【超簡単】ゲーミングPCの冷却対策まとめ|熱暴走を防ぐには?

【超簡単】ゲーミングPCの冷却対策まとめ|熱暴走を防ぐには? ゲーミングPC

ゲーミングPCは高性能なぶん、発熱量も大きく、冷却対策が重要です。
冷却が不十分だと「カクつき」「フリーズ」「パーツの寿命低下」など、さまざまなトラブルの原因に…。

この記事では、初心者でもできる超簡単な冷却対策を中心に、ゲーミングPCを快適に保つための方法をまとめて紹介します。

なぜ冷却対策が必要なの?

ゲーミングPCは、ゲーム中にGPU・CPUに大きな負荷がかかり、内部温度が80~90℃以上になることもあります。

放っておくと起こるトラブル

  • ゲーム中に突然落ちる(強制シャットダウン)
  • フレームレートが急低下する
  • ファンが異常にうるさくなる
  • パーツの寿命が短くなる

冷却はパフォーマンス維持とPCの長寿命化のために不可欠です。

冷却対策① 設置場所を見直す(まずやるべき)

一番簡単で効果的なのが、PCの置き場所改善です。

✅ 対策ポイント

  • 壁にピッタリくっつけない(最低5〜10cmは空ける)
  • 通気性の良い場所に置く(机の下や狭いラックはNG)
  • 直射日光を避ける
  • ほこりをこまめに掃除

→ エアフロー(空気の流れ)を妨げないことで、自然と温度が下がります。

冷却対策② ファンの追加・交換

ケース内に取り付けるケースファンは、冷却性能に直結します。

✅ ポイント

  • 吸気用(フロント)+排気用(リア)でバランス良く配置
  • 静音性の高いファンを選べば音も気にならない
  • ファンの向き(風向き)に注意

→ ファンを増やすだけでも5~10℃ほど温度が下がることがあります。

冷却対策③ CPUクーラーの強化(空冷 or 水冷)

CPUの冷却は、ゲームプレイや配信時にとても重要です。

種類 特徴
空冷クーラー 安価・取り付けが簡単・メンテも楽
水冷クーラー 静かで冷却力が高い・見た目も◎(ただしやや高価)

→ 初心者は空冷で十分ですが、Core i7やRyzen 7以上の高発熱CPUには水冷が効果的です。

冷却対策④ GPU温度にも注意

GPU(グラフィックボード)も高温になりやすいです。
RTX 4070以上のモデルでは100W以上の電力を消費=熱も大きい。

✅ 対策法

  • ケース内の排気を強化
  • GPUを縦置きにする(VGAブラケット使用)とエアフロー改善
  • GPUファンの回転数を調整(Afterburnerなどのツール)

冷却対策⑤ ノートPCは冷却台を使おう

ノート型ゲーミングPCは、本体内部のエアフローが弱いため熱がこもりがちです。

✅ 冷却台(クーラー)を使うメリット

  • 底面にファンをあてて強制的に冷却
  • 角度がついてタイピングもしやすくなる
  • 数千円程度で導入可能

冷却対策⑥ 温度モニタリングを習慣にしよう

「熱くなっているかどうか」を目視できるようにするのも重要です。

✅ 無料で使える温度確認ツール

  • HWMonitor
  • Core Temp
  • MSI Afterburner(GPU温度も見れる)

CPU温度が85℃以上、GPUが80℃以上になると黄色信号。設定や環境を見直しましょう。

まとめ|初心者でもできる冷却対策一覧

対策 難易度 効果
設置場所の見直し ★☆☆ △(5℃前後)
ケースファンの追加 ★★☆ ○(5~10℃)
CPUクーラーの交換 ★★☆~★★★ ◎(10℃以上)
GPU冷却改善 ★★☆
ノートPC用冷却台 ★☆☆
温度の常時モニタリング ★☆☆ 間接的に効果あり

おわりに

ゲーミングPCの冷却対策は、やればやるほど効果が出るコスパの良い改善策です。
まずはできるところから取り入れて、安定したゲーム環境とPCの寿命を守りましょう!