 7900 XTX以上のGPUは1080p Ultraで実質CPUが制限要因となり、fps差がほとんど出ません。GPUの実力差が現れるのは1440p以上です。またHTTやSMTを無効化するとスタッターが悪化します。

GPU別ベンチマーク(Ultra・ネイティブ)

1440pを基準に上から並べています。1080pでは多くのGPUがCPU上限に収束するため参考程度に、1440p以上が実質的な指標です。

GPU1080p(参考)1440p(基準)4K
RTX 5090
112 *CPU限界
118 *CPU限界
115 *
RTX 5080
110 *CPU限界
112 *
92 *
RTX 4090
110 *CPU限界
108 *
80 *
RX 7900 XTXAMD
108 *CPU限界
107 *
78 *
RTX 4080 Super
110 *CPU限界
110 *
73 *
RTX 4080
108 *CPU限界
106 *
68 *
RTX 5070 Ti
108 *CPU限界
108 *
78 *
RTX 4070 Ti
106 *CPU限界
104 *
60 *
RX 9070 XTAMD
102 *CPU限界
105 *
72 *
RTX 5070
102 *
98 *
65 *
RTX 4070 Super
100 *
100 *
58 *
RX 9070AMD
96 *
95 *
60 *
RX 7800 XTAMD
100 *
88 *
52 *
RTX 4070
90 *
88 *
48 *
1440p Ultra 60fps ライン(ネイティブ)
RTX 5060 Ti(16GB)
92 *
85 *
42 *
Arc B580
100 *
86 *
47 *
RTX 4060 Ti(16GB)
88 *
73 *
36 *
RX 7700 XTAMD
88 *
75 *
38 *
RTX 4060(8GB)
65 *VRAM注意
62 *VRAM注意
VRAM不足
RX 7600AMD
62 *VRAM注意
62 *VRAM注意
VRAM不足

*印は複数の海外ベンチマーク媒体を基にした参考値。通常戦闘シーンでの計測を基準。大群シーン(Carnifex多数出現ウェーブ等)では同一GPUでさらに20〜40fps低下します。Ryzen 7 7800X3D使用。

大群シーンで何が起きるか

このゲームの核心であり、他のベンチマーク記事が語りきれていない部分です。Swarm Engineは数百体の敵が同時に動き回る光景を実現するため、AIの経路探索・衝突判定・物理演算を毎フレームCPUが計算します

GPU通常シーン(1440p Ultra)大群シーン(1440p Ultra)fps低下
RTX 4090108 fps *約 65〜80 fps *約 −26〜40%
RTX 4070 Ti104 fps *約 62〜75 fps *約 −28〜40%
RTX 407088 fps *約 52〜65 fps *約 −26〜41%
RX 7900 XTX107 fps *約 62〜78 fps *約 −27〜42%
RX 7800 XT88 fps *約 50〜62 fps *約 −30〜43%

大群シーンの数値は複数の報告を基にした参考値。出現する敵の数・イベントの規模・CPUにより変動幅が大きくなります。

1440pで88fpsが出るRTX 4070でも、Carnifex複数体が出現する大群シーンでは52〜65fps台まで落ちることがあります。ここがGPUを上位に変えても解決しない部分です。大群シーンでのCPUボトルネックはGPU換装では改善できません。ただしフレーム生成(後述)はこの問題を回避できる唯一の手段です。

6コア未満のCPUは大群シーンで顕著に不利:Swarm Engineのスレッド処理はHTT(HyperThreading)やSMT(AMD側)が有効なマルチスレッド環境を前提としています。Core i5-12世代以下やRyzen 5 3600等の6コアCPUは大群シーンで特にfps低下が顕著になります。このゲームでの「体感快適さ」はGPUよりCPU世代の影響が大きいタイトルです。

NVIDIA vs AMD——ネイティブ4Kで起きる逆転

本作ではほとんどの解像度でNVIDIAとAMDが拮抗しますが、4Kネイティブでは珍しくAMDが有利な場面があります

比較1440p Ultra fps4K Ultra fps
RTX 4090 vs RX 7900 XTX108 vs 107 fps(ほぼ同等)80 vs 78 fps(ほぼ同等)
RTX 4080 vs RX 7900 XT106 vs 〜95 fps(NVIDIA+11%)68 vs 68 fps(同等)
RTX 4070 Ti vs RX 9070 XT104 vs 105 fps(ほぼ同等)60 vs 72 fps(AMD+20%)
RTX 4070 vs RX 7800 XT88 vs 88 fps(同等)48 vs 52 fps(AMD+8%)

特にRTX 4070 TiとRX 9070 XTの対比が顕著で、1440pではほぼ同等なのに4KではAMDが約20%上回ります。これはAMD GCNアーキテクチャが持つ帯域幅の広さが4K解像度で活きてくるためです。ただしDLSS / FSR のフレーム生成を使うとNVIDIA側が逆転します(後述)。

フレーム生成(Patch 5.0)——大群シーンへの救済策

パッチ5.0(2024年12月)でDLSS 3 Frame GenerationとFSR 3 Frame Generationが追加されました。このゲームでフレーム生成が特に有効な理由があります。

なぜフレーム生成が大群シーンに効くのか:通常のフレーム生成は「既に描画されたフレームから補完フレームをGPUが生成する」技術です。CPU処理(AI・物理演算)には追加の負荷がかからないため、CPUがボトルネックになっている大群シーンでも有効に機能します。通常のGPU強化(ネイティブfps向上)がCPU側の処理速度に依存するのと対照的です。ただしマウス操作への遅延(入力遅延)が生じるため、パリィの精度が求められる戦闘では設定の調整が必要な場合があります。

DLSS 3 FG / FSR 3 FG 使用時のfps向上効果(参考値)
GPU / 設定ネイティブ fpsFG 有効時 fps向上率
RTX 4090 / 4K / DLAA + DLSS FG80 fps約 125〜135 fps *約 +56〜69%
RTX 4080 / 4K / DLSS Q + FG68 fps約 105〜115 fps *約 +54〜69%
RTX 4070 Ti / 1440p / DLSS Q + FG104 fps約 155〜170 fps *約 +49〜63%
RTX 4070 / 1440p / DLSS Q + FG88 fps約 130〜145 fps *約 +48〜65%
RX 7900 XTX / 1440p / FSR Q + FG107 fps約 155〜165 fps *約 +45〜54%
RX 7800 XT / 1440p / FSR Q + FG88 fps約 125〜140 fps *約 +42〜59%

フレーム生成の倍率は基準fpsとシーンによって変動します。参考値。大群シーンでの効果は通常シーンより小さくなる場合があります。

特にRTX 4090での4K/DLAA + FG組み合わせは、ネイティブ80fpsから130fps超えが期待できます。大群シーンでネイティブが65fps台まで落ちていても、FG後は100fps前後の体感になるケースが多く、このゲームでフレーム生成は最も効果的な設定の一つです

アップスケーリング対応状況(Patch 5.0時点)
技術追加バージョン超解像(SR)フレーム生成(FG)備考
DLSS 4.5発売時(DLSS 2)→Patch 5.0でDLSS 3 FG追加→現在DLSS 4.5DLAA / Quality / Balanced / Performance対応(RTX 40/50系)画質評価は「superbly working」。DLAA使用でネイティブ以上の仕上がり。Transformer対応で更に向上
FSR 3発売時(FSR 2)→Patch 5.0でFSR 3 FG追加Quality / Balanced / Performance対応(AMD / NVIDIA両対応)品質面ではDLSSに劣る(Qualityモードでもぼやけが目立つとの評価あり)。ただしFGはNVIDIAでも使用可
XeSS非対応Arc B580ではFSRを使用することになる。FSR QualityでもArc専用XeSS dpよりやや画質が下がる傾向

DLSS Qualityの画質はこのゲームでは優秀な評価を受けており、DLAAと組み合わせればネイティブを超える鮮明さになるケースもあります。一方でFSRはQualityモードでも輪郭がぼやける傾向が複数のレビューで指摘されています。AMD GPUユーザーはFSR Qualityを使用することになりますが、FG機能はしっかり使えます

VRAMの壁と4Kテクスチャパックの実態

Space Marine 2は標準設定でもVRAMをかなり消費する部類のゲームです。さらに公式が無料提供する4Kテクスチャパックを導入すると要求VRAM量が跳ね上がります。

標準テクスチャ時のVRAM消費
解像度 / 設定VRAM消費8GB GPU12GB GPU16GB GPU
1080p Ultra約 8〜10 GB不足警告が出る場合ありギリギリ十分
1440p Ultra(ネイティブ)約 8〜10 GB不足(性能低下)ギリギリ十分
1440p Ultra + DLSS Quality約 8〜10 GB不足(性能低下)ギリギリ十分
4K Ultra(ネイティブ)約 10 GB非推奨ギリギリ十分
4K Ultra + DLSS Quality約 11〜12 GB非推奨不足リスク十分
4Kテクスチャパック(別途ダウンロード)の要件

4Kテクスチャパックは「入れれば良くなる」ではありません:ファイルサイズは約85GBで、ゲーム本体(75GB)より大きいです。公式が示す推奨VRAM最低16GBは本気の要件で、12GBのGPUでは頻繁なスタッターが報告されています。またCPU要件も本体より高く、Ryzen 9 7900X3D / Core i9-14900K以上が推奨されています。「どうせ無料だから入れておこう」という感覚で導入すると、快適なプレイが一転して重くなる可能性があります。

4Kテクスチャパック時VRAM消費推奨GPU
4K Ultra約 16〜21 GBRTX 4090 / RX 7900 XTX以上(24GB推奨)
1440p Ultra約 12〜14 GBRTX 4080 / RX 7900 XT以上(16GB推奨)
1080p Ultra約 10〜12 GBRTX 4070 Ti / RX 7900 XTX以上(12GB必須)

4Kテクスチャパックで遊べるのは実質24GBのRTX 4090またはRX 7900 XTX(24GB)のみです。16GBのRTX 4080でも4K+4Kテクスチャは綱渡りになります。16GB以下のGPUで4Kテクスチャパックを使う場合は解像度を1440pまで下げるのが現実的です。

解像度別・おすすめGPU
1080p / 快適プレイ
RTX 4060 Ti / RX 7700 XT

1080p Ultraでは多くのGPUがCPU上限(108fps前後)に収束します。RTX 4060 Ti(88fps)・RX 7700 XT(88fps)は1080p Ultraで安定60fps以上を確保できます。RTX 4060(8GB)は1080p UltraでVRAM警告が出る場合があり、Highプリセットかつテクスチャ設定を下げた運用を推奨します。Arc B580(12GB)は1080pでRTX 4060 Tiを上回る性能を発揮し、このゲームでは穴場選択肢です。

1440p / ネイティブ快適
RTX 4070 / RX 9070 XT

1440p UltraネイティブでRTX 4070(88fps)・RX 9070 XT(105fps)が安定ライン。通常シーンは快適ですが、大群シーンでは50〜65fps台まで落ちる場面があります。RX 9070 XTは価格帯でRTX 4070 Tiと拮抗しつつ1440p帯で優位で、このゲームではコスパが優れます。RTX 4070はDLSS Quality + FGで体感fps150fps超えが期待でき、大群シーンの問題も緩和できます。

1440p / FG込み安定
RTX 4070 + DLSS 3 FG

DLSS Quality + Frame Generationの組み合わせで、RTX 4070は1440pで130〜145fps前後が期待できます。大群シーンで基準fpsが65fps台まで落ちても、FG後は100fps前後の体感になります。DLSS 4.5のTransformerモデルによる画質はネイティブと区別しにくいレベルです。大群シーンでのカクつきを抑えたい場合、GPU換装よりもDLSS FGの活用が最も費用対効果の高い手段です。

4K / ネイティブ快適
RTX 4080 / RX 7900 XTX

4K UltraネイティブはRTX 4080(68fps)・RX 7900 XTX(78fps)が安定ライン。このゲームでは珍しく4Kネイティブ性能がAMD有利な場面があり、RX 7900 XTXはRTX 4080より約15%高い4K fps を発揮します。DLSS Quality + FGを使えばRTX 4080でも4K 100fps超えが狙えます。4Kテクスチャパックも使いたい場合は24GB VRAMが必要で、事実上RTX 4090 / RX 7900 XTX専用になります。

まとめ
Warhammer 40,000: Space Marine 2 GPU性能まとめ(2026年4月)
  • 1080pは多くのGPUがCPU上限に収束する:RTX 4080以上・RX 7900 XTX以上は1080p Ultraでほぼ同じfpsになります。GPU性能の差が出るのは1440p以上です
  • 大群シーンではGPUを換装しても改善しない:Swarm Engineが数百体の敵を同時シミュレートするCPU負荷が原因です。通常シーンより20〜40%のfps低下が発生します
  • フレーム生成(DLSS 3 / FSR 3)が最も有効な対策:CPUに追加負荷をかけずにfpsを補完するため、CPUボトルネックが原因の大群シーンでも効果を発揮します。Patch 5.0で追加済みで、現在は標準機能として使えます
  • 4KネイティブではAMDが有利な珍しいタイトル:RX 9070 XTがRTX 4070 Tiを4Kで約20%上回るなど、AMD GPUが相対的に有利な場面があります。ただしDLSS FGを使うとNVIDIAが逆転します
  • VRAM 8GBは1080p Ultraでも警告が出る:標準テクスチャでも8〜10GB消費するため、RTX 4060(8GB)は1080p Ultraで不安定になる場合があります
  • 4Kテクスチャパックは事実上24GB専用:85GBのダウンロードが必要で、推奨VRAMは16GBですが実際は16GBでもスタッターが報告されています。24GB(RTX 4090 / RX 7900 XTX)以外では解像度を1440pまで下げて使うのが現実的です
  • Arc B580はこのゲームでの穴場:12GB VRAMの恩恵と相性の良さで、1080p〜1440pでRTX 4060 Tiに近い性能を発揮します
2026 BEST BUY — GPU 部門
MSI GeForce RTX 5060 Ti GAMING OC 16G
フルHD定番

RTX 5060 Ti 16GB

¥98,000前後

Amazon
SAPPHIRE PULSE Radeon RX 9070 XT 16GB
コスパ最強

RX 9070 XT 16GB

¥110,000前後

Amazon
MSI GeForce RTX 5070 Ti 16G VENTUS 3X OC
ミドルハイ

RTX 5070 Ti 16GB

¥169,980前後

Amazon
Writer
管理人アバター

ゲーミングスタイル管理人

自作PC愛好家・ゲーム歴15年超

ゲーミングPC歴は15年以上。毎年パーツを更新しながら最新トレンドを追いかけています。初心者にもわかりやすく、上級者も満足できる情報発信を心がけています。